農業機械ってすごいんだな

6月です。これまでの自分の人生でいえば6月とは梅雨の時期で登校がちょっと大変になるという認識でした。

でも農家にとっては、田植えという一大イベントの時期だったようです。
例にもれずコメ農家のうちも田植えの時期となりました。

GPSを使った自動運転が可能な最新式の田植え機をお試しということで機械屋さんから借りたので、返すまでの時間に少しでも多くの苗を植えようということで家で勉強していた僕も駆り出されることになりました。

僕がやったのはMTの免許を持ってれば誰でもできる荷運びや、田植え機を操作する父の補助が主でした。それでも、最新式の田植え機のすごさは肌で感じることができました。

自動運転になったら、GPSを使って素早く、まっすぐに苗を植えられるのです。そこそこ大きな田んぼも2時間程度で植え切ってしまいました。

そんな田植え機の上から田んぼを見下ろして、手作業でやっていた時代はいったいどれだけの労力がかかったのだろうかと考えてしまいました。今でこそ数時間でできる作業も、機械なしだったらかなりの「人・時間」がかかっていたことでしょう。

こうやって機械で効率化されたために、今の日本の台所事情が賄われているんだなと実感できる一日でした。

100年後の日本を舞台にしたアニメ「psycho-pass」では、鎖国している日本の食料は東北地方一帯の農地で全自動ドローンが働くことで賄われている設定でした。あながちそういう未来も空想ではないのかもしれないと考えてしまいました。

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