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ストーリーのあるワイン

っていいなと最近思っている。
きっかけは、近所の酒屋さんに勧められた1本のオレンジワイン。表題の写真だ。

個性的な瓶の形に加え、子供の顔のようにも見えるラベル。
開ける前に生産者のワイナリーについて知りたくて、調べてみた。

最も驚いたことは2つ。

一、このワイナリーが国立公園内の自治区にあるということ。

国立公園内に自治区?
何か壮絶な闘争の気配が漂ってくる

一、自治区には伝説の女戦士が7人いたということ。

まるで7人の侍みたいだ!

そして私の購入したワインのラベルは、19世紀、この地に生きた女性達の娘や義娘が、受け継いでいったイヤリングがモチーフなのだという。
他にも様々な伝説を持つ土地柄らしい。

いやはや驚いた。
軽い気持ちで覗いてみた1本のワインの奥に、どうやら壮大なストーリーがありそうだ。

もう少し詳しく知りたいと思ったけれど、ネット上では残念ながら力尽きてしまった。

今は想像を膨らませて楽しんでいる。

ブドウの品種やその土地の特徴が、ワインの大切な構成要素であることに疑いの余地はない。

けれど世界中にあまたあるワインの中で、人々の記憶に残るのは、どんなワインだろう。

そう思いを馳せる時、ストーリーをはっきりと持ったワインの存在がくっきりと浮かび上がってくる。

例えばヴーヴ・クリコのように。

私に限って言うと、ン万円もするような高価なワインは飲んだことがないから、必然的に記憶にはないというのが哀しいけれど(ToT)

出会ったワインの中にストーリーを見つけて、身近な人にまず伝えてみる。

そんなワインの楽しみ方もあって良いと思っている。

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