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最近仕事とプライベートが忙しくあまり飼い猫にかまってあげられていない。

ゆっくりと遊んであげたいところだが、私もトレーニングや趣味の料理やらオンラインゲームをする時間も確保したい。

猫は私のトレーニング中におもちゃを運んできては私の周りに並べていく。

料理をしていると足元で私がかまうのをじっと座って上目遣いで待っている。

ゲームをしていると撫でろと頭をすりすり擦り付けてくる。

そんな猫がとても愛おしい。

だが、ずっとかまっている訳にはいかないので泣く泣く無視をしてしまう。

そんな顔で見ないでくれ、、、

そんな猫が最近私の足をよく嗅ぐようになった。

特に仕事終わりでクタクタになった日限定。

何か臭うのだろうか?

他人から足が臭いと言われたことはないので多分大丈夫だと思うのだが。

やたら足を念入りに嗅いではファーという顔をしている。

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これはフレーメン反応と言われる反応である。

爬虫類や両生類や哺乳類などの生き物はフェロモンを感じ取る働きをする器官「ヤコブソン器官」というものが備わっているという。

そのヤコブソン器官は嗅覚器官であり、鼻ではなく口の中(前歯の裏側付近)にある為、より多くのフェロモンを感じ取ろうとして口が開くらしい。

人間は進化の過程でヤコブソン器官を含む神経系は退化したため存在しない。

その器官がもし人間にも残っていたら、匂いフェチの私は常にフレーメン反応を起こして間抜けな顔をしていることだろう。

好きな人の前で間抜けな顔を見せる訳には行かないので退化してよかったと心から思う。

そんな訳で、今日も我が家の猫は私の足を嗅いでは遊べや撫でろやとにゃんにゃん不満を訴えるのだった。


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