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【暮しの養生手帖2021 5月5日 立夏】

二十四節気に合わせてその時にお伝えしたい「やすむ」「たべる」「うごく」の小さなコツをお伝えしていくマガジンです。

【二十四節気 立夏】

これを書いているのは5/10なのですが(遅い)、明日明後日は最低気温が11℃、10℃とあり、週の後半は最高気温が29℃の日があります。

早い時期に最高気温が上がって、今年は夏が早いのか?と思ったりもしましたが、どうも「春が長い」という感じのようです。ようでした、かな。

いつまでも最低気温が上がってこないので「寒い」と感じる時間帯が日々あり、しかし最高気温が上がっていくので気温差についていくのが大変でしたね。ついていけなくて風邪をひき、ご時世柄「これはもしかして…コ、コロ……ひいい」と心労が増した人もお見受けしました。

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そしてここ数日(5/10以降)の予報では雨が多く、これ、梅雨が早いのでは…と思ったりもします。


【やすむ】

気温変化は相変わらずですが、それでもその乱高下にもだんだん慣れてくるのか、のぼせのような感じで眠れない人は少なくなってきたのでは。

しかし相変わらずの新型コロナのあれこれで、ストレスで眠りの質が良くない人、気持ちをすり減らしている人は多そうですから、疲れてるなと思ったらたくさん寝てください。


そのあれこれにも慣れてきて、そして朝明るくなるのが早くなってきて暖かくもなり、よーし朝活!という雰囲気もありますが、

早寝しないで早起きはしないでくださいよ!

5月、さわやかな陽気で、新芽ももりもり出てくるタイミング、勉強や運動「始めよう!」っていうのにすごくいいときです。だけど、睡眠時間を減らして朝活すると、続きません。賭けてもいい。

なので、朝はやく起きるなら寝る時間もずらしてくださいね!


【たべる】

連休、家にいて、もしくはバーベキューなどで、食べすぎた人はちょっと量を減らしたり、食べ過ぎたものは減らしたりして調整をかけておきましょう。

なぜなら天気が悪くなってきそうだからです。

おなか=消化器官は湿気に弱いので、おなかが疲れたまま雨のシーズンを迎えると調子を整えるのが難しくなります。

そして今年はなんか、雨が来るのが早そうだししかも気温が上がるのも早そう。「蒸し暑い」が早く来ると、あっというまにおなかがしんどくなります。

栄養不足と貧血で夏バテしないように、天気がそこそこいい今、調子を整えておきましょう。

さわやかな今こそ、体調整えておきましょう。


【うごく】

熱中症への準備をする必要が出てきました。

具体的には、「いちどしっかり動いて、汗をかけるようにしておく」ことです。

さらに具体的に言えば「きつい運動をちょっとでもやる」か「そこまできつくない運動だけどしばらく続ける」ことで、じわっとでいいので汗をかくところまでやっておいてください。

急に気温が上がったとき、汗をかけないと熱がこもって(熱を外に出して処理することができなくて)、熱中症になりやすくなります。

熱中症が多いのは真夏もですが、暑さ慣れができていないこの時期も、発生が多いのです。特に5月中旬の予報を見ていると、気温が25℃以上で天気のよくなさそうな時期があり、湿気と気温の高さでけっこうしんどそうです。


あと、運動習慣はこのさわやかな時期につけましょう!なんでもいいから始めましょう。「これでいいのか?違うんちゃうか?」で種目を変えるのはあとでもできます。まずは「運動をするための時間」を取る練習から。

さわやかなこの時期に始められないと、きっとずっとできないですよ。雨が降ってるからなあ、暑いからなあ、とか言って。

って脅す感じやっぱり嫌だな〜。言い方変えよ。

今の季節なら、体動かすのほんとに気持ちいいですよ。梅雨や夏、冬にやる気を出すよりずっとやりやすいです。秋もいいんだけど、すぐ寒くなっちゃって続かないのです。



【ゆにさんの養生暮し】

阿佐ヶ谷姉妹が大好きな私(この商品のCMに出てる)、そしてトイレ掃除主担当でトイレクイックルに超お世話になっている私が最近これを買いました。

掃除を使い捨てのモノでやるの、エコ的な観点からは微妙な気持ちになりますが、育児とかいろいろ大変な今はシンプルライフはちょっと脇に置いときます…っていう話もそのうちしたい。

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これを買って始めて使ったとき、トイレで取り回すのにちょうどいい大きさや、絶妙なカーブなど「わあ!」というポイントがいくつもあって、花王さん大好き!みたいな気持ちになりました。

でもそれ以上に「わあ…」っていう感じで、便座の土台と床の隙間の汚れが取れたんですよね。わあ…。トイレのこの部分は毎日は掃除していなかったので、いつのまにか汚れがかなりたまっていました。

そうなんですよね、汚れって、ためてしまうと掃除するときに「うわぁ…」ってなって、次にやるのが嫌になってしまう。「またアレやるの、いやだなあ…」って。そしてまた汚れがたまって、一念発起して掃除することになる。

でも、私はトイレクイックルで拭くのはもっとまめにやっているし、洗面台は毎朝、顔を洗うのにお湯が出てくるまでの間に洗剤をつけないで拭いてるけど、そうしておくと「うわぁ」という汚れはたまらないんです。

結局なんでもそうなんですよね。小さく分けてこつこつやるのがいちばん楽なんです。ためてしまうから、めんどくささが特大になる。

体のケアも同じことだと思っているので、いまこれ書いてる間にも5行の間に「これ読んでこれ読んでこれ読んで」って30回くらい3歳児に言われるような生活ですが、スキを見てラジオ体操したりプロテイン飲んだりしています。まとめてやらない!


京都で、2018年生まれの怪力男児を育てつつ鍼灸院をやっている私、の日記。