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3枚のお札


はじめに

ハッピーニューイヤー…までもう少しですね。
どうも、ひょっとこです。
年末の振り返りをしながら思い出したことがあったので記事にしよと思います。
年末とは全く関係ないのですが、私が子供ながらに学びを得た昔話を紹介しようかなと思います。

紹介する昔話

タイトルにしている「3枚のお札」という昔話が私が子供時代に大きな影響を受けた昔話となります。
子供の頃に祖父母に読み聞かせて欲しいと、よく強請っていたのは今となっては懐かしい思い出です。

ストーリー

物語を簡単に説明すると、お寺に住んでいた小坊主が山に栗をとりにいきたいと駄々をこね、仕方ねーなーと和尚さんに許しと願いが叶う3枚のお札を渡されるところから物語が始まります。
小坊主は山に入って栗を拾うところまでは良かったのですが、道に迷い日が暮れ途方に暮れていると、山の中で親切な老婆に出逢います。(フラグ)
老婆の家に泊めてもらうことになったのですが、その老婆の正体は人喰いの山姥で小坊主を食べようと画策していたことが判明し、小坊主の壮絶な逃走劇が幕をあけるのでした。
小坊主は3枚のお札を駆使しながら、なんとかお寺に帰還すると和尚さんに事情を話して匿ってもらい、和尚さんが山姥を策にはめて対峙するというお話です。

かなーーーーーーーーり大雑把な説明なので、詳しくはリンクから物語の内容を読んでいただけると幸いです。

この昔話から学んだこと

私がこの昔話から学んだこととしては、重要なことは優れた道具を持っていることではなく優れた頭脳を持つことなんだということです。
この物語では、小坊主は3枚のお札という優れた道具を持っていたにも関わらず山姥を退治することができませんでした。
逃げることではなく、山姥を倒すための願いをお札で実現していれば最初の1枚で問題を解決して、残り2枚のお札を有効に使えるのにと子供ながらに感じていました。(アバダケダブラを唱えることを望むとかね…すいません、ハリポタがアマプラで見れるようになっていたので、この呪文が退治に使えそうだなと思っちゃいました😆)
小坊主という登場人物は、優れた道具を持ってはいたが優れた頭脳を持っていなかったため問題を解決することはできませんでした

それに対して、和尚さんの方はというとお札の力を使わずに山姥を退治してしまいました。
和尚さんという登場人物は、優れた道具を持っていなかったが優れた頭脳を持っていたため問題を解決できました

この物語から、ひょっとこが子供ながらに学んだことは優れた頭脳がなければ問題を解決することはできないということでした。
大事なのは道具を扱うための頭脳であって道具本体ではないという学びは、コンサル時代にも大事にしていた考え方だったりします。
また、道具は使い方次第という言葉の意味を学べるいい昔話だなとも感じました。
というのも、一昔前に流行ったバカッター騒動や、YouTubeでの迷惑動画投稿などをみていて、今も昔も道具は使いようであり、使う人間側の考え方が大事なんだなと心から思いす。

おわりに

今年ももう少しでおわりですが、みなさまは良い1年間となりましたでしょうか?
私は今年1年の振り返りをしながら良いことも・悪いことも両方満遍なくあった1年間でした。
1年間の振り返りをする中で、祖父母に読んでもらったこの昔話と子供の頃に気づいたことを思い出しましたので、記事という形で記録しておこうと思い投稿させていただきました。

来年がみなさまにとって、素晴らしい1年となることを心より願って、本記事を締めくくろうと思います。
みなさま、よいお年を🎍



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