受験生だった
中学３年生の夏のハナシ

以前にもnoteに残しましたが
→
https://note.com/answer_hxcx/n/nead346b4189c

中学校は荒れまくってました
中学校内に
単車の暴走族と
原付の暴走族
２チームあったくらいです

段々と受験生モードになった夏
学校内で
頭だったヤンキーが
クラスメイトにいましたが
「今夜は
　単車で回るから
　俺のアクセルワーク
　聞いとけよな！
　勉強がんばれよな！
　俺はバイク頑張るからよ！」
と謎のコメントを発報

その夜

マンションの３階だったわが家
まだ千葉の夏は
夜になれば
窓を開けて
爽やかな風が吹いている時代

揺れるレースのカーテン越しに
夏を感じながら
受験勉強をしていると

バンバンボー！
バンバンボー！
バババンボー！
ブゥオーン！
と１台の族車が走ってる

うるせー暴走族だなぁ
と思っていると
何故か
ウチのマンションに近づいてくる

アレ？

しばらくすると
駐車場で

バンバンバンボー
バンババンボー
バーンボー
バーンボー
バンバンババンボー

こ、このアクセルワーク！

【お化けのQ太郎だ！】

その直後
パトカーが赤灯を光らせて
マイクで何か叫んで
バイクに向かってきました
レースのカーテンを開けると
クラスメイトの◯◯◯が
バイクにまたがって
コッチを見てる！

手を振ると
ガンを飛ばしながら
「勉強がんばれよなっ！
　オラァー！」
と言いながら
パトカーの脇をすり抜けて
走り去って行きました

パトカーも追いかけて行きましたが…

逃げながら
オバQのアクセルワーク
響かせてました

次の日
クラスメイトのヤンキー
昼過ぎにやってきて

「昨晩は
　ほぼ全員の家を
　回ってやったぜ！
　顔出したのは
　オマエだけだったけどな」
と自慢げに話してました

イイメイワクデス…