日々徒然

娘が母親の顔をしているのを見た時、自分の子育ては終わったのだなあと思った。/

風の匂いが恋しい。陽の触りが恋しい。空を見たい雲を眺めたい。木々の色づきはどんなだろう。花は開いただろうか。もっともう少し生きている心地を感じたい。それは自分の内から感じられないものなのだろうか。/

ご飯が少し食べられるようになった午前中は少し調子が良い今日は点滴がなかった。自分のことばかりでは「生きているよ、ありがとう」の心地からは遠いのは何故だろう。/

こころよ、こころ

やわらかく、いて

夫があまりに家の中のことを知らなかったということに驚いた。私が今までにも倒れたことも寝込んだことも知らなかったという。サラリーマン時代忙しく出張の多い人だった。娘がかなり呆れていたけれど、これから自立できるよい機会になるといい。なにより娘たちが困らない。/

良いこと悪いこと、どんなことにもあるはずだ。起こることに意味を与えるのは自分だろう。

そうして時間を上手く味方につけられるといい。/