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5月10日は佐々木朗希投手の「ターニングポイント」

 5月10日夜にたまたまBSで観たプロ野球パ・リーグ、

「日本ハムVSロッテ」

戦が実に興味深い試合でありました❣

 今シーズン好調な『新庄日ハム』が実に爽快な勝利を収め、リーグ首位を独走しようとするソフトバンクをしっかり視界に捉えようとしたナイスゲームでした。


 僕は昔から日本ハムには色々思い入れが強く、その勝利自体は喜ぶべきものでしたが、それより何より、この試合は相手チーム・ロッテの大エース、佐々木朗希投手にとってとても大切な試合でありました❣

 ただ、この経験を活かすも殺すも自分次第ですが。


 放送中の解説者・アナウンサーの話では、今回の佐々木投手は、


「初のエスコンフィールドHOKKAIDO(日本ハムの本拠地)での登板」


「プロ入り自己最多の123球を投じた」


 しかし結果は6回に猛打を浴び(アンラッキーな当たりが私は多かったと思います❗)、無念の途中降板。


 ご本人の心中は上の記事を読んでもらえばわかります。


 ここからは現時点での僕の推測ですが、ロッテの吉井理人監督は、


「たとえどんなに調子が悪くても、そんな状態でもチームを勝利に導けてこそ真のエース❗


これからの長い現役生活では調子が悪いときなんていくらでもあるのだから。


そしてこれが、年間通して先発ローテーションを守るかけがえのないものになるのだ❗」


といった感じの思いで『続投』を決断したのだと思います。

 私が言うまでもなく、佐々木投手は未だ年間を通してローテーションを守れたことはなく、それはチーム成績に影響するだけでなく、たとえ本人がメジャーリーグ志望を公言しても大きな
「ボトルネック」
になってしまいます。

 話は戻り、その続投の結果として佐々木投手に勝利が付き、どんな状態でもエースの役割が果たせる自信をつけさせたかった、そしてそうなるに違いないという監督の決断であったはずです。


 しかし、チームとしてはそれが裏目に出ました。


 結果論では吉井監督の采配ミスです。


 今の僕は、佐々木投手がこの敗戦を自ら受け止めての今後のあり方が本当に大切だと思えてなりません。

 おそらく吉井監督は、今回の結果(チームと佐々木投手の敗戦)もチーム、そして佐々木投手にとって無駄にはならないという懐の深さがあったと思います。

 もしも勝利を収めていれば、それだけで不調でも監督やチームの期待に応えられたという自信から成長が可能だったでしょう。


 しかし私は、敗戦投手になったからこそ吉井監督の思いを汲み、次への飛躍のチャンスは『本人次第』でさらに膨らむと断言します。


 降板直後の彼のベンチでの『品行』はテレビにしっかり映りました💦


 試合終了後は真っ先にすぅーっとベンチ裏に消えていきました。


 先発投手はかなり孤独です。


 きっと、本当は降板後にベンチになんかいたくなかったのでしょう。


 瞬間瞬間の感情の発露まで僕はとやかく言いません。


 そんなことにケチつけられたら私なんかとっくに『抹殺』されてますから😅


 自身初めての球場で、敗戦投手となりながらも自己最高の球数を投げられたことは、メンタル的には上手く行った時以上の『伸びしろ』になります💪


「投手としての完成度」

は大谷翔平選手を超えてほしいと願うだけに(もちろん本人が誰よりそう思っている❣)、5月10日の経験をそのために必ず活かして欲しい❗


 最後までお読みくださりありがとうございます✨


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