MONのもじつぼ。

MON と申します。3歳のチョージョ、1歳のジージョ、夫との北海道暮らし。日常の一コマ…

MONのもじつぼ。

MON と申します。3歳のチョージョ、1歳のジージョ、夫との北海道暮らし。日常の一コマや今までで印象に残っていることを文章にまとめています。

最近の記事

ムネアカオオアリにアリメツがバズった話

※虫の画像苦手な方は閲覧注意です 数日前から我が家の台所に発生している大きめのアカアリがいる。アリにしては体長1.5〜2cmくらいのデカ目のサイズで、ちょっと怖い。 調べたら、ムネアカオオアリという、見た目のまんまの名前のアリだった。 ザックリ説明すると、毒はなし。 でも噛まれたら痛いらしい。 単独行動するので巣が見つけにくい。 木の中に巣を作る習性があり、古い木造の家の木材の中に巣を作ってしまうことも。 築年数48年の木造の我が家やべえ。 早速買ってきたのがこちら

    • バイキンマンを慕う者たち

      アンパンマンといえば、バイキンマンが悪戯や意地悪をし、アンパーンチ!でふっ飛ばされるのがお決まりのパターンだ。 たべものはすぐに横取りするし、お祭りやイベントはすぐに滅茶苦茶にするし、とにかく嫌われ者のバイキンマン。 しかしアンパンマンに登場する数多いキャラクターの中には、バイキンマンを慕う者もいる。 娘と一緒にサブスクで毎日アンパンマンを見まくっている私が何人かまとめてみたのでご覧ください。 トップスターのシラタマさん 宝塚女優のようなシラタマさんはいつもどうやってお

      • 豪日記「BIWAのなる家」

        私が住んでいたシェアハウスのオーナーは、フィルという初老の男だった。フィルの家は、人よりも獣っぽいにおいがした。猫を飼っているせいかと思ったが、この家の主であるフィル自身からも獣臭が漂っていたし、家の周りには砂埃にまみれたガラクタのようなものがたくさん、でも大事そうに置いてありそれはまるであちこちから拾ってきたオモチャを拾っては溜め込んでいる犬小屋のようだった。 綿あめのようにふわふわした髪の毛には時々クモの巣やペンキがついていて、「なんかついてるよ」と教えてもさほど気にして

        • 豪日記「オーストラリアのバス」

          【はじめに】 10年前にオーストラリアでワーホリをしていた時の記録です。今は色々変わったこともあるでしょうし、私の古い記憶をたよりに書いています。  私はバスが嫌いだ。地下鉄や電車みたく正確に来ないし、酔うし、いつとボーっとしている私はボタンを押し忘れて降り過ごしたことなんて数え切れないほどある。 無事に降りるまでずっと緊張していなくてはならないから疲れる。 そして、オーストラリアのバスはもっと嫌いだ。オーストラリアのバスの乗り方は日本とは違う。 バス停に立っていて、乗

        ムネアカオオアリにアリメツがバズった話

          育児の一コマ「散々な夜」

          真夜中、半べそ状態のチョージョ(3歳)に揺さぶられて起こされた。どうしたのと聞くも「うっ…うっ…」と嗚咽で上手く喋れない。 なんとなく察しがついてパンツを触ってみると、結構盛大に漏らしてしまったようだった。夜中はオムツをはかせていたのだが、そろそろパンツで寝る習慣をつけていこうと、パンツで寝かせてみることにした初日の夜だった。 本人はビックリしたことだろう。怒られるかもという不安も込み上げて、私が「まず服脱ごうか」と言うとシクシク泣き出した。 「大丈夫、大丈夫。」 そう言って

          育児の一コマ「散々な夜」

          アンパンマンが好きだ。「スキップ不可の登竜門」

          アンパンマンが好きだ。 大好きだ。 娘がじゃなくて、私がだ。 娘も好きだけど、最近ではラブパトリーナやプリキュアに興味を持ち始めている上の子に、まだアンパンマンの傘下でいてくれと願いつつ、Amazonでなんの動画みる〜?と選ぶふりをしながらスクロールの手をアンパンマンに合わせて遅くしてみたりと、誘導する。 汚い手を使ってるように思うかもしれないが視聴コンテンツの誘導はなにも今始まったことじゃない。大人だってこの人はこういうジャンルの動画が好きなんだなと機械に勝手に分析され、

          アンパンマンが好きだ。「スキップ不可の登竜門」

          育児の一コマ 「因果応報でも…」

          夏休み気分がまだ抜けない朝。 寝坊して幼稚園の支度ギリギリで母も気持ちに余裕がない中で1歳娘と3歳娘の喧嘩が勃発。 始まりは多分下の子の足が当たったとか、歯ブラシでつつかれたとかいうことを上の子が文句を言い出したこと。だんだんエスカレートして、お姉ちゃんが妹の頭をバシッと叩いた。叩かれた妹はさほど気にしていない様子でツラっとしていたが、これは見過ごせないと思い 「叩いたらだめでしょ!」 と指導が入る。 「ねぇ、叩かれたら痛いんだからn…」 こちらが言い終わらぬうちにしれっと

          育児の一コマ 「因果応報でも…」

          52ヘルツのくじらたちを読んで、性について考える

          はじめに、【ネタバレ注意】です。 まだ読んでいなくて、ご自分で読み進めていくつもりの方はこの先読まないでください。 話題作、52ヘルツのくじらたちを読了。 親から子供への虐待は、たとえ作り話でも悲しいしやり場のない怒りがこみ上げる。 物語の中では二人とも救いの手を差し伸べてくれる人がいたことに、読んでいるこちらも救われた。 更にもうひとつデリケートなジャンルだと思ったのが、トランスジェンダーのアンさんの存在。 実はこちらの方が私の中では考えさせられる事が多く、モヤモヤ

          52ヘルツのくじらたちを読んで、性について考える

          文を書くということ

          私は話すのが下手だ。 昔から、おしゃべりの中心となって盛り上げることができる友達が羨ましかったし、かといって聞き上手かと言われるとそうでもなく、テンポ良く相槌を打ったり相手が言ってほしいコメントをタイミング良くぽんと発することもできない。 最近では余計に人と話す機会がないので、相手を不快にさせないようにだけ気をつけて当り障りなく会話をして、家に帰ってから一人反省会を開くと、やっぱりあの時こう言ったほうが良かったのではとか、あれは余計な一言だったかも?と、落ち込んだりもする。

          文を書くということ