そんなに数を観ているわけではないのですが、今年特に印象に残ったMVを選んでみました。

Kate Bollinger / Shadows

Kate BollingerのMVは"Grey Skies"の時も思ったのですが、無作為なようで音楽の世界観との親和性の高い映像で意外と考え込まれてるんだろうなと思っています。360度カメラを効果的に使った演出が個性的。

Dry Cleaning / Scratchcard Lanyard

カーテンが開いた時の出オチでもあるんですが、カメラを引いていくとバンドメンバーが現れるのがかっこいいんですよね。バンドの雰囲気にもあったシュールなMV。

Wet Leg / Too Late Now

何かにかこつけて今年中にこのバンドについて言及しておきたかったのでこの場で触れたいと思います。猥雑かつアートな内容。2021年に突如現れ大きく注目を集めるも未だ謎に包まれている感じのあるバンド。来年の4月にアルバムが出るのでその時にまた語りたいです。

Snail Mail / Valentine

月刊レビューでも触れましたが、3年ぶりのアルバムが発表され、その先行曲のMVが年齢制限がかかっていると知った時は驚きました。Snail Mailの不機嫌そうな顔は不思議な魅力があります。

black midi / John L

何と言っても今年の衝撃的なMVといえばこれ。しかしこのMVの何が衝撃って映像の印象を上回るほどの楽曲の強さが1番衝撃だと思います。

2021年ベストアルバムは年明けにでも。