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最近の記事

暇と狂気と人生と

「暇と退屈の倫理学」を読みました。ほんっとに面白くて、そしてちょっとつらい本だった。刺さりすぎて抜けないつらさ。随所で命題が与えられて、ついつい考え込んでしまう感じでした。 とかいいつつ、「考えても仕方のないことは考えない精神」で生きているのもまた同じ私です。そして「人生の意味」がその最高峰だと思っています。いきなり大きな話だけど。 「何のために生きてる?」誰かに尋ねられたとして、正直答えられない。個人的にこれは、いわゆる「神のみぞ知る」の領域の話な気がしている。 だか

    • 階段

      いよいよ今年最後!今年の総括をします。 いつものテイストの言葉ではないのですが、今年はこれに尽きる!ということで。 階段を登るように過ごしてきた一年でした。 その過程では、ずっと踊り場が続いている感覚になったり、もはや後ろを向いて階段を降りて行きたくなったり。今まで階段を上ってきた気がしない時さえありました。 それでも、降りることだけはダメだと思い止まりながら踏み締めるように登ってきたと思います。 その時に自分が求められているポジションや自分が望まれている観点を意識

      • 実感

        こんばんは、今月も長いようであっという間に月末。 いつも通り書いていきます。 今月は自分の考え方の癖や傾向に客観的に気づく機会がたくさんありました。 その最たるものが、「自分でゼロから生み出した実感を伴うことでないと、仕事をした気になれない」ということ。 自分が貢献したことを認めるハードルが高すぎて、しかもそのハードルを勝手に上げているのは紛れもなく自分で…という話です。 これを人に話したら、「無駄な真面目さかもね」というコメントをもらって、すごくしっくりきて面白かっ

        • 余裕

          こんばんは、あっという間に過ぎたけど、それと同時にものすごく長かった今月も書いていきます。 今月はこちら。 今月は余裕だったぜということではなく、むしろ正反対です。 忙しいと自分を内省する時間があまりとれないっていうのはなかなか大変だと感じた1ヶ月でした。自分がどこに向かっているのかとか、何のためにやっているのかとか、そういう北斗七星を見る余裕がなくなって、目の前の道を進むだけになっちゃう。 もちろんそれはそれで努力だし、前進はできていると信じたい。でも例えば雨の日に

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          本気

          こんばんは。今月も書いていきます。 早速今月のテーマを。 直近で本気出したなと思ったのはいつでしょう。私は今週の月曜日でした。 私は本気を出したときは、時間が凝縮し、一瞬がすごく長くなったような感覚になる。 ただ、これも「本気中」には感じることはできなくて、「本気後」に、「おーこの時間ですごい濃い進捗」って自覚することが多い。 そう考えると、私の本気の定義は、時間に対して十分な進捗を出せたときなのかもしれないです。 というのも、ただ時間をかけて頑張っても、結果が追

          本気

          消費

          こんばんは。 そろそろ海外旅行に行きたい!では、今月も書いていきます。(温度差) 今月はこちら。 シンプルに、今月は、自分を消費しただけだったなーと思ってこのテーマです。 より良い自分になるためには、インプットも必要だし、もっと重要なのが、インプットしたものを自分の血肉にするまで咀嚼して、別の形でアウトプットするということだと思ってる。 だけど今月は正直、先月たくさんゲットしたインプットを咀嚼してアウトプットをするための「熟考の時間」が圧倒的に取れなくて、少し息詰まり

          前途

          こんばんは、5月に願ったことが叶い、梅雨が明けてくれました。 梅雨同様、あっという間に過ぎた6月ですがいつもの通り書いていきます。 今月はこちら。 前途 これから、自分はどんな舞台を目指そうか、どんな景色を観たいか、こういった観点で物事を考えていることがあります。 父と車に乗って、目の前の同じ景色を見ながら、仕事と人生ついて話をしました。 思えば4年ほど前から、父とは仕事の話もよくしています。お互い仕事にしていることが似ているのもあり、よく話すし、私は父の仕事をた

          確認

          こんばんは🌛GWが同じ月にあったとは思えないほど長く感じた5月。 今月も書いていきます。 今月は、「確認」がテーマでした。 確認したことはたくさんあるけど、自分の役割や立場など、現状位置に関するものばかりでした。 そして、ゲームがとにかく下手な私ですが、人生も仕事もゲームみたいだなと思い始めたことも大きな変化だと思う。 ちなみにゲームがどれくらい下手かというと、スマブラでみんなが気を利かせてメタナイトを使わせてくれて、なおかつAボタンで何ができて、Bボタンではこんな技

          確認

          視座

          こんばんは🌛4月分を書いていきます。 今月は、短いようで長いような、そんな月でした。 実は、これまでの3ヶ月は、割とテーマを探すことに苦労せず、「こんばんは」と打っているうちに、「今月はこれにしよう」と決まっていたものでした。でも今月は、これを打っている今この瞬間もまだ、今月のテーマが浮かびません。どうしようかなー。 (やっと浮かんだ) 今月は、「視座」について考えていました。思い返せば、ずっと考えていたことに気づきました。あまりにも日常に溶け込みすぎていてパッと思い浮か

          自覚

          こんばんは🌛すっかり春ですね。 桜って思ったよりも色々なところに咲いている気がする。 この季節になって初めて、あの木は桜だったんだと気づく。そんなシーンが最近多くて、少し贅沢でとても素敵だなと思う。 そんな春の気配を感じる今月の言葉は 自覚 今月から自分のタイトルが変わり、それと同時に組織に大きな変化もあって、自分の足元と追うべきものを改めて見つめる機会が生まれたので、この言葉が一番しっくりきた。 自分が背負えるものが増えた一方で、自分を支えてくれていた基盤がスパ

          自覚

          変化

          こんばんは🌛2月がこんなにも短いとは知りませんでした。 今月も振り返っていきます。 変化 今月は、変化に意識を向けた一ヶ月でした。 というのも、大きな出来事として、引っ越しをしました。 人が変わるには3つの方法しかないと言われています。 1. 時間配分を変える 2. 住む場所を変える 3. 付き合う人を変える この3つです。今回はその2つ目に該当したわけですが、本当に変わりました。心身ともに健康そのもの。 もともと健康体ではあるのですが、引っ越してからは、「こ

          変化

          謙虚

          こんばんは🌛 今年は自分の考えていることをきちんと発信していこうと思い、腰が重くならない程度に(重要) noteでも発信をしていきます。月単位の長い日記のような形にするつもりです。 さっそく本題に。 事あるたびに未だ「2021」年と書きそうになっている2022年1月現在。今月の自分のテーマはこちらでした。 なんか1月っぽい!今月は、謙虚さについて考えた月でした。 謙虚ってそもそも何だろうとか、もしかすると自分に欠けている要素かもしれない、だとしたら恥ずかしいなとか。

          謙虚

          2021 〆

          今年もあっという間に年末!ということで、主に仕事を通じて見つけた新しい自分の側面をまとめておきます。 1. 何かを自分の手で生み出さないと仕事した気になれないこと。 今年一番大きな収穫だった。後輩ができて、これまで自分が手を動かしてやっていたことをそのまま手渡したことで、初めて気がついた。自分の手には何も残っていない気がして、何も出来てないようで。 これが夏頃の話。今は別の方向で自分が作りたいものを作るように動き始めている。配慮は要るけど、遠慮は要らないので、どんどんや

          2021 〆

          2年目

          今の会社に入って1年が経ちました。「新卒」や「20卒」よりも「2年目」という言葉の方がしっくり。 改めて、毎日のように頭がしびれるほど考えて、自分が思うことをすぐに行動に移せる環境にいることに本当に感謝しています。 この充実した環境は、1年前の私に自慢したいこと。自分でも想像できないところにまで引っ張り上げてもらっています。 いつか読み返すと思うので、今思うことを残しておこうと思います。 1. 忙しくいられることに感謝しよう 日頃見かけるニュースの他に、自社のメディア

          2年目

          2020 〆

          夢だったのではないかというくらいに、2020年は大きな衝撃と未曾有の出来事を残していきました。いや、むしろ夢なら万々歳かもしれない。 これまでにも私たちの生活を変えうることはたくさんあったのだろうし、実際に変わってきたのだと思います。だけど、今年ほど根こそぎひっくり返ってしまうことは初めての経験でした。 毎日が淡々として、色を失ったように感じる時間もたくさんありました。あの出来事は、昨日のことか、それとも一昨日のことかと曖昧になったり、毎日の輪郭が失われたとも言えるかもし

          2020 〆

          23歳

          23歳になりました。いよいよ、と感じる数字です。 22歳の生活で最も大きかったのはやはり、大学を卒業したことと、本格的にフルタイムワーカーとして働き始めたこと。 もともとフルタイムと同じ時間帯で半年以上働いていた上に、コロナの影響もあり、卒業した感覚も、働き始めた感覚も薄いままに走ってきましたが、大きなターニングポイントだったことは間違いありません。 朝から出社して、夕方に退社してから大学の図書館に閉館時間まで籠り、卒論を書く生活もしていた。 仕事面で言えば、振り返る