見出し画像

日本女子長距離界のエース・新谷仁美選手の「勝手にタラレバ」

 かねてからパリ五輪マラソン代表は目指さない、つまりはマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)も他の選考対象レースも走らない新谷仁美選手が、来る3月3日の東京マラソン出場を発表しました。

 その出場決断での経緯等に本人が答えたインタビューがこちらです⤵


 今回はこちらの記事内容をベースに、新谷選手に考えられる、或いは「勝手に」期待する今後のプランをまとめます❢

 新谷選手は引退した福士加代子さんとある程度同タイプで、ベースはあくまで本人もこだわる

「長距離ランナー」であり、

「マラソンランナー」ではないのです。

 ですので、マラソンでの五輪代表には全く執着しません、が、
「日本記録更新」は捨てがたいのでしょう❢

 1月に前田穂南選手が日本新記録を樹立した大阪国際女子マラソンでペースメーカーを務めたことで、元々オファーがあった東京マラソンへの好感触をつかめたのだと思います。

 前田選手の日本新記録に「直に」接したことは、練習でも体感できないペース、レース展開のイメージを得られますし、あとはしっかりコンディション維持が出来ればいいわけでしょう。

 僕は残る選考レースである名古屋ウィメンズに出場する選手以上に、新谷選手の日本記録更新の可能性は高いし、陸上ファンとしてはどうしてもそう期待してしまうところがあります。

 ただ先にも挙げたとおり、新谷選手のベースは「長距離(選手)」。

 不安を挙げるならば、40キロ超という距離に跳ね返されることはないか❓

 年齢についての不安は考えません❗

 百戦錬磨の横田真人コーチ等スタッフの手厚いサポートで十分カバーできる、ハズ♪

 で、最後に、


「もしマラソンで日本記録を更新したらその後は!?」

という話。

 先の記事ではチラッとしか書かれていませんですが、新谷選手は、

「5000、10000,ハーフマラソン、フルマラソン」


の4種目の日本記録ホルダーになりたい、とのこと。

 となれば、残るは5000㍍ということになるのです。


 が、コレは言うまでもなく、現日本記録保持者・田中希実選手の壁があまりにも高い❢

 正直コレを破るのは非現実的ですが(失礼🙏)、そもそも型に縛られることが嫌いなはずの新谷選手ですから、5月以降に10000㍍、プラス5000㍍で最低限自己記録更新を目指し、本人に強い気持ちがあればパリ五輪代表まで視野に入れてほしいと思います❢

 10000㍍は現日本記録保持者ですから、イコールその日本記録更新となりますが、5000㍍の日本記録よりは可能性はアリと思います❢

 川内優輝選手とは違った意味で、大迫傑選手や新谷仁美選手には、

「全く型にとらわれないアスリート」

を志向し、僕たちの記憶にとどめてもらえればですネ♪

 「自分のため」
をとことん突き詰めれば、きっと私達ファンをもより楽しませてくれるでしょう💪


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?