30代ゲイ、若い頃の苦労とは

飲み会で武勇伝を語る人がいるとよくテレビで見ましたが、私は1度も会ったことがありません。
実際にいるのかもしれないけれど、今は少ないのでしょうか?

どちらにしても、若い頃にする苦労は後々経験値として財産になることが多いように思います。
「あの時あんなに大変だったから今なんてちょろい」と思えるような経験、社会人にならないとなかなかできないのではないでしょうか?

私は職を割と点々としています。
4回くらい転職して、正社員も派遣社員もバイト時代もありました。
それぞれ大変だったことはありますが、やはり新卒で入った会社やその次の会社で苦労したように思います。
電話でひたすら営業したり、当然のように終電を逃す日々が続いたり、数字が取れず気まずすぎるメールがグループ内に送信されたり、吐きそうなくらい面談をやらされたりと人並みの苦労はしたつもりでいます。
何がすごいって、こんなもの他の人たちも同じように経験しているだろうということです。
社会人って、ほんとにすごい。
苦労話が出来るということは、少なくともその話ができるような経験をしたということです。
まぁ盛ったりしてるかもしれないですが、まさか全て嘘ということは無いでしょう。
「俺が若い頃は~」と話してしまうおじさん心理、なんとなく共感してしまいます。

若いうちに苦労しておくべきなんて、当事者からしたらたまったものではないですが、大丈夫です。
苦労しようと思わなくても結局大変なことになるのですから。
でもそれって、大抵の人は当たり前のことだと思います。
今まで未経験だった社会に、学校生活とは全く異なる環境にポンと置かれるのだから。
だからこそ、彼らは毎日死なないだけで偉いなぁと思います。
死を選ぶその気もちもすごくよく分かります。
大変だよねーと、話を聞きたくなります。
でも、大変なのは今だけで、そのうちもっと大きな大変が現れると、今の大変なことは途端にクソみたいに楽なことに変わるんだよ?と教えてあげたいです。
まぁ言葉で伝えても分からないとは思うので、実際少し長めに生きて経験してみて欲しいです。
実は人生は見方を変えるだけで楽しいものですから。

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