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入社2年で3段階昇進

2007年2月1日アンサー倶楽部に事務職で入社しました。創業7年、社員数15名、小倉北区1店舗の不動産会社。入社した日に営業会議があり「前月の全社売上は5万円」と聞いた時は「どうやって経営しているの?!」と驚きました。

創業者の社長三谷は当時43歳で、売上が伸び悩む会社の組織づくりに奮闘してしました。当時から将来を見据えて「広告」「社員教育」「組織作り」に重点を置いて経営していましたが、社員は売上が悪くとも改善の様子もなく、集団で仕事をさぼるなど、会社と社員はかみ合っていませんでした。


今でこそ「企業理念」が社内で会話に出ますが、当時はそんなレベルではなく、理念とかスローガンとか、ただのお飾りな言葉でした。


私は入社後、半年くらい経つと事務だけでなく、接客や売主様訪問などの営業サポートの仕事も任せてもらうようになりました。そのおかけで会社全体が見えるようになり、三谷が何がしたいのか、会社はどの方向に進みたいのか、何が課題なのか少しずつわかってきました。


三谷は会社がどんな状況でも、社員を採用をして粘り強く教育をしました。「挨拶をする」「時間を守る」「嘘を言わない」など「人としての道徳」が主でしたが、不動産や営業の研修にも力を入れていました。

三谷は同時に組織づくりを強化しました。
方針をつくる
部署をつくる
役職をつくる
仕事をつくる
行事をつくる
ルールをつくる
つくるだけでは機能しないので、三谷はキーマンを見極めました。席の配置、賞と地位、伝える順番、タイミングなど見えない部分も気を配りました。だんだんと組織ができて、小さな国を創っている感じでした。

私は入社して1~2年でチーフ、総務課長、社長席付と昇進しました。入社2年後には2店舗目の出店、社員数35名、全社会議で表彰や社員旅行など会社の雰囲気が変わりだし、会社は生きもののように、動きながら大きくなっていきました。

同時に私の仕事量、質、種類、成果、共に経験値を超えていき、生活時間の配分がわからなくなってきました。

仕事と育児の両立の仕方がわからない


直太郎とあおば幼稚園の運動会 

私が事務で就職したので、家族は家事・育児と仕事を私が両立できるものと思っていました。ところが帰りは遅い、休みの日は物確に行く、家でも仕事をしている。長男直太郎は5歳で幼稚園児でしたが、他の子供のようにママ友たちと一緒に遊びに行くなどありませんでした。

同居している私の母からは「直太郎と遊んであげないとかわいそうだ」と言われました。両立とは何なのか?と考え出しました。私は40歳でした。

③へ続く
①はこちら→https://note.com/answer14279/n/nf7e2abba858d


(※トップ写真)当時の全社員ラジオ体操の様子。(今はなし)毎朝の朝礼は継続中。朝礼の文化は「歌を歌う」「全員で握手」など色々チャレンジしました! 今は普通で少し寂しい気がします(;^_^A

2011年のFacebook 毎月朝礼の曲名を告知していました(笑)



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