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日々徒然

慌ただしかった暮れとは一変静かなお正月を過ごした。日向ではうっすらと汗ばむくらいの三が日。

上の娘夫婦も初めてのお正月を2人で穏やかに過ごしたようだ。仕事一辺倒で、偏食が酷くて、料理などほとんどしたこともなかった娘が、色合いも美しい見事なおせちとお雑煮を作っていた。愛は強し。

母親の心配や役目は一体なんだろうと思う。日常生活の細かなことを、それこそ口が酸っぱくなるほど言い続けた時間。教えること、伝えること、繋げること。最後は親の生きざまかと思うと少し震えてしまう。

幾つになっても何処にいても、心配し続けるのが親なんだろう。痛い思いや辛い思い、悲しい思いはなるべくさせたくない。自分も同じくらい痛いし辛いし悲しくなる。けれどもじっと忍耐強く見守ることも、同じくらい大切なことだと分かっている。ありのままを受け入れてやる覚悟も。それが親なんだろうな。親は子供の記憶の中で生きている。

あけましておめでとうございます。

良い年になりますように。きっとなりますように。