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2022上半期プレイしたゲーム

 2月にWii Uと3DSのeショップが来年終了するとアナウンスがあったので、色々買い漁った。積みゲーが増えていく。

 ということで以下、上半期にプレイしたゲームの記録である。
 基本的にはクリアしたゲームです。一部、クリアという概念がないものがあるのでプレイしたゲームという表記になる。プレイはしたけどまだ途中のものは書いていない。

星のカービィ 夢の泉の物語

 3Dクラシックス 星のカービィ 夢の泉の物語(FC/3DS DLソフト)1993/2012

 3DSの立体視に対応した夢の泉の物語の移植である。そしてこれはすべて3DS向けにドットを一から打ち直すという異色の移植である。
 カービィの代表作とも言える本作を僕はプレイしたことがなかったので3DSを買ったときにこのソフトを買ったのだ。そして今年になってようやくプレイした。
 今でこそカービィのコピー能力は当たり前だけど、この作品が初出である。今の感覚だと慣れるまで少し難しいと感じた。コピー能力も単純なものが多く、一つの能力に多彩な技があるわけではない。昔はこうだったんだと知らなかったから楽しめた。
 3Dクラシックス版ならではの映像で、もっとこの立体視に対応したレトロゲー移植を出せばいいのにと思った。

ドラゴンクエストⅥ

 ドラゴンクエストⅥ 幻の大地(SFC)1995

 それからダークドレアムも倒したけれど、防戦一方だったのでもっとボコボコにできるまで修行しないといけないと思った。そのためにもメタルキングよろいがほしいけれどメダル15万枚なのである。そしてこのドラクエ6のカジノはあまりにも当たらなさすぎるクソゲーなので非常に困る。お金をためてメダルを買ったほうが早いのではないか。気が向いたときに熟練度上げとかします。
 また2周めプレイしてモンスターばっかり育てたいとも思いました。

カービィのピンボール

 カービィのピンボール(GB/3DSバーチャルコンソール)1993/2012

 こういうのがゲームボーイらしくていいよね。シンプルなピンボール。ところどころにというか全体にカービィの要素が散りばめられているので癒やされる。カービィが丸いからこそこういうゲームが生まれたのだ。かわいい。

カービィのブロックボール

 カービィのブロックボール(GB/3DSバーチャルコンソール)1995/2011

 まじむずい。
 カービィの要素を取り入れたブロック崩しでしょ? となめていたらいけない。油断したらすぐに死ぬ。
 普通にクリアするだけならそこまで苦労はしないけれど、隠しステージというか最終ステージを出すためにはすべてのステージで予め設定されているボーダーラインのポイントを超えないといけない。これが難しい。しかし幸いなことに、バーチャルコンソール版ではクイックセーブができるのでなんどもやり直すことができる。というかこれがなかったら(実機だったら)かなり難易度が上がる。とにかく難しくて最高だった。

ベイグラントストーリー

 ベイグラントストーリー(PS)2000

 近年、様々なゲームがリメイクとかリマスターとかで出ているけれど、ベイグラントストーリーもリメイクされたら面白いと思う。ゲーマー向けのゲームというかシステムをしっかり理解して奥深いゲーム性を楽しむゲームなので。人を選ぶけれど、このゲームが発売された当時と今では状況が違うのできっとハマる人は続出するはずだ。当時は見向きもしなかったゲーマーあるいはまだ生まれてもいなかった人々に触れてほしい。
 人類史に残る名作だった。

星のカービィ 鏡の大迷宮

 星のカービィ 鏡の大迷宮(GBA/Wii Uバーチャルコンソール)2004/2014

 めちゃくちゃ面白い。
 カービィでありながらメトロイドヴァニア的要素を取り入れた作品。縦横無尽に広がるマップを探索していく。もちろんカービィなので様々なコピー能力を使って謎解きをして行く場面があるが、それを考える楽しさがある。マップを見ながらどのルートでそこにたどり着けるか、どこから能力を持ってくるか等考える。カービィとメトロイドヴァニアの相性がこんなにいいとは思わなかった。ただちょっと難易度が高めの作品な気がするので、今後同じような作品は出ないのかもしれない。
 今作は制作がハル研じゃなくてフラッグシップなので異色作という感じだった。海の音楽が良かった。一部の能力は優遇されて何種類も技があったりするのに技の幅がない能力もあって格差がすごいのが残念だった。

カービィのきらきらきっず

 カービィのきらきらきっず(SFC/Wii Uバーチャルコンソール)1999/2013

 スーファミ版である。スーファミのカセットはプレミア化しているので実機で手に入れることはかなり困難なので、そういう作品がバーチャルコンソールで配信されているのはありがたいことです。なのになんで終了するのだ。悲しい。
 いわゆる落ちものパズルゲームで、こういうゲーム好きだよねとあらためて思った。しかも同じ絵柄で挟んで消すという内容だった。ある程度考えることができるけど、偶然消えて連鎖になることが多い。というか考えてもその通りにならないで予期していないところが消えたりする。じっくり考えるゲームじゃない。そのへんはカービィらしさなのかもしれない。ハマると何時間でもプレイしてしまう。個人的にはかなりの名作だった。

星のカービィ 参上! ドロッチェ団

 星のカービィ 参上! ドロッチェ団(NDS/Wii Uバーチャルコンソール)2006/2015

 ボリューム不足感は否めない。ファンから不評みたいだけれど、わかる。
 全体的に難易度は易しい。初心者向けすぎる気がした。謎解きの直前とかには必ず必要な能力が配置されていて、他のステージからもってくる必要がない。カービィの楽しさの一つはそこじゃんと思うのでやるせない。あとステージによってはめちゃくちゃ短いものもあって拍子抜けする。それとラスボスがあまりにも弱いことで有名らしいが、本当に弱くてそれは後世に語り継がれる的な意味では良かったのかもしれない。
 今作もフラッグシップ製でグラフィックやBGMは前作の鏡の大迷宮の使いまわしも多かった。能力については前作より進化はしているものの能力間の差は激しい。

ドラゴンクエストⅤ

 ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁(SFC)1992

 上に書き忘れたけど、5はAIが賢いと思った。
 的確に回復してくれるし、アイテムも使ってくれる。もちろん完璧ではないのでなんでそこでそれっていうこともある。でもかなり頼りになることは間違いない。6はAIだとアイテムを使ってくれなかったので、その点はかなり5はストレスなく戦闘できる。
 あと、6で会心の一撃が出にくいと書いたけど、あれは6では通常攻撃はほとんど使わないからだと思い至った。特技ばかり使うから会心の一撃を出しようもない。

星のカービィ トリプルデラックス

 星のカービィ トリプルデラックス(3DS)2014

 名作だった。
 3DSの奥行きを生かした仕掛けが満載だった。面白いけど、それに固執しすぎていた気もする。ちょっとくどいと思ってしまった。特にボス戦で奥に行かれると攻撃できないのが残念だった。奥/手前に攻撃できる技も搭載すればよかったのではないか。
 ストーリーモードは、どのステージも妙に長いのが気になった。しかもレアキーホルダーを探したりしているともっと時間がかかる。キーホルダーの収集要素はワクワクするからとても良かったけど、レアキーホルダーとったステージは表示してほしかった。ラスボスは連戦で熱い展開でとても良かった。
 新能力についてはビートルとスナイパーが強すぎる。ベルも楽しい。サーカスはトリッキーで使いにくい。そんなところだ。あと、目玉要素のビッグバンはステージの中で強制的に使わされるのが残念だった。それとビッグバンで大きなものを飲み込むシーンがグロいと感じた。ちょっと吐き気がした。
 サブゲームも最高に楽しい。後に独立したのも納得の面白さ。定番の格闘王への道も難易度が高めでよい。カービィといえばボス戦みたいなところがあるのでボスが多彩で攻略のしがいがあるのはよい。今までのシリーズの中でも難しい方かもしれないけど、そこがいいのだ。
 全体的にボリューム満点で大満足の作品だった。なんで今まで手を出さなかったんだろう。

悪魔城ドラキュラ

 悪魔城ドラキュラ(FCD/FC)1986/1993 / 悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション(Switch)2019

 存在は知っていてもプレイしたことのないシリーズだった。作品数がいっぱい出すぎているし今更……と思っていたけれど、コレクションをプレイすればある程度の作品をプレイできる事に気づいた。
 初代からプレイしたわけだが、難しくて良い。アニバーサリーコレクションに収録されているのはディスクシステム版じゃなくてロム版で、EASYモードもプレイができるけどもちろんNORMALモードでプレイした。難しいんだけど、だんだん上達するし、曲はいいし(さすがコナミ)。
 操作に慣れるまでは難しいだろうし、ファミコン時代のゲームだからかなり厳しいだろうと思っていた。実際には操作に慣れても難しかった。でもレトロゲームにありがちな理不尽な難易度ではなく、現実的な難易度だった。
 やっぱりアクションゲームっていいですね。試行錯誤していろいろ試して攻略法を見つけていくのは楽しい。

サ・ガ2 秘宝伝説

 サ・ガ2 秘宝伝説(GB)1990 / Sa・Ga COLLECTION(Switch)2020

ゆうめいなやつ

 想像以上にストーリーが良かった。ゲームボーイのゲームで当時は容量も少なかったはずで、そんなにストーリーに期待なんてできないと思っていたけれど、そんなことはなかった。
 サガらしいテキストには興奮するし、意外な展開がいくつもあって続きが気になるお話づくりだった。
 システム面では、前作の正統進化という感じでとっつきやすかった。パーティを決める際に、ルーレットでランダムに選んだから、人間、エスパー、モンスター、モンスターというパーティでプレイしたけれど、ロボが強いらしいので次はロボも入れてプレイしたい。前作ではエスパーが強かったけど、今作もエスパーは魔法によるグループ攻撃や回復も優秀で活躍した。
 難易度は高めに感じた。サガシリーズにありがちな、雑魚が強いという状況が発生するのが面白い。ラスボスはそんなに強くないけど、雑魚は複数体出てくるから1ターンに猛攻がくる。一瞬で全滅することもある。でもすぐリトライできる仕様(ストーリー終盤まで)もよい。そして一部のボスもやたらと強くこちらは何もしていないのに1ターン目に全滅する。なんやこいつって何度もなる。強すぎて笑うしかないのに、再チャレンジして頑張って勝てたりするのも面白い。サガらしさだと思った。

メトロイド ゼロミッション

 メトロイド ゼロミッション(GBA/Wii Uバーチャルコンソール)2004/2014

 Wii Uと3DSのeショップが閉鎖すると聞いてゲームを探し回っていたら、メトロイドの大半の作品がこ2台でできることに気づいた。これまで全く触れてこなかったシリーズだけど、これはしないといけないと思った。
 ていうか最新作以外はできる。プライム2とかはプレミアついていて中古でほぼ売っていないけど、それ以外のメインのシリーズはできるのである。
 そしてまずはゼロミッションをプレイした。初代メトロイドのリメイク版だ。しかしリメイクと言っても大きく変わっているところもあるみたいなので、FC版もそのうちにしたい。
 ゲームとしてはこれが1作めなのかという完成度だった。リメイクであることを抜きにしても。シリーズの基本は確立されているように思えた。迷宮を探索する楽しさ、パワーアップしてアクションの幅が広がる楽しさ。ボス戦はそんなに苦戦はしなかったけど、探索に重点を置いているゲームデザインなのでそれは別に良かった。
 非常に面白かった。さすがアドバンスのゲームは面白い。すべてのアイテムを集めたり抜け道を見つけようとするととても大変でテクニックも必要になってくるが、そういうやりこみ要素には燃える。同じところを行ったり来たりなんて退屈だと思っていたけれど、全然そうじゃなくて、逆に探索するのは楽しいことに気づいた。そういうの好きなんだなって気づいた。子供の頃に出会っていたらもっと何周もプレイして探索し尽くしたんだろうなと思った。大人になるとお金はあるから色んなゲームを買ってしまうため、一つのゲームにのめり込めなくなってしまう。何度も周回してプレイするということはなくなった。それは寂しいことだよなと感じた。

メトロイド サムスリターンズ

 メトロイド サムスリターンズ(3DS)2017

 面白いんだけど、3DSのスティック操作を強要されるから壊れそうで怖い。
 今作から新アクションとしてメレーカウンターが登場したけれど、慣れないと難しい。基本的に死に覚えゲーだからそれでいいけど。その難易度の高さというか少なくとも簡単ではないのが良かった。後半のボスとかにもメレーカウンターは可能らしいけれど、僕はそれに気づかなかった。というかカウンターできる位置に近づいてリスクを取る戦法を取らなかった。もっと積極的にいろいろ試したらいいのだろう。しかし攻略を見つけるのも見つけないで試行錯誤するのも楽しい。自分なりに戦って倒したあとに倒し方を調べたら、その攻撃カウンターできるんやとかそうやって回避するのねとかわかって面白い。
 あと、ベビーメトロイドかわいい。
 リドリー強い。

弟切草

 弟切草 蘇生編(PSアーカイブス)2001/2011

 PS版をアーカイブスで、Vitaでプレイした。
 とにかくカオスなゲームである。
 ルート分岐がめちゃくちゃだから今回の話でその話出てきてなかったやんみたいなことがしょっちゅうある。しかもテキストもネタ的なギャグ的なものも多くて、こちらとしてもテンションに困る。
 サウンドノベルという概念を生み出した記念碑的作品ということでプレイした。カオスなシナリオになりがちで問題点も多いけど、個人的には概ね好印象だった。そして思ったのは、携帯機との相性がいい。僕はVitaでプレイしたけれど、寝る前にちょっとするみたいな感じでプレイしやすい。歯を磨きながら片手で操作できるのも良い。SFC版を知らないけど、PS版はグラフィックがきれいで、ホラーテイストの雰囲気を醸し出すのにかなり役立っていたのも評価できる。
 欲を言えばチャート機能がほしかった。でもこのゲームは攻略するというかカオスに分岐するシナリオの、その過程を楽しむゲームだからそれでいいのかもしれない。
 僕は通常エンディングを全種見たら現れるピンクの栞まではプレイした。毎日のようにカオスなシナリオを読まされるのはちょっとさすがに疲れたので完全クリアはまた今度にします。「完」にするにはまだまだ大量のエンディングにたどり着かないといけなくて、その間(しかもピンクの栞によって増えた選択肢もある)カオスなテキストと戦わないといけないのである。『かまいたちの夜』と『街』をしたらまたするかもね。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD(Wii U)2016

HDきれい

 ストーリーとステージはとてもよかった。ボスが全体的にそんなに強くないのが気になった。少なくともボス戦で苦戦した印象はない。それは、僕がゼルダに慣れているから大体の攻略法がわかってしまったりするからだろうか。ガノンも64と同じくテニスをしたし、過去作のプレイ経験が物を言うのは間違いない。あと、ボス戦で思ったのはワンダと巨像の戦闘シーンに似ていると感じたボスがいたことで、それは2D時代じゃありえないなということ。3Dになってそれだけ巨大な敵を表現できるようになって敵の背中に乗って戦うシーンを描くことができて、しかもHDで迫力満点で楽しかったし世界観にのめり込めた。
 今作を始めたのは去年の11月頃で、僕は少しずつプレイしていた。そして5月頃、20時間ぐらいプレイした段階で3つぐらいしかステージクリアしてなくて、結構まだ序盤でボリュームありすぎじゃない? と思ったけどそれは僕があちこち探索しまくったりしたい性分だからスローペースになるのだろうかとも思う。でもそのあとマスターソードを取ったあたりからミドナがデレ始めて一気にプレイした。クリアタイムは60時間ぐらいだったけど、長時間プレイして疲れたということはあまりなかった。64(前回プレイしたゼルダは時のオカリナである)のころのグラフィックと違ってしかもHDで映像がきれいからのめり込めてしまうというのもあるかもしれない。一つ一つのダンジョンは結構ボリュームがあってどのステージもクリアするのに割りと時間がかかってしまうけど、毎回あっという間だった。
 毎度のことだけれど、今回はどんなアイテムが出てくるんだろうというのもゼルダの楽しみで、今回面白かったのはスピナーとチェーンハンマーで意表をついてきて良かった。
 それとBGMがよい。『傷だらけのミドナ』という曲がとてもよい。

あと猫かわいい

総評

 第一位 ベイグラントストーリー
 第二位 星のカービィ 鏡の大迷宮
 第三位 ドラゴンクエストⅥ 幻の大地
 第四位 ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD
 第五位 サ・ガ2 秘宝伝説
 第六位 メトロイド ゼロミッション

 そんな感じである。

 下半期はドラクエ11とスーパーメトロイドとFF12となにかしらの悪魔城となにかしらのカービィとサ・ガ3あたりはすると思います。あと、マリオRPGとヴァルキリープロファイルとデュープリズムあたりもしたい。それからかまいたちの夜と真・女神転生とニーアとルイージマンションとクライシスコアと。あれとあれとあれと。

 人生は短い。ゲームばかりしている場合だ。

 下半期にご期待ください。

もっと本が読みたい。