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ドルオタ歴10年の私がJpopアイドルとKpopアイドルについて語ってみた(駄)


私のドルオタ歴は長い。JpopもKpopも主に女性グループに結構ハマってきた。日韓の違いはもちろんいろいろあるけれど私の関心があるジェンダーの視点を交えながら感じてきたことをただ語っていきたいと思う。
割とハロプロとKpop分析が中心になってしまった

どちらが良い悪いをいうわけではなく、私はどちらのアイドルも好きで応援しており、ただ分析しているという点は強く最初に主張しておきたいです。そして現場参戦はあまりしておらず、ファンクラブ加入もしていないのでファンというのはおこがましかったりする点も最初に言っておきます。

ドルオタアピールするためのオタトーク(興味ない人は、飛ばしてください)

私は幼少期にはモーニング娘ブームがあった世代なのだけど、モーニング娘にははまらなかった、というかあまりテレビを見ていなかったので知らなかった。
時は流れて当時中学生で、世間がAKBに湧くなかYoutubeで偶然みた初期スマイレージの有頂天LOVEのPVにはまった。分かる人にしかわからないことを言ったのですが、スマイレージはハロプロのグループで、私が今も一番詳しいのはおそらくハロプロであるし、唯一現場参戦したことがある。
ちなみに当時世間を賑わせていたAKBはハマってはいないがある程度の代までは顔と名前は一致する。指原莉乃さんがまだ総選挙19位くらいのときに推しメンだったので、先見の明があったのではとも思ったりする。その後ももクロ(Zになるすぐ前にはまったら推しのあかりんが抜けて悲しかった 好きな曲は走れ)、ちょっとSKE(当時の推しは秦佐和子)、結構がっつりNMB(北川健二くらいのときにハマっていて48Gの中では一番はまった)、さらっとE-girls、フェアリーズ、46Gも通った。それでもずっと好きだったのはハロプロだった。ハロプロも全てのグループを通ってきたけれど特に℃-uteとアンジュルム、モーニング娘。のプラチナ期にはまった。

なぜ、ハロプロが好きか
私は幼少期からフェミニスト気質だった。もちろんフェミニストなんて言葉当時は知らないし、私の親がそう育てたわけでもないが、「プリンセスって嫌、かっこよい女性になりたい」みたいな感覚を振り返ると抱いていた。そんな時出会ったハロプロの歌詞はとにかく私にとってかっこよかった。他のアイドルにはまっても結局ハロプロに戻ってくるのはスキルとか楽曲の好みとかもあるけどつんく作詞に代表される「みかん」とか「ヤッタルチャン」の人生応援歌みたいな曲とか「女が目立ってなぜイケナイ」とかいう曲のタイトルがなんだか好きだったところは大きい。AKBG(48Gと46Gをまとめてこう表現させていただきます)と比べてよく言われるのは、AKBGの歌詞が男の子から見た女の子を表してて、ハロプロの歌詞は女の子からみた女の子を表している。こんなところもハロプロの好きな理由かもしれない。他にもハロプロの好きなところでいうとメンバーの体型や雰囲気がそれぞれ違うところがある。背が高いメンバーも低いメンバーもいるし、スキニーなメンバーも女性らしい体つきをしているメンバーもいて皆それぞれ輝いている。個人的にはいろんな美のあり方を示していて良いと思う。

Kpopにはまる

そんな私がK-POPにハマったのは、韓流大好きな友人と韓国旅行に行ったことがきっかけだ。ちなみに少女時代やKARAが日本で流行っていたときには全くハマらなかった。
韓流大好き友人は、ドラマからアイドルまで生粋の韓流マニアであり、韓国旅行で耳にする音楽をこれは〇〇(アイドルグループ)の△△(曲名)って曲だよーなどと私に紹介し、おすすめのPVを教えてくれたりした。いわゆる布教 笑 
元々日本のアイドルが好きだっただけあり友人の布教活動は大成功し、ダンススキルの高さやPVの完成度などでノックアウトされた私はK-POPアイドルにはまった。
入り口は日本デビュー前のTWICEで、Cheer upからのTTで完全にはまった。
同時期に男性アイドルではSHINeeにハマっていた。
麻薬か?というほど中毒性があるPVを1日数えきれないほど視聴したり、Produce 101やProduce48を見たりと私は主にKpopのヨジャ(女性グループ)にはまっていった。
現場参戦やファンクラブ加入などはしていないので、ファンというのはおこがましすぎるが、好きで、応援している。


KpopとJpopアイドルを比べて感じたこと

そんな元々Jpop女性アイドル推し、その後Kpop女性アイドルにはまった私はいくつか違いを感じたのでシェアしてみたいと思う。
以下はどっちが好き、とかではなく特定のグループを嫌っているわけでもなく、売り出し方の違いや特徴の違いを述べていること、あくまで個人の意見なことをご承知おきください。

1.セクシーの違い(ジェンダー問題を少し絡めて)

Kpopはまりたての時「Kpopのダンスってセクシーだな」と思った。セクシーコンセプトで売ってるグループだけではなく、可愛いコンセプトで売っているグループもダンスの動きが女性らしさを活かした振り付けであったりと、下品なセクシーさではなく、同じダンスでも少し表現を変えるだけで、あるいは表情だけでこんなにセクシーさを演出できるんだと感動すらした
観ている人に「セクシー」を消費されている感じではなく、動きや表情など、自分達でセクシーさを自分の意思で演出している感じがして、かっこいいと思った。私もダンスでこんな風にセクシーさを演出できたらなぁ、とすら思った。
逆に日本のアイドルのダンスの多くは、女性らしさ/セクシーさを活かした振り付けはあまりない。(スマイレージのミステリーナイト!とかあるにはあるけど、少数派)しかし、水着で踊るPVなどよくある。振り付けは女性らしいもの、というよりは男性ウケを狙っているのかな?というようなというような振り付けで(ドリアン少年とか...)、表情もセクシーを表現するというよりは笑顔の可愛い感じ。私の個人的見解では、セクシーを演出するというよりは観ている人にエロいと思われるような演出のされ方である。
※アイドル達の意思云々ではなく、プロデュースのされ方の違い
Kpopも衣装がセクシーであることは多い。布面積が少なすぎるとファンから事務所にクレームがつくこともよくある。それでも、私の限られたKpop知識では日本でよくあるビキニで踊る、みたいなのは観たことがない。(振り付けがこれ、「いいんですか!?」ってくらいセクシーなものはあるけど)
関連したことでいうと、日本では青年誌のグラビアをアイドルがやっていたりする。まだ私がいろいろ無知な中学生のとき、好きなアイドルの名前を表紙で見かけたので雑誌を開いたら水着グラビアで、驚いたことを覚えている。そのアイドルはPVなどで水着になることはなかったし、グループもセクシー路線じゃなかったので、、いろいろ世間知らずだったのもあり水着!?と、ショックを受けたことを覚えている。
「PVでは純粋無垢な可愛い感じだけど水着グラビア」っていうのは男性の?日本人男性の?理想なのかな、と歳を重ね性的客体化の問題なども知った今、思ったりもする。
Kpopグループもダンスのセクシーな振り付けの一部を静止画として性的消費されていたりもするけど、Jpopとの大きな違いは、そのセクシーさを自分がダンスや表情などで演出しているかどうかだと思う。
あくまで女性の一個人としてだけど、Kpopダンスに対してこんな表現私もしたい!と思ったのに対し、水着でダンスとかを自分がやりたいかと問われると、躊躇する。ということがこの違いをまとめている気もする。
(しつこいですが、JpopもKpopも私はどちらも好きです!)

2.アイドルに求められていることの違い

ここらへんは、Produce48のときに結構フォーカスされていたけれど、JpopアイドルとKpopアイドルはそもそもアイドルとして求められていることが違うと思う。
Jpopは育っていく過程を応援して、Kpopは完成品を楽しむ、などとも表現されるけど、私は一言で表すとJpopアイドル:バラエティ力、Kpopアイドル:アーティスト だと個人的に思う。どういうことかというと、ジャニーズからAKBGまで、Jpopアイドルに期待されるものとして特徴的なもののひとつにバラエティ力があると思う。歌ダンスを全く評価しないというわけではないけれど、アイドルがバラエティ番組の冠番組を持つことはAKBGではお決まりな感じだし、リアクションやトーク力、お笑いのセンスなどがかなり高いレベルで求められる。
それに対してKpopアイドルは日本でのアーティストみたいなポジションに近いのではないかと思う。(※私は韓国に住んだことも韓国語を話せるわけでもないのでこの認識を間違えている可能性は大いにあります。)Kpopアイドルも韓国のバラエティに出演することは多くあるけれど、それは日本で言うPerfumeがバラエティに出演している感じに近いのではないかと思う。あくまで本業は歌とダンスであり、もちろんバラエティ力が高いに超したことがないけれど、という感じ。


どっちが良いとか悪いとかではなく、ドルオタ歴が10年の私が感じたことをただ書きつづってみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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