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あふれる想い

心を静かに整えるために、
ひとり静かに「瞑想」しているのに、
いつの間にか「瞑想」は「妄想」に変わっている。

脳裏の中に、
あなたの艶やかな裸体と
めくるめく激しい情事を「回想」し、
さらに奇想天外な「空想」を膨らませ、
あなたとの淫らな「幻想」に浸り、
今度会ったときは、
こんなふうに抱いてみたいと「構想」する。

そしてあなたに会えてあなたを抱いた時、
「予想」通りあなたが乱れて終わった後は、
私に向かってあふれるほどの
「愛想」をふりまいてくれる。

あなたとの情事の「感想」はいつも、
男と女の官能の「理想」の姿。

そしてまた一人でいる時に、
あなたとの情事を「夢想」して、
あなたを「懸想」してやまない。

こんなにも
あなたへの想いがあふれている。
言葉にしつくせぬほどに。

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