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5 半々

2014年11月10日

「おはよう(^ ^)」
「ぱるお君は お金持ちだからピコタン3号でも買ってもらおうかな❤︎」

「おはよ☆」
「よろしく❤︎」
「勘違いはイケないぜ!笑。まず、ビンボー。。」
「会社役員だから大丈夫❤︎」
「そして衣食住に興味なし…」
「そうなの…?」
「そうだよ(^-^) 起業家のほとんどは赤字ですよん。笑」
「奥さんにはプレゼントしてる?」
「してるけど、ノーブランドだと思う。。これからピコタンをググる(/_<。)」

「ピコタンプレゼント?偉い!!!大丈夫40万もしないから❤︎」

「もしくは、ブランドだと分かっていない(お互い。( ̄∀ ̄)3ほうほう エルメスなんだ…」

「うん❤︎ 買ったら、高いって叱られる?見る人が見ればわかるけど…知らないと、エルメスってわからないです(>_<)笑。あ…仕事してね(^ ^)/」

「欲しがらない人だから、もし買ったなら、いいんちゃう(^-^)?って言いそう。キレイめ彩乃さんが好きそうなのは分かる♪」

「今時の人はコーチ好きだよね。。。お揃いみたいに持ってる>_<」
「きっとコーチ見ても分かんない。笑」
「ぇえ!」
「でも、彩乃さんねだらないでしょ。。高いものは」
「私は普通だと思う。服装が普通って意味ね。笑」
「少なくとも、うちの奥さんよりキレイだよ…( ̄∇ ̄) だから、たまに買ってあげるんだけどねー」

「優しいね。。。❤︎ ねだったりしないかな…勝手に買う…( ̄ー ̄)笑」
「笑」
「家事の報酬です( ̄^ ̄)ゞ」
「ダンナさん、幸せだろ〜なー(´・з・`)」
「なんで!笑」
「理想的な専業主婦じゃん❤︎」
「若い男の子とエッチしても。。。(._.)?笑。24歳年下とか…ダメでしょう(・_・;」

「そこは、知らぬが仏だよ(^-^;)」
「ぱるお君が24下だと中学生だね(^^;;」
「犯罪やんil||li (OдO`) il||li」
「だね…( ̄ー ̄)笑」
「他の男性知って、見えてくるダンナさんも、あるんじゃない?」
「かな〜。男性っていうより男の子だね。。。笑。ぱるお君は、サイトで会いたい人はいないの…❤︎?」

「彩乃さん!でも…」
「私じゃなくて>_<❤︎笑」
「半々かな…」
「でも?半々?」
「他はいない(`・ω・´)ノ 会うと、終わってしまいそうだから…。エッチと一緒。笑」

「会うと終わってしまう…?遠いからかな。。。エッチと一緒って…笑。ぱるお君の裏プロフでも見てこよ〜〜❤︎ お仕事は大丈夫なの?」

「家事は大丈夫なの?報酬とれないよ?笑。エッチはイっちゃうと終わるでしょ。笑。いま、お互いをいろいろ想像してるでしょ?会うとそのピースが全部埋まっちゃって、次のステップが出てくるか、半々かなって」

「ふくらはぎフェチって何。。。❤︎?笑。高速…も笑えました。私はお化粧中てす。では また(^ ^) お仕事頑張ってね❤︎」

「無料で見ないで。笑」
「えへっ❤︎」
「はい。またねー(^-^)ヽ」

妻が息子ほどの学生とエッチをしていても、知らなければ幸せでいられるだろうか?仕事から帰って、家中が綺麗に片付いていて、食卓に美味しい料理が並べられていたら、妻が不倫をしていても、幸せと言えるだろうか?知らなければ・・・比べようもないことだ。想像すらしないだろう。「知らぬが仏」なんて言葉があったような気がする。

もし、知ったら…。

直哉も、もはや比べることができなくなっていた。なぜなら、妻が不倫をしてくれた方が、彩乃のことを後ろめたく思わなくて済むからだ。
(つづく)


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