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引越し費用高杉

引越し費用高すぎやろ。

初期費用はマジで話にならないくらい高すぎるし、荷物の搬出入も家具の買い替えも高すぎ。

これ資本主義の搾取構造すぎて、サラリーマンとしては感想をしたためておくことくらいしかやることがない。

初期費用高杉

初期費用、50万とか平気でいくのマジ意味不明。

当月・翌月分の家賃と仲介手数料とかが内訳なんだけど、それ一度に払わせるんかい。払えなかったら引越しできないってことかいな。

今回の引越しは、元住んでたアパートが夏場になるとダニがすごく発生して、あらゆる対策を講じても収まらなかったから、やむにやまれず決めたことだったんだけど、これは憲法22条にも保障されている居住・移転の自由の行使なんだよな。

憲法にも保障されているのに初期費用こんな高かったら、実態として保障されてないというか、資本主義的なリアリズムがこれを完全に阻害している。

それに、初期費用は高いのが当たり前、みたいなムードに乗る必要はない。それなのに、民間同士の契約だからって好き勝手に条件決めて、条件が悪いと思うなら他行けみたいにすれば、結局所有者側が優位に立つ構造があるわけだよな。引越さなくても契約の更新で手数料取られるし。

しかし当然条件に合わなくても時間的制限があれば決めなくちゃいけないときがあるし、借家人は湯水の如くカネを垂れ流せる上流階級ばかりではない。毎日何時間もパソコン画面見つめて目悪くしてショボい給料もらってひもじく暮らす庶民にはできない。

家財運搬費高杉

家財運搬費、これまた高すぎ。

うちの場合は何とか家族の助けを得てトラックとか借りて済ませたけど、そのせいで短くも貴重な週末はすべて引越し作業で潰れた。

週明けて疲労半端なくてまともに業務に手がつかないまま、帰宅後の少ない時間で荷解きをする平日がもう2週間続く。

同僚は引越しを同じように自前でやって体調崩してそのまま新型コロナ陽性で重症化して死にかけていた。

運搬費が高すぎるからって節約すると平日の労働はまともに勤まらないし、下手すれば体調崩して死にかける。

家具高杉

家具、引越しのたびに大金かけて運ばなくちゃいけないのはもはや喜劇じみている。賃貸住宅に備え付けてくれれば運搬費も安く抑えられるのに、その選択肢が極端に少ない。

考えればわかることだけど、前の部屋の規格に合わせて買った家具が次の部屋にぴったり合うわけがない。

一部は処分してまた買い替えなくちゃいけないし、買った家具を組み立てるのもクソ大変で疲労が抜けねえ。おまけに処分するのにもカネがかかる。

サラリーマン人生高杉

結局カネが余ってないと引っ越しはできない。当たり前だ。

これが当たり前だということはつまり、自由に移転が叶うわけではない。憲法で保障されていても資本主義はこれを保障しない。

ひもじいデスクワークサラリーマンは日々の業務で鈍った筋力や体力をフル稼働して大変な疲労を被りながら貴重な週末を捧げなくちゃいけない。

それはデスクワークサラリーマンだからではなくて、デスクワークが終わった後や週末に身体を鍛えていないからだ。

デスクワークサラリーマンはひもじいんだから、せめて身体を鍛えて体力をつけて、平日の労働に支障が出ないように労働後の時間を費やさないといけない。

サラリーマンの人生は高すぎる。