2.不動産屋をめぐる

「物件の絶対数がそもそも少ないですね」

 過去、不動産屋にお世話になった経験は、あるにはある。

 大学2年のころ、どうしてもひとりぐらしがしたくなり、(実家から通える距離だったにもかかわらず)突如早稲田に住むことを決めた。大学近くの不動産屋に駆け込み、家賃は管理費込みで6万5000円未満、できればワンルームじゃなくて1K以上、日当たりがいい場所で、と話し、4つほど内見をした末に、唯一日当たりに納得できた部屋を選んだ。女子大生が選ばなそうな和室の部屋。壁はやや薄く、静かな夜には隣室のテレビの音が聞こえた。悪くない部屋ではあった。
 不動産屋に行くのはその時ぶり。8年くらいの間に、私にも知識がついた。とにかく内見すること。不動産屋の出してくる物件は厳しく見ること(妥協しないこと)。短期決戦ではなくそれなりの長期戦を覚悟すること(よい物件は時の運なので)。

 その経験を踏まえて、私は不動産屋への一歩を踏み出すことにした。

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2.不動産屋をめぐる

青柳美帆子

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青柳美帆子

編集・ライター。現在はアイティメディアという会社で「ねとらぼGirlSide」というメディアを担当しています。好きなものは少女革命ウテナと麻雀。最近考えたいことは「よく暮らすこと」です。

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