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23歳

23歳になりました。いよいよ、と感じる数字です。

22歳の生活で最も大きかったのはやはり、大学を卒業したことと、本格的にフルタイムワーカーとして働き始めたこと。

もともとフルタイムと同じ時間帯で半年以上働いていた上に、コロナの影響もあり、卒業した感覚も、働き始めた感覚も薄いままに走ってきましたが、大きなターニングポイントだったことは間違いありません。

朝から出社して、夕方に退社してから大学の図書館に閉館時間まで籠り、卒論を書く生活もしていた。

仕事面で言えば、振り返ると空白の時間は全くなく、常に全力を投じる仕事がありました。10月はイベント準備、11月は仕事と卒論の双輪。プロジェクトは11月-2月、3-4月、4-9月と切れ目なく続いてきた。コロナ禍になっても、むしろ忙しくなったほどで本当にありがたい限り。

コロナ禍、世界的に大打撃を与えたことに間違いはないけれど、個人的には、このタイミングでコロナ禍に放り込まれたことは悪いことばかりではないと思っています。

というのも、新卒時代はとにかく仕事をしたいと思っていたから。時間があってもなかなか遊べないという状況で、私はその浮いている時間も仕事に使っています。

土日は自分で勝手に「マーケティング合宿」として関連本を読み漁っているし、考えることはなんでもマーケティングに結びつけるくせがついてきた気がします。

あとは、単純にリモートがメインになったことで稼働できる時間が増えたことも大きいです。3,4月こそムズムズした気持ちを持つことも多少はあったけど、半年もリモートで働いているとそのあたりはもう問題なし。良くも悪くも仕事以外にものすごく没頭できるものがないから、気付いたら仕事をしている、という感じなのですが。

とにかく今は、たくさん仕事をさせていただき、どんどん面白くなってきている段階です。毎日自分には何かができるかもしれないという気持ちと、自分にはまだ何もないという気持ちを行ったり来たりしながら仕事をしています。

仕事好きだと思われることも結構多いけど、よほどのほどのことがない限り、人生の大半は仕事をしながら過ごすわけで、その時間をつまらないと思いながら過ごすのと、楽しさややりがい(幻想にはしないように)を感じながら挑戦していくのとでは雲泥の差になると思うし、私は疑いなく後者でありたいと思う。

仕事が好きなのは、好きなことや、やりたいことを仕事にできているからというのも大きいと思います。「仕事⇄好き」が成立しています。

好きなことを仕事にするメリットは、もちろんたくさんあるけれど、私は逃げ道を自分で断つことができるということだと考えています。シビアに聞こえるかもしれないけれど、私は好きというある意味ロジックを超えた強い感情があるなら、頑張るのは当然だし、むしろ自ずと頑張れてしまうと思う。

そこまで「働いてます!頑張ってます!」と思わないのはこれが理由かもしれない。仕事はもはや体調管理みたいなもの。やらないと罪悪感を抱いて調子が悪くなる(笑)

もちろんモチベーションには波があるし、どうしても頑張れない日もある。それでもどんな時でも、好きに触れると嬉しくなるし、これこれ!と心の中で湧き上がるものがある。そうしてまた明日から頑張ればいいと思います。

23歳は、自分の真価をを問いながら生きていきます。自分の経験を欲しがってもらえる人間になりたいと思うようになりました。経験というのは、チャンスに対して自分が貢献したことだと思います。

私は、ありがたいことにチャンスには心底恵まれていると思う。だから、それぞれのチャンスに対して、自分がどれだけ本気で向き合って自分のできることを最大化させて価値を創り出すことができるか、これだけだと思います。

溢れて止まらないほどの熱が欲しい。静かに達観している自分に気がつくと、これが大人になったことか、とさらに達観をしていたりするけど、心のどこかでは青かった中高時代の滾るような熱が恋しいです。

最後に、自分の好きな言葉を。

朝起きたら生まれ変わっている、そんなことはあり得ないのだから、せめて毎日努力して、ある時振り返ったらその進んだ距離を変化と呼べるようにしよう。

頑張るどん🦊