3月6日に行われた「東京マラソン」
      
どこを切り取っても陸上マニアには興味津々なコトばかりでしたネ♪
     
今回は先ずなんと言っても、非公式では「2時間切り」を達成している男子世界記録保持者のキプチョゲ選手のお話。
     
今回もペースメーカーを次々脱落させてしまう強さを見せつけて、2時間2分40秒で優勝しました。
     
キプチョゲ選手だけに、それ自体は別に驚かないくらいなのですが、レース後の発言が特筆すべきものでした。
     
以下、3月7日日経朝刊より引用⤵︎
    
       
「団結してこの世界に平和をもたらそう。

ロシアによる戦闘を打ち負かそう。

この世には２つの人種しかいない。

一つは問題を起こす人たち、

もう一つは問題を解決する人たち。

解決する人たちになろう」
     
（以上）
      
      
この発言、私は二つの点に響きました。
     
一つは、この発言は自身が所属するチームの団結力が何よりもじぶんにとって大切で愛おしいものという前提を踏まえてであること。
     
一人一人の力は微力でも、各々協力し合う「チーム」「団結力」をベースに進めば何でも叶えられるというエールです。
     
もう一つは先の発言の「２つの人種」の部分。
     
現実的には世の中って、「問題を起こす人たち」と「問題を解決する人たち」の二種類ではなく、大半は「傍観者」「見て見ぬ振りをする人」であります。
     
でもそこにはあえて触れず、少数派の「２つの人種」に特化して語ってくれるところに彼の平和への強い意気込みと、「傍観者」を「解決する人」へ優しく導こうとする心遣いを感じます。
     
ただでさえ目立つ立場であるキプチョゲ選手。
      
当然、受け手によっては快く思われないという（理不尽な）ケースだってあるはずです。
      
それでも言わずにはいられないという「神様❣️キプチョゲ様❣️」の勇気に私なりに応えたいと思った次第です。
     
では

#東京マラソン
#キプチョゲ
#ロシア