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憧れの人から自分のやりたい仕事について考える

先日、知人のアーティストが出展するイベントに行ってきた。
その知人と会ったのは10年以上前に一度だけである。友人の友人なので、その後もたまに話が耳に入ったりはしている程度。

しかし、わたしはいちど会っただけの彼女にとても憧れていた。
可愛くて、自然体で人を惹きつける魅力があり、話しやすくて男女問わず友人も多く、彼女らしい世界観があって、奇抜ではなくさりげなく、すごくお洒落だ。

先日彼女が自分ひとりで企画、制作、販売を行うブランドが出展するイベントがあった。
今までは遠方なこともあってなかなか行く機会が無かったが、今回はたまたまうちの近くでのイベントで、日程もタイミングが良かったので、
久々の再会にちょっとドキドキしながら彼女の展示ブースに行ってみた。

彼女は覚えていてくれて、久々の再会に驚きながらも色々とおしゃべりしてくれた。
彼女のブランドのインスタをみて欲しいと思っていた商品が購入でき、嬉しい気持ちで帰宅。

それからずっと考えている。
彼女は自分で企画からものづくり、販売、広報まですべてひとりでやっている。
まだ小さい、かわいい娘さんもいて、子育てしながらやってのけている。販売ブースに娘さんも一緒にいた。
彼女のパートナーもアーティストで、パートナーのほうは生活が不規則なため、子育てはほぼ自分がやっていると言っていた。

すごい。すごすぎる…
そして、自分のペースで、自分にしか出来ないことをやっている。
かっこいいな。

憧れているだけじゃなく、
自分もなにか出来ないだろうか。
そう、なにか…
私だけに出来ること。
ほら、何かひとつくらい…

過去に何かしらの結果を出したものを
色々思いだしてみる。
習い事、部活、趣味…

…うーん。
なんだろう。
ずっと考えていて、ふと思った。
自分にとって何が幸せなんだろうか。

わたしだけにしか出来ないことは、
とりあえず今は「母」の役割だけで充分なのである。
そして、わたしは彼女ではない。
湧き上がるような「これをつくりたい」
「これをやりたい」が無いのに、
彼女のようにモノづくりをして販売したいと思うのもなんか違うか。

毎日の育児は色んな人の話や育児書の内容を真似しながらも、わたしだけのオリジナル。試行錯誤である。
わたしだけにしか出来ないこと。
それで世の中の役に立つことはきっとある。

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