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さらなるエリア拡大を目指して! 串カツ田中様との業務提携で「叶えたい未来」とは?

『 つくりおき.jp 』は、おかげさまで多くのご家庭から支持していただき、2023年11月に累計提供食数1000万食を突破しました。しかし、それでもなお、サービスの利用をお待ちいただいているお客様が全国に多くいらっしゃいます。

そこで今回、Antwayは株式会社串カツ田中と業務提携契約を締結しました。ファミリー層向けのメニューも充実した串カツ専門店を営み、飲食事業に関する豊富な知見やノウハウを持つ串カツ田中。今後は同社とともに、『 つくりおき.jp 』のサービス提供エリア拡大も視野に新たな製造拠点を設立し、運営してまいります。

その業務提携を記念して、12月8日、両社のCEOによる対談を行いました。業務提携の背景から具体的な内容、両社の「食」や社会貢献に対する想いについて語り合いました。

『 つくりおき.jp 』をさらに多くのお客様にお届けするために


当日は複数のメディアの方にもご参加いただき、対談の様子をご取材いただきました

——Antwayと串カツ田中が業務提携するに至った経緯を教えてください。

Antway 代表取締役CEO 前島恵(以下、前島):背景にあるのは、『  つくりおき.jp  』の利用をお待ちいただいている多数のお客様の存在です。

現在、日本では共働きの子育て世帯が増加したことで、食事づくりの手間や負担を削減するさまざまなサービスが登場しています。市場が急成長する中で、『 つくりおき.jp 』に対するニーズも増加。現在は26都府県で提供していますが、それだけではまだまだ需要に対して供給が追いつかない状態が続いていました。

このまま当社単体で事業を続けていくよりも、他社とともに製造拠点をつくって運営したほうが、供給の課題をいち早く解決することができるはず。そのような判断のもと、『 つくりおき.jp 』のキッチンの新設と運営を他社に委託することを決めました。

今回業務提携を行う串カツ田中さんは、「串カツで一人でも多くの笑顔を生むことにより社会貢献し、 全従業員の物心両面の幸福を追求する。」という経営理念を掲げており、私たちの事業にかける想いと共通する部分があります。また、ファミリー層をはじめ多くのお客様から愛される串カツ店を営み、社会的な信用も大きい企業です。今後、業務提携先の拡大も考えている当社としては、ともに事業を行うこの上ないパートナーであると考え、今回の業務提携を真っ先にお願いした次第です。

串カツ田中 代表取締役社長CEO 坂本壽男(以下、坂本):串カツ田中としては、コロナ禍をきっかけに会社としての次なる成長事業を探していたという背景があります。そのような中で、たまたま共通の知人をきっかけにAntwayの前島さんと出会いました。前島さんと話をする中で、「共働きが増えた現在の日本社会から家事労働を減らし、家庭に笑顔を生みたい」という事業への想いに深く共感。我々が求めていた“次の成長事業”の条件にもぴったりと当てはまると感じ、事業提携を行うことに決めました。

——改めて、今回の提携内容を具体的に教えてください。

前島:大きく2つの軸があります。1つ目が、串カツ田中さんの持つ飲食事業のノウハウを活かして新たな製造拠点をつくり、サービスの提供可能エリアを拡大すること。串カツ田中さんの力をお借りして、1日でも早く、『 つくりおき.jp 』の利用をお待ちいただいている全国のお客様にサービスをお届けしたいと思っています。

2つ目は、集客や認知獲得の面で両社のシナジーを生み出せないかと考えています。例えば、2社の商品・サービスをコラボレーションさせたり、お互いの顧客に対してプロモーションを行ったりと、2社で協議を重ねながら新しい取り組みを模索していくつもりです。

——串カツ田中としては、『 つくりおき.jp  』のどのような部分に成長性を感じているのですか?

坂本:先ほど前島さんも少しお話されていましたけれど、やはり市場の伸びしろの部分には大きな可能性を感じます。日本では今後も共働き世帯が増え、食事づくりの代替サービスの市場はさらに伸びていくと考えられます。しかし、サービス供給側は、共働き世帯の数から見れば、まだまだ足りているとは言えません。その“余白”の部分に成長性を強く感じています。

また、顧客視点から考えた際、Antwayさんのサービスがもたらす価値の部分にも大きな期待を寄せています。実は先日、私の家庭でも『 つくりおき.jp 』を注文してみたのですが、「炊事の手間が減ったことで家事全般が楽になり、もうサービスの利用を止められない」と、家族みんながそう感じたんです。ある意味、インフラのような価値を発揮している『 つくりおき.jp 』なら、きっとこの先も多くのお客様に支持されるサービスになると直感しました。

日本ではまだまだ「料理は人の手で」という風潮も残っていますが、こうした食事づくりの代替サービスを利用することがスタンダードになれば、あらゆる家庭にゆとりを生み出すことができると期待しています。

前島:サービスを実際に利用していただいたうえに、成長性や事業価値に確信を持っていただけてとても嬉しいです!改めてこの事業をしっかりやっていこうと、襟を正しました。

4年間蓄積したノウハウがあってこそ、業務提携を実現できた


試食会では、双方のメニュが提供され、参加者の皆さまに試食いただきました。

——『 つくりおき.jp 』のキッチン運営を他社に委託しようと決断された背景には、どのような部分にあるのでしょうか。

前島:事業をスタートさせてから約4年の歳月を経て、当社の中にさまざまな知見が蓄えられ、それらが他社でも再現可能なノウハウとしてまとまってきたことが大きいと考えています。

『 つくりおき.jp 』という総菜サービスの大きな特徴として、「毎週異なったメニューが、製造されたその日のうちに新鮮な状態で届く」という点があります。多様なメニューの料理を、鮮度を保ちながら大量に調理するという生産体制の構築は、実はかなり大変なことなのですね。ですが、当社はこれまで、試作などを行う拠点も含めて4カ所のキッチンを運営する中、そうした生産が可能な仕組みを再現性に着目しながら整えてきました。その部分が今回、業務提携を行う上でも大きく役立ってきたのだと思います。

坂本:そうした「製品の生産ノウハウ」は通常、そう簡単に得られるものではありません。今回の業務提携を通じて、Antwayさんが持つデータ管理や調理、キッチン運営に関するノウハウから多くのことを学びながら、私たちの手がける『 つくりおき.jp 』の製造拠点をどんどん成長させていきたいです。

そして、そこで得た知見を、自社事業にも活かしていくことができればと考えています。例えば、当社としても将来、セントラルキッチンでの串カツ製造を考える日が来るかもしれません。もしそうした拠点をつくることになれば、今回の事業を通じて得たノウハウが大きく役立ってくるでしょう。

また、別な角度からの話になりますが、『 つくりおき.jp 』のキッチン運営は、特に夜の時間帯に働くことが多い当社の従業員にとって、新たなキャリアや働き方の選択肢となりえます。両社のお客様からAntwayの皆さま、当社の従業員まで、あらゆる関係者に笑顔が生まれるよう、今回の業務提携の成功に力を尽くしていきたいです。

「食」を通じて社会に貢献する、2社の取り組み


——今回、Antwayと串カツ田中が共鳴した土壌として、両社が「食を通じた社会貢献」を行ってきたこともあるかと思います。改めて、2社のこれまでの取り組みを教えていただけますか?

前島:当社の場合は、何か改めて社会貢献に資する活動を行っているわけではなく、我々が行っている事業そのものが社会貢献につながっていると捉えています。

『 つくりおき.jp 』を通じて実現したいのは、あらゆる家庭から炊事をはじめとした“家事”という義務をなくすこと。家庭から義務がなくなれば、心や身体、時間に余裕が生まれます。余裕が生まれれば、本来注力したかった家族とのコミュニケーションや趣味、勉強などに時間を使うことができ、さまざまな機会を生み出すことができます。そうすることで、より豊かな人生を送れる方を増やしていきたいと考えているんです。

そのための第一歩として提供しているのが、多くの家庭で一番時間が使われている「料理」を代替する『 つくりおき.jp 』です。このサービスを利用していただける方を世の中に増やしていくこと自体が、多くの方にゆとりの時間と機会を増やすという社会貢献につながると信じて、日々事業と向き合っています。

坂本:社会貢献というと少し大げさかもしれませんが、お客様には串カツを食べて同僚や友達と楽しい時間を過ごしてもらい、笑顔になっていただきたいということは常に意識しています。

また、当社では、子どもも楽しめるメニューを多数用意しています。小学生以下はたこ焼きやアイスクリームが無料になったり、自分で作って楽しめるメニューとしてポテトサラダや「田中のおにぎり」を提供したりと、共働きの子育て世帯も気軽に行きやすく、大人と子どもが一緒に楽しめる場所になるように工夫しています。その点は、ひとつ社会貢献につながっているのではないかと考えています。

——最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

坂本:今後、2024年の春には拠点の設立を完了させ、新たなエリアでのサービス提供を開始できればと考えています。私自身が実際に『 つくりおき.jp 』を利用して、本当に時間的な余裕が生まれることを実感しているからこそ、串カツ田中のお客様も含めたより多くの方にサービスを使っていただきたい。この事業をより大きくしていき、多くの家庭に笑顔を生み出す一助となればと願ってやみません。

前島:『 つくりおき.jp 』は、まだ道半ばのサービスです。串カツ田中さんの力をお借りして製造能力を高めながら、少しでも早く、現在お待ちいただいているお客様にサービスをお届けできるように努めていきます。サービスをお届けできるように努めていきます。サービス提供エリアのお客様には、ぜひ『 つくりおき.jp 』をご利用をいただき、それでゆとりが生まれたら、串カツ田中で楽しむ時間に使ってもらえたら何よりです。

坂本:ありがとうございます(笑)ぜひ、『 つくりおき.jp 』を食べつつ、ご家族で串カツ田中のメニューも楽しんでいただけたら。皆様のご来店をお待ちしております!

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