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【暮しの養生手帖2021】 2月3日 立春

さっそく出遅れてるわけですが、去年挫折した、二十四節気を追いながら暮らしの養生について書くの、今年も始めてみよう〜。

続けるってことを大事にするので、

・ボリュームを多くしない

・全方向的にスキがないように、って考えない

・暮しの部分は完全に私的なことで特に人の役には立たなくても気にしない

で、いこうと思います。

私的なことの部分は有料にしてみてますが、これはこのあとに有料にふさわしい情報がありますよ!ということではなくて、投げ銭的な感じで送ってくれるような人には私のたいしたことない暮しの中のこつをお伝えしてもいいかな、ぐらいの感じです。


【二十四節気 立春】

二十四節気は、暦とは別に季節のめぐりを区切ったもので、立春はそのはじまり。今年の立春はなんかものすごく久しぶりに(適当)2月3日。

「春」という漢字が入っているし、毎年この頃には光がすごく春っぽくなるので、なんか、やらなきゃ!っていう気になりがちだけど、まだ「立ったばかり」。いきなりやりすぎないで、「よし、ちょっと始めてみようかな」ぐらいで、少しずつやったらいいな、という感じ。

最近天気の「例年」がおかしな感じなので、記録として週間天気予報を貼ってみようかなと。

うーん。やばい。17℃って2月にしては高すぎるし、しかも下が1℃の日まであって、数日の間での気温差が大きすぎる。無理せんとこ。

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【やすむ】

私自身についても、臨床や養生寺子屋(私が以前養生の話をして、それを続けるために結成されているfacebookグループ)でも、睡眠に異常が出てる人が多いです。

異常といっても、「そういえば」レベルで、

・寝付きがよくない

・夜中に目が覚める

・眠りが浅い感じがして、朝起きてもしんどい

というようなことが起こってる感じ。

そういうのって「春」に起こりやすいんだけど、今年は12月1月も冬っぽくなくて、すでに睡眠異常があった人も多い。本来ぐっすり多めに眠って休んでおきたい時に眠れてないので、疲れがたまった状態で今を迎えている人も多くて、心配。


うまく眠れないときの対処法、いろいろ言われてるけど、いちばんはまず、

「眠れないなら、長めに眠る」

だと思う。私もそうしています。眠れるようになるまでは、長めに休む!


【たべる】

胃が荒れてる感じ、胸焼け、ちょっとした吐き気、お通じが変な感じ(つまる方もゆるくなる方も)、こういうのも春に出やすい問題で、それがもう出てるのが今年。

それも広くは「のぼせ」と考えて、熱が上へ上へ上がってきてしまうから、とは考えるのだけど、のぼせだからといって冷たいものを飲んだり食べたりして「冷やす」と、時々やってくる寒い日にしんどくなる。

食養生的には「香りのいいもの」を摂って流れをよくする。葉物の野菜を多めにとって、食事を軽やかにする。

…だけど、こういうの、ちょっと言うの早いんだよな〜。今年どうなるんだろう。春が長いのかな。早く夏も来てずっと暑いのかなあ。


【うごく】

眠りづらい、食べづらい、を解消するには「うごく」。「うごきはじめる」ぐらいでいいのだけど。

汗をいっぱいかいて、息をはあはあして、というのは今はまだ早い、けど、足が冷えて頭の方へのぼせる、を解消するには、体をつかって、特に足をつかって、体のなかの熱やエネルギーの偏りを減らしていく、という方法が実際的な感じ。

単純に考えたらいいと思います。昼間動いたらよく眠れるし、おなかすくよね。って。それがここ最近のお天気にも合っていると思います。


【ゆにさんの養生暮し】

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京都で、2018年生まれの怪力男児を育てつつ鍼灸院をやっている私、の日記。