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畑周辺の春の野草 ナズナ

 ナズナは、アブラナ科ナズナ属の越年草で、別名はペンペングサ(ぺんぺん草)またはシャミセングサ(三味線草)と呼ばれています。
 田畑や荒れ地、道端などの至るところに生え、春から夏にかけて白い花とハート形の種子をつけます。「あの人が通った後はぺんぺん草も生えない」などと言われますが、逆説的に考えると、それほどこの植物はどこにでも生えるってことです。^^;

白い花はすごく小さくて目立ちませんので見過ごされがち。

 私も子どもの頃にはハート形の種子の柄を下へ引っ張って垂らし、茎を回して「でんでん太鼓」のようにして遊んだものです。
 だから、つまんで回すとペンペンと音がするからペンペン草だと思っていましたが、ハート型の種子の形が三味線のバチに似ていることから、ペンペン草とかシャミセングサ(三味線草)と呼ばれるようになったというのがホントのところらしいです。(^^)

私にとってはペンペン草が一番馴染み深い名前ですね。(^^)

 また、ナズナは言わずと知れた春の七草の一つで、若苗や若葉は食用にもなるのですが、どうやら民間療法では水で洗って日干ししたものを生薬として使うらしい。これをセイサイ(薺菜)またはセイ(薺)といって、主に煎じ薬として高血圧・解熱・便 秘・利尿・解熱・止血などの際に使用されているそうです。

 効くんでしょうかね?(^^)


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