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梔子の花

 畑の片隅にある梔子(クチナシ)の大株が、今年も花を付けだしました。
 この花は鑑賞期間がものすごく短くて、あっという間に見るに堪えなくなりますので、きれいなうちに撮って急いでUPします。

 渡哲也さんの歌う『クチナシの花』の歌詞に
   今では指輪も まわるほど
   やせてやつれた おまえのうわさ
とありますが、クチナシの花はそれを地で行っちゃうほどやつれるんです。
 そうかー。なるほどねえ。だからこの歌詞なんだ。それは違うだろって?あはは、失礼しました。(^^;)

夜に強まると言われるクチナシの香。沈丁花、クチナシ、金木犀が三大香木と呼ばれます。
まだまだたくさん蕾がついてます。

 クチナシは梅雨どきに大型で純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。
 この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子(さんしし)として用いられていますが、熟しても裂開しません。つまり口が開かないことから「クチナシ」の和名がつけられたとされています。
 ただし、庭木としてよく栽培されているクチナシは、大型の花で八重咲きのオオヤエクチナシ(別名ヤエクチナシ、英名ガーデニア)が多く、こちらは花は豪華ですが実はつけません。
 近縁種に樹高30~40cmの低木で地表を這うように枝が横に広がるコクチナシや葉が丸いマルバクチナシなどがあります。

みんなの趣味の園芸より

クチナシの基本情報
学名:Gardenia jasminoides
和名:クチナシ(梔子)
科名 / 属名:アカネ科 / クチナシ属

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