家を離れて三千里
毎年恒例の、日本帰国をしてきた。
夫と可愛い猫を置いての、一人旅。
でも一年のこの行事があることで、私たち夫婦はお互いにいろんな確認ができたりしている気がする。
友人たちの近況
今回もかなりの友人たちと連日会い、いろいろな共有をしてきた。
が、プライベートが結構大変な話を聞いてしまった。
元同僚の一人は、前回の際には夫婦関係の改善があった!と言っていたので良かったね~!と喜んでいたのだが、現在離婚調停中。
相手方がかなり怒っているため、かなり難航しているらしい。。。
ただ既に大きくなったお子さんからは「もう離婚していいよ」という言質を取っているそうだ。
「最初から夫婦関係がねじれてたから…仕方ないんだけどね。」
結婚当初からいろんな事由があったのは何度も聞いていたし、その状況にちょっと同情していた。
ちょっとため息をつきながら話している彼女を励ましたくても、実は彼女が既に恋人がいる状態だと聞き、ついついお子さんのことを考えてしまい、あまり親身になれない自分がいる。。。
そしてもう一人の友人からは、
「これまで黙っていたけれど、実は別居してたのよ」とのこと。。。
現在やっと離婚に向けて話し合いを重ねている最中とのこと。
こちらは、相手方の不倫が原因でこじれた夫婦関係だが、実は相手のほうが離婚したくないと当初駄々をこねていたそうだ。(苦笑)
「原因を作ったのは向こうなのに私が嫌な思いをするのが本当に嫌。すぐにでも離婚したかったのに相手がごねるから、外堀埋めてやったわ!」
・・・さすが、できるオンナは違うなあ。
「50代になって、自分の大事な時間を浪費するのが本当に馬鹿らしくなってきたんだよね。。。」
自分の時間の使い方・・・昔の同級生と会った時に、そんな言葉を聞きながらいろいろ考えてしまった。
留守中の夫
さて、いつもこの時期は結構な長い期間、家を空けることになる。
実は帰ってくるたび、疲れている中でも忙殺されることが発生していた。
夫は昔から頑張ってお掃除をしてくれているが、やはり男性の掃除の仕方は根本的に違うのかな?をこれまで実感していた。
タオルは永遠じゃないんだよ?
(タオルが擦り切れても、新品同様に大丈夫だと思っている。)
水しか入れてなくても、洗わないと汚れてるんだよ?
(洗ってない水筒が臭ってきて、びっくりしないで。苦笑)
そこは汚してない!と言っても汚れているんだよ?
(食器の水切り場の水は、捨てないと雑菌が発生するんだよ。)
・・・この後始末に帰宅後の3日間ぐらいはヘロヘロになりながら、鍋底やをこそげ落としたり油っぽい食器を徹底洗浄していた。
が、今年はほぼ、1日だけ鍋底清掃だけで他はほぼ大丈夫だった!
夫の家事力が、格段に上がっている。
「すごいきれいだね!頑張ってくれたんだね!すごいね!」
思わず、褒め倒すほどに今年の夫はいろいろと完璧だった。
いつもカビているポイントも「ほんのちょっと」だけになっていた。
「帰ってきたら2週間ぐらいは、君は使い物にならなくなるからね~」
そんなことを言いながら、気遣ってくれている。だから私が返ってくる前に頑張ってきれいにしてくれたんだと思うと本当に胸が熱くなった。
・・・ホントにいい夫すぎる!帰ってきてよかった!
実は今回日本に帰った際に「やっぱり日本のほうがいいな…」といろいろ考えちゃってたことは忘れることにする。(苦笑)
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