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イイ男の条件


イイ男」とひとことで言っても、人ぞれの捉え方があるので千差万別だ。

例えば、男性が同性としてみる「いい男」と、女性が付き合いたいと思う「いい男」はきっと違うだろうし、私が「いい男」だと思う男性も、友人にとってみれば「え~その人?!うーん、イマイチ…」なこともあるわけだ。

・・・みんな違う人がタイプだから、世の中なんとなく、激しく奪い合わずに行っているんだろうけど。(時には、激しいのもあるが…)

ということで、私の狭い交友関係の中の話に限るが、先日友人とのネット飲み会で話していたことを書いてみる。


会えない時間


私の周囲は、まだまだ若い恋愛が現役の友人もいて、「本気でいい人いたら、行っちゃうよ?」という感じのようだ。

ただこの状況下で、なかなか出会いの場もうまく行かない、というか、「リアルに会えない」状況が結構もどかしいようだ。

友人の何人かは、ネットでの出会いで、会えない分ずっとやり取りしていると言っていた。

ネットでの出会いは、私も忙しい頃によく利用していたので、「なかなか出会いが無い」という友人には、ちょっとしたアドバイスと共にお勧めしている。

メールやメッセージのやり取りだけで、ほんとに恋愛に発展するのか…ということも心配されたが、私は過去の彼氏を含め、夫とも、数か月から年単位のやり取りを続けて、恋愛と結婚にまで至っているので、強くお勧めできる。

こんな状況だからこそ、時間をかけて、しっかりといろいろ確認しながら知り合っていくのもいいと思うよ~と。

元彼Pとは3年ぐらいずっとメールのやり取りをした挙句に、アメリカに会いに行った経緯もある。

夫とは、会う前に結局1年近く「友人として」メールとメッセージだけでやり取りしていたので、本当にいろんなことを話した。

それ以外にも、メールで長くやり取りしている「恋人にはならず、友人になった」人は、今でも忘れた頃に季節のメールが届く。

彼らも、結婚してたり、結局してなかったり…と様々だ。

・・・そういえば、これでもう15年近くの付き合いになるんだから改めてびっくりだけど。


で、みんなの「イイ男」をざっと並べてみた


私の尊敬する元上司が言っていた「いい男」のタイプは、

「私自身の支払いに、文句を言わない人がいいな。」

「食事や飲み物を、一緒に楽しむことができる人がいい。」

「疲れて帰って来た日には、晩御飯を作ってくれるような人だったら、もうたまらないかも…」

・・・忙し過ぎて、ちょっと「お嫁さん」求めてるよ…というツッコミに大笑いした。

でも、以前の私も似たようなことを言っていたから、本気では笑えないかも。(苦笑)

そして同じようなことを、友人の大学教授がつい先日言っていたので、働く女性には「嫁のような男性」が良いのか?とさえ思った。

・・・が、いくら「嫁のような男性」が望ましいと言っても、変になよっとして女っぽかったり、イマイチ責任感が無かったりすると幻滅するんだそうだ。そこが難しいところだ。(涙)

さて、サンプルとしては独特だと思うが、限られた私の交流関係の中で出た、そんないろいろある勝手な希望を並べてみると・・・

・自分である程度稼いでいる男
・男尊女卑じゃない男
・相手(私)について理解しようとしてくれる男
・相手(私)を大事に思ってくれる男
・怒りっぽくない男
・何かあった時には率先して動いてくれる男
・食事やインテリア、笑いのツボなど好みが似ている男
・なにかと「任せられる」男             

・・・と、まだまだきりなく続くで、この辺で。(笑)

確かに、いろんな希望を並べていくと果てしなくなると思う。が、私達の間で比較的早く挙がるのが、「自分である程度稼いでいる男」だった。

別に年収1000万とか、具体的な金額が出てきたわけではないが、とりあえず働いて自分のことは自分で賄えるお金を稼いでいる人がいいよね、というのが友人の中での共通の希望の冒頭に上がったものだった。

私の周囲は、同類友を呼ぶ、という感じでやはり、仕事が好きなタイプが多い。だからどうしても、自分と似た人(仕事好き)のほうが、合うのは確かだ。

なので、完全に専業主夫希望だったり、養ってもらいたい男性(ヒモ体質)とは、要は考え方や性格が合わない。

実は30代の頃は、「もう、私達が養っちゃってもいいよね」ぐらいの話も出ていたが、実際にそんな男性と付き合ってみると「重い…」「イライラする…」という事態を体験した結果、結局は「やっぱり最低限働いている人がいいよね。」という所に落ち着く傾向にある。(苦笑)

残念ながら、紐的ホストタイプにハマれない私と私の友人達(同年代~年上)は、早々に「嫁男子」探しを諦めて、だったら一人がやっぱりいいよね、という結果に結局落ち着いたのだった。(笑)

それは、自立した高収入男性が自分と同じように、自立して多少なりとも稼いでいる女性を好むのと似ているのかも、と経験上思った。


でも、今30代の友人はなかなか切実そうだ。

彼女達は将来的に子供も産みたいし、働きたいし、旅行もしたければ、家も欲しい。(まあ、そうだろう。。。)

そうなると、やはりはっきりと自分と同じぐらい働いて稼いでいる人がいい…という希望になるようだ。


条件を言っているうちは無理?


相手を探している段階で、「こんなの、あんなの」と条件を細かく言っているうちは、相手が見つからない、というのは経験上知っている。

条件だけでは、結婚できないものだ。

中には条件優先で結婚した人もいるが、私の聞いた中では、条件だけで結婚すると、後で結局「愛情を感じなくて離婚」したケースや、相手に何か起こった時(失業、病気、浮気など…)が縁の切れ目になる可能性が高そうだ。

だから、友人に相談された時には「ちゃんと好きな人と結婚してね」とついつい言ってしまう。


うちの夫のイイ男度


まあ、私の場合は惚れてしまったので、もう全部OKになってしまっている。

でもやっぱり多分、「愛の切れ目が縁の切れ目」にはなると思う。

もし夫からの愛情を感じなくなったら、もし夫への愛情がなくなってしまったら、その時は潔くお別れしよう、と決めているし結婚前に話してもいる。

(幸いまだあるので、別れる予定はない。)

無理に前述のイイ男の条件に当てはめてみるならば、

〇稼いで、私を養っている。(私はテンポラリーな兼業主婦)
〇男尊女卑ではなく、私には責任感を持ってくれている
〇私の動向を見て、理解している
〇私を大事に思ってくれる
✖ちょっと怒りっぽく、声を荒げることもある
〇何かあった時には率先して動いてくれる男
〇食事やインテリア、笑いのツボなど好みが似ている男
✖いざという時は、私の出番が多い。  

という感じだ。

「怒りっぽく」なるのはホントに嫌なので、夫が怒ったりするときは普段温厚な私が恐ろしいぐらい倍以上キレることにしている。(それが嫌で、抑えるようになった。)

そして、夫に「任せられない」わけではないのだけれど、正直私の方が決断力や状況判断力がある場合が多いので、困った時や「今決断をしなければならない」時は、私がしている。(というか、夫に頼まれる。)

でも、夫のことは「味方なのに間違って撃たれてても許せる」ぐらい信頼はしているので、頼りにはしている。

夫は、私にとってかなり「イイ男」ではあるけれど、これはメガネが愛情で曇っていしまっているせいかもしれない、と、ちょっと思った。(笑)



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