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一条ゆかり展へ行き感じた事      〜推しとの気持ちいい別れ方


私の大好きな漫画の一つに『有閑倶楽部』という漫画がある。

簡単に説明すると、スケールが超デカい学園ドタバタ劇。

ジャンルはコメディ、アクション、ホラー、恋愛、クライム何でもあり。

幼小中高大一貫制の名門学校であり、名士名家の子女が通う聖プレジデント学園。その高等部生徒会の面々は学園でも屈指の権力と能力を持ちながら、生徒会らしい事は何一つせずに暇を持て余していた。何時しか生徒や教師から「有閑倶楽部」と呼ばれる様になった彼らは、学業もそこそこに大小様々な事件に首を突っ込み、様々な出来事に関わっていく…                                            wikipediaより引用

作者は”一条ゆかり”先生。

『プライド』というオペラ歌手が主人公の漫画で、

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞されている有名な漫画家である。

『有閑倶楽部』の話だけで朝まで語れる自信があり、

今だに私生活に『有閑倶楽部』がいる。

というのも、『有閑倶楽部』はとにかく情報量が多く、ジャンルが広くて勉強にな

る漫画だからだ。

数年前に「お宝鑑定団」で話題になった3つ目の曜変天目は、

『有閑倶楽部』を読んでいなければ完全にスルーしている話題だった。

近年注目されている船旅は、乗ったこともないのに毎日ショーが開催されて

カジノ等の娯楽以外にも美容室、銀行がまるで一つの街の様に配置されている事を

知っていた。

この様に『有閑倶楽部』のおかげで子供の頃から知っていた事柄は

挙げればきりがない。

明確に連載が終了した訳ではないが、最新巻でも15年以上も前である。

日常で有閑倶楽部を思い出す度に、

いつか有閑倶楽部の新作が読めたら嬉しいなと思っていた。

そんな中、第1回りぼん新人漫画賞準入選がキャリアのスタートだった先生の

節目となる2018年に

”集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展〜ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!”が開催された。

少しずつ活動を再開されるのかなと期待を抱きつつ

冬の北海道から飛行機遅延や欠航のリスクを多少背負い

負意気揚々と行ってきたのである。

その時の感情がやっと、本当にやっと

言語化できそうになったので、noteに書いておこうと思う。

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