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郷愁の道南、函館弁

かれこれ長いこと都会人を装って生きてきましたが、世を忍ぶ仮の姿であり、私の原点は出生から18年住んだ北の大地、北海道沿岸部のある港町。
従って第一言語は、北海道の中でも津軽弁の影響を受けたヘビーな方言。
ただ、同郷の相手がいないと訛りのスイッチは入らず、普段は脳の奥まった言語野にひっそり潜んでいます。
という訳で、郷土愛をテーマに、好きな大自然やモルトウイスキー蒸留所の話を粋に語ろうと思いながらも、地元にいたならば「いい振りこぐな」=「カッコつけるな」と叱られるので、母なる函館弁を幾つかご紹介します。

まず「初級編」です。
・なまらうめー:とてもおいしい
・しばれる:寒さが厳しい
・しゃっこい:冷たい
・いいんでねーがい:That's OK
・ありがとうと言われたら、⇒ なんもなんも:Not at all. You're welcom
ここまでは簡単だべ

「中級編」少し難しくなります
・これ投げるのいだわしいな~:どなたか分かる方?
これを捨てるのもったいないな
⇒ ゴミを捨てるのは、ゴミを投げるといいます
・やんやポップコーンかっぱがえしてしまった。
⇒ ポップコーンをひっくり返してしまった

「上級編」 かなり難しくなります
・こまいのねーがら、くだいでこねばなんねな:如何ですか、分かる方是非
⇒ 小銭がないから両替しないといけない
(女性が男性に)なーにむぐれてんのさ、こったべっこのこと。どんでもいんでしょ
⇒ 何を怒ているの、この程度の事、大したことないでしょう

では、「最上級」を一つ
・おめだらまんずほんずねくてよ
スラングっぽいので、興味のある方は、個別に聞いてみてください
(若い世代はさすがに使わないかもね)
最後に、See you later カジュアルに何ていうか
したらな、せばな~、:じゃあまたね~という意味です。



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