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AIカメラでライブ配信!大一番に臨むアントラーズユース、柳沢監督を直撃!

こんにちは、コンシューマーチームの内藤です。

本日10月1日はクラブ創設30周年記念日、そして明日10月2日は「30周年記念試合」の横浜FC戦です。収容制限が1万人に緩和され、チケット追加販売中ですので、ぜひカシマスタジアムでともに戦ってください!

そんな、アントラーズにとって特別な週末。日曜日にも大事な試合が控えていることをご存知でしょうか?クラブレジェンドの柳沢敦監督が率いるアントラーズユースがプリンスリーグ関東で川崎フロンターレU-18との一戦に臨み、その様子をアントラーズ公式YouTubeでライブ配信します。首位を迎え撃つ大一番を前に、柳沢ユース監督を直撃してきました!

AIカメラでの試合配信って?

と、その前に。まずは、今回のライブ配信で使用するAIカメラについてご紹介します。このカメラは、自動追尾システム搭載の無人カメラです。ピッチ上、タッチラインの中央手前に固定設置されたAIカメラがボールの動きを自動追尾し、試合の様子を映し出します。どのような映像になるのか、ぜひご注目ください。

※ちなみに、実況や解説はつきません。ぜひこの記事を最後まで読んで、ユースの選手たちの名前と背番号をインプットしたうえで、ライブ配信を視聴いただければと思います!

柳沢監督が語る、アントラーズユースの2021年。

さて、ここからは柳沢ユース監督が登場です!就任1年目の今シーズン、ここまでのチーム作りをどう感じているのでしょうか。

柳沢監督は「経験豊富なコーチ、スタッフ陣がいますので、みんなに助けてもらいながら、みんなで協力しながら、いいチームができてきていると思います。小笠原(テクニカル)アドバイザーという大きな存在もいますしね」と、穏やかに話してくれました。周囲のスタッフに目を向けた言葉、感謝の思いは、このインタビュー中、何度も何度も。ユースのコーチ陣は揺るぎない信頼関係をもって、日々の指導にあたっています。

画像1柳沢監督が「大きな存在」と語る、小笠原満男テクニカルアドバイザー

「難しさを感じつつも、今までの監督が築いてきたものを継承しながら、“自分の色”を出していければと思って始動しました。試行錯誤しながらも、改善していきながらチームは成長してきたと思っています」

柳沢監督が思う、”自分の色”とは?

「自分も攻撃(的なポジション)の選手でしたから、攻撃的で、点を取りに行くサッカーを理想としています」

今シーズンのアントラーズユース、主な大会の戦績は以下の通り。15試合で30得点と、「点を取りに行くサッカー」を体現した数字が残っています。

・プリンスリーグ関東:3勝3分け3敗(10チーム中5位/9試合:19得点15失点)
・クラブユース選手権:ベスト4(全6試合:11得点7失点)

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「もちろん、攻撃だけでは勝てません。みんなで協力しながら、攻守両面においていいチームができてきていると思います。ただ、もったいない失点もあるんです。まだまだ、メンタル的な部分の弱さはあると思っています。一瞬のスキはサッカーの中では負けにつながりますから、90分間戦って、勝ち切るチームにしていかないと」

そう言って、さらなる向上を誓う柳沢監督。8月に行われた「第45回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」では、2年連続ベスト4という結果に終わりました。「前回を上回ることが目標だったので、何も達成できなかったという悔しさが残りました」と言います。だからこそ、ついに再開を迎えるプリンスリーグでの戦いを心待ちにしています。

残り5試合のプリンスリーグ、再開初戦は首位との大一番!

「高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ関東 2021」では、10チームがホーム&アウェイの2回戦総当たりで戦い、上位3チームがトップリーグにあたる「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021」への昇格戦に進出します。先ほどお伝えした通り、アントラーズユースは第9節を終えて、現在5位。昇格圏進出へ、ひとつも落とせない後半戦が幕を開けます。

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「上位との試合が多いし、勝っていけば勝ち点を縮められます。自分たち次第で上位に食い込んでいけるので、高いモチベーションをもって戦えますし、そういうプレッシャーの中で戦えるのは選手にとっても成長につながります。有意義な5試合にしたいですね」

本来ならば9試合が残されているはずだったのですが、柳沢監督の言葉にあるように、残りは5試合。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、8月下旬から9月に予定されていた4試合が中止となり、全14試合の変則日程で順位を決めることになったのです。

いきなり迎える、クライマックス――。再開初戦で対するは、勝ち点差12で首位を走る川崎フロンターレU-18です。5月2日の第5節では、アウェイで0-1と惜敗。柳沢監督は「しっかりとボールをつないできますし、対人に強い守備の選手もいます。完成されているチームだと思います」とリスペクトしつつも、「クラブユース選手権の悔しさをぶつけていこうということで、準備してきました。コロナの影響で試合が中止になった期間もありましたが、再開に向けていい状態で仕上げられたと思います。再開が楽しみです」と、笑顔を見せていました。

9月28日の練習試合では、U-15日本代表候補に勝利!

アントラーズユースのメンバーと見どころをご紹介!

そんな大一番に臨む、アントラーズユースの選手たち。柳沢監督は「スペシャルな個人がいるわけではないですが」と前置きしつつ、「チーム全体で戦うこと。それがハマった時には連動した攻守を見せられるので、それを発揮できるようにしたいです」と言います。

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唯一、来シーズンのトップチーム昇格が決まっているのが、溝口修平選手です。柳沢監督は「左サイドバックとして上下動ができて、攻撃でもアクセントを付けられる選手です。彼の出来はチームにとって大きなカギになります。より攻撃的な位置でプレーできれば、チームとして得点の確率は高まります」と話していました。出場となれば、背番号5に注目してください!

そしてもう1人、中学3年生ながら「飛び級」でプレーしているストライカーが、徳田誉選手。8月22日に行われたプリンスリーグ第6節延期分・東京ヴェルディユース戦で豪快に初ゴールを決めました。「DF2人の間を割り込んでいって、ドカン、ですからね。なかなか中3で、ユースの試合でアレはできないですよ」と、柳沢監督も唸っていました。こちらも出場なるか、楽しみです。

アントラーズユース・プリンスリーグ登録選手(9月2日時点)

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アントラーズ公式サイトのユースチームページはこちら:https://www.antlers.co.jp/academy/youth

アントラーズサポーターの皆さんへ

最後に、柳沢監督からファン・サポーターの皆さんへメッセージをいただきました!

「僕自身、高校時代に全国大会で応援してもらった経験がありますが、応援される中でのプレーはやりがいがあるし、いつも以上の力が発揮できると思っています。今回はライブ配信という形ではありますが、皆さんに観ていただくことで、選手たちの大きな成長につながると思っています」

「サポーターの方々にとっても、“未来のアントラーズの選手がここから生まれてくるかもしれない”という思いで観てもらえれば、楽しみも増えてくると思います。“あの時に見たユースの選手が、トップチームのレギュラーになって、主役になっている”という姿を見たら、より一層の思い入れもあると思いますし、そういう楽しみ方をしつつ、ユースを応援していただければ嬉しいです!」

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日頃からアントラーズユースを応援してくださっている方はもちろん、普段はなかなかアカデミーの試合を観戦する機会がないサポーターの皆さんもぜひ、10月3日(日)はライブ配信をご覧ください!

なお、現在の高校1年生、2年生の選手たちはクラウドファンディングプロジェクト「アントラーズの未来をみんなで」のリターンの目玉である「アカデミー×OBスペシャルマッチ」(12月26日(日)にカシマスタジアムで開催)にも出場します。

ご興味のある方はぜひ、クラウドファンディングページもチェックしてください。それではまた、次回のnoteで。


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