ビジネスレベルの英語力について色々

一口に言っても色々なレベルがある。自分の場合、取引先の英国企業の人達は「この日本人カタコトだし言葉遣いもなんか変だけどクライアントだし金になるから話聞いてやるか!」って感じで聞いてくれてると思うから会話が成り立ってると思う。

今の仕事をざっくり説明すると、日本の企業や自治体のイギリスでのPR活動(英メディアへの出稿やイベント運営)を請け負ってお金を稼いでいる。自分の立ち位置は、日本の企業や自治体がクライアントで英国内は対しては発注側だ。ビジネスにおいて発注側も受注側も本来対等な関係であるはずだけれども、やっぱり発注側の立場の方が強いことが多い。
両方に対して敬意を持って丁寧に接することは大前提として、クライアントへは完璧に近い言葉遣いが求めらる。メールの文面や打ち合わせでの言葉遣いの少しの差によって案件受注の可否が分かれる場合もあるからだ。一方で協力企業へは多少変な言葉遣いでも許される場合が多い。自分の変な英語を聞き取ることが彼らには売り上げに繋がるからだ。

「英語話しているんだ!すごい!」と日本の知り合いから感心してもらうこともあるが、それは使う場面が協力業者に対してであるから成り立っているのであって、イギリス企業をクライアントとして働く場合は全く通用しないと思う。

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