れんげ舎「じぶん綴り方」サークルでの今月のお題です。

年末にもなると、もはや年始めのことはまったく覚えていなくてびっくりします。「えっ、今年だった？」と思うことだらけです。
ふりかえってみると、そこそこ見ていたかも。

ドラマはNHKが多かったです。
最近はなにかとNHKがおもしろい。
大河ドラマに朝ドラ・夜ドラ。
夜にやっている月～木・1回15分の夜ドラがなかなかあなどれないです。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、北条義時が主人公、『吾妻鏡』を下敷きにしていて、脚本は三谷幸喜。
泣いて笑って、美男美女の眼福で、楽しませていただきました。
個人的には、佐藤浩市さん演じる上総広常が好きでした。歴史的には「誰？」って感じですが、自分の領地を大切に思って守り抜こうとし、男気があって頼りになり、一生懸命習字の練習をするかわいいところもあって。ああ、なのに理不尽に殺されてしまいます。
仲間だろうと肉親だろうと（かわいい盛りの孫すらも）、邪魔と思えば消してしまえという、ひどい世界です。
こんな世界はいやだと心の底から思いました。

今年見た映画は4本。
ミニシアターが好きで、ドキュメンタリーが多かったです。
小原浩靖監督「原発をとめた裁判長～そして原発をとめる農家たち」には心を揺さぶられました。
チラシの「よって、原発の運転は許されない」というひとことにも、ぐっとひかれます。
全編に静かな情熱を感じました。
TOP│映画公式『原発をとめた裁判長　そして原発をとめる農家たち』 (saibancho-movie.com)

「すずめの戸締り」も見ました。
TOHOシネマの招待券をいただいたので。
圧倒されっぱなしで、新海誠監督はやっぱりすごいなあと思いました。
インタビュー記事を読んで、想いの強さを感じました。
映画「すずめの戸締まり」 新海誠監督が東日本大震災を描いたわけは｜NHK

今年はどんな物語に会えるでしょうか。
良い出会いがありますように。