幼少期のそれ

あなたは 子供の時 お手伝いをしていましたか?
子供を持つ今 お手伝いはさせていますか?

育てる事に正解は無いし、人それぞれの価値観もある。
ただここでは 私の話

幼少期、低学年の時から家の手伝いをしていた。
していたというよりは させられていた。という方がしっくりくる。
両親は共働きで 忙しく 2個上の兄と一緒にいることの方が多かった。 父は厳格寡黙潔癖症、 家族全員が常に彼のご機嫌を気にしていた。

手伝いが嫌で嫌で 他の家の子はやってない!って怒っても 他は他。 それなら他の家に行け と言われていた。
絶対当番は 毎日のお風呂掃除。 やらないと怒られるし、綺麗に洗えてなくても怒られる。
父は潔癖症の為 何かが少しでも浮かんでいると文句言われ、たまにの失敗で栓をし忘れて お湯がもったいないと激怒。 家の中が整理整頓されていない、汚れがあるとブチギレられる。 そんなに不満なら自分でやれよ!って何度も思った。

時が経ち、 私は家出をし 彼氏の家や友達の家に転がり込む事が増えて その時に 家を掃除する事に長けていると気がついた。 掃除する事は苦では無いし、むしろ快感であり、満足感がある。そして喜んでもらえる。 という脳がそう思いたいのか、そう思わせたいのか。

それからは そうやって育ててくれた母に感謝した。
口に出す(文字に出す にはまだ消化できていないので 綺麗に言うと、母は一生懸命だった。 子供の手伝いが必要だったのも理解できたし、もっと手伝ってあげれば良かったと思う時もある。

でも最近 違う考えが浮上している。
ある本を読んでいて “ 安心がなければ甘える事ができない、幼少期に 人の機嫌を気にする事なく過ごした人は幸せである。 良くお手伝いをする良い子は常に不安であり、機嫌を損ねないように いつも恐れていた。遊んでいる時も お手伝いしている時も 食事の時でさえも。”
この文を読んだときに 衝撃を受けた。
心の中を代弁。同じような人がいるという事実。

私は 何かしてないと 焦り(本当はただ リラックスしたい 責められるんじゃないか(誰かに 不安
忙しくしてないといけないというような気持ち。 本当はそんなことしたくないのに。 自分がなぜこういう気持ちになるのか理解出来なくて 苦しんでいた。 怒り方が分からない、もう諦めようと。 糸口は見つかっていない。 けれどこれだけは伝えたい。

子供に手伝いをさせる。 それは どの様な影響をもたらすのか、
自分に子供ができたら絶対にさせない。
子供の手が必要なぐらい忙しいなら 子供を持たない、 子供意外に 助けを求める。

子供は子供のときにしかできない事を存分に体験させたい。 分かりやすく愛を沢山伝える。
禁止令を出さない。

私は自由になりたい。 何度も何度も思う。


これは誰に向けた物なのか 分からないけど、誰か読んでくれて 何かを感じ取ってくれたら嬉しい。

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