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ポップアップストアレポ

こんにちは、web古着屋closet museum館長ことビレです。

今までの試みはこちらから↓


前回フルギフェスに参加したあと、レンタル店舗でポップアップストアを開いてみないか?というお声がかかり、実際に2/18に開店してみた時のレポートです。webでしかお店を持っていない古着屋さんの参考になればと思います。

◆経緯

声をかけていただいたのは、古着屋Julianが経営しているハナタバ画廊様でした。
おそらくフルギフェスのタグで投稿しているショップの中から、店舗のイメージに合うアカウントへ向けて営業をかけてくださったんだと思う。

お店は古着の街高円寺にあり、内装もドンピシャ可愛いものだったのでチャレンジ。
価格帯も、店舗の備品使い放題にしてはかなりリーズナブルだった。
店舗に下見は行かなかったのでハナタバさんに頼んで内装の動画を見せていただき決定。

ギリギリ1人でも回せそうな規模感だったけれど、いつもの心強い友人2人にお手伝いを頼んだ。

さらに新しい試みとしては、パーソナルカラー資格を活かして店舗でパーソナルカラー診断をしよう!ということ。
これの準備については後述します。

◆振り返り

実際にポップアップをしてみて良かった点と、課題点。

▼良かった点
・やっぱ店舗はいい!一国の主になった気分。自分の思うカワイイをお店として展示できるのは最高。
・内装の飾り付けをしなくていいし、センスがいいので助かった(全体的なレイアウトが致命的にセンスのない人間)
・実際に古着に興味がある人に手に取ってもらえること
・試着室があること!古着はサイズがシビアなので試着してもらえるのは本当にありがたい。安心して買えるよね
・ゆっくり接客できること。イベントだとなかなかこうはいかない
・ラックや棚で目線の高い位置にレイアウトできること。
・冷暖房完備
・鍵かけて外出できる
・音楽かけられる
・太陽光が差し込む。これめっちゃ大事だった。パーソナルカラー診断は自然光じゃないと正しく診断できないので。事実日が暮れてきてからは診断が難しかった

▼課題点
・駅から遠い、そして古着屋が集まるメインストリートからも離れている
→こればっかりは仕方ない。一見さんは0だった。パーソナルカラー診断で確実な集客をしたのは正解だった。
・手狭。お客さんが2人以上来るとかなり密。
・自身の集客力の無さ。熱狂的なファンがいれば結局遠くても来てくれるはずなので……でも今回それは診断を受けに来てくれた人たちなのかもしれない
・診断結果に合わせた商品を持って行けていなかった。結果はブルベが多く、今回のイエベ商品展開が祟った

課題点を差し引いても、実りある結果になったなと思う。
また、フォロワー数の多いアカウントが宣伝してくれることによって、こちらへの流入も多少増えた。
運営元と私の店の系統が少し似ていることもあり、客層を引き込むこともできたと思う。

これは学生時代の友人と会話して得た情報で、「実店舗を構えている店とwebのみの店を比べると安心感が違う」とのことだった。
確かに……と目からうろこ。
店舗を開いている動画や店員の雰囲気を確認することによって、購入者にとってより安心材料になるかもしれない。

◆パーソナルカラー診断について

今回初めての試みとしてPC診断を取り入れた。
準備というか、友人に誕生日プレゼントとしてカラードレープを贈ってもらったので、せっかく有資格なのだしいずれはアナリストとしての働きもしていきたいと思っていたので善は急げとばかりに乗り出したのである。

準備したものは、
・カラードレープ
・お客様へのヒアリングシート
 →困っていること、普段の好みなどを聞く
・結果と詳しい分析結果を記載して戻すカウンセリングシート
 →自宅に持ち帰ってベストカラーなどを反芻できるように。
・ラミネートしたベストカラーの一例画像やコスメの色味などの資料
 →友人の提案。めっちゃ役に立った。

これらを駆使しつつ、太陽光の差し込む店内の姿見の前に座っていただき、ドレープをあてながら解説。
太陽光でないと光の色の影響を受けてしまい正しい診断ができなくなる。ネット上での診断ができないといわれているのもこのせい。
正直、実際初めてお会いするお客様の診断をするのは緊張したしかなり難しかった。
ドレープ側で用意されている色味が結構2シーズンにまたがるニュアンスのものもあったりして、ドレープを入れ替える必要もありそうだった。

結果的に、コスメを持ち込んで相談してくれた方や、診断を受けた結果たくさん購入してくれた方もいて、課題点は多々あれど成功に終わったと思いたい。

今後もレンタルオフィスなどを借りて定期的に診断会をしてみたい。
最近ずっとお洋服のおすすめを聞いたり相談してくれる友人がいて、その都度喜んでもらえるので、すごくうれしいし楽しい。
診断できる項目を増やすことも検討しているけど、ちょっと大それた考えが
あって、今までの診断メソッドを超える新しい診断内容をつくれたらいいなとも思っている。

もちろん、基礎あってのアレンジというのが私の信条なので、勉強は続けていかなくちゃなあ。

◆最後に

また新しい試みを達成することで新しい道が拓けたと感じた。
今後も、ちょっとした冒険や思い切り、フラットな思考で様々なことにチャレンジしていきたい。

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