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やっぱりユダヤ人はすごい

本屋をぶらついていると、最近やたらと「ユダヤ人」や「ユダヤ」についての本が目に付く。
この本もその一つだ。

藤田田さんの「ユダヤの商法」。
1972年上梓とは思えない。50年経った今でも十分通用する本だと思う。あまりに面白くて一気に読んでしまった。自分が興味をもったところを書き出してみたいと思う。

1. 暇のない人間は金儲けできない


その通りだと思った。自転車操業では考える時間がない。
起きている時間の2割を内省の時間に当てるとよいと言う。でなければ、良いアイディアが浮かばないのだ。
日本人は「早寝早起き、早食い、早くグソ」を3つの得としているが、そのような貧乏性では金儲けはできないのである。
余裕のある者しか金儲けはできない。

2. 食べるために働く、働くために食べるのではない


人生はいかにおいしいものを食べるかということに尽きるという。
日本人は働くためのエネルギーとして食べている。食を楽しんでいないのである。
私は食べることが好きである。おいしいものを食べていれば幸せである。
食べることを大切にする生活を続けていこうと自信をもらった。

3. 人間の細胞は刻々と変化している


腹が立ったとしても、気持ちの切り替えを早くすることが大切である。
それがなかなかできないので、不機嫌な時間が続くわけだが、
怒っていたときの細胞は今はもういないのである。
今日の身体は今日の細胞でできている。
怒っていた時と今の自分は、違う細胞でできた人間なのだという考え。
すっきり水に流して、今日を新たな気持ちで取り組もう。
気持ちの切り替えの早い人が勝ちなのである。


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