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「中途半端」ではなく「絶妙バランス」

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自分と実父の確定申告が、やっと終わりました。

父の会計入力をしていて思ったのは「手に職はやっぱり強い」ということ。

父は定年後に一人親方として独立し、今回が初めての確定申告なんですが、開業1年目とは思えないほど沢山の仕事を受注していて驚きました。

手に職があるというのもそうなんですが、長年の信頼関係が影響している感じがします。

子供のころからよく知っている名前が請求書にたくさんあって、「この人も父に仕事を依頼してくれたんだ〜」と何度もほっこり☺️

業務委託先も「あ、⚪︎⚪︎おじさんだ!」みたいに、知っている人ばかりなんです。笑

なんだか、父の濃い人間関係を垣間見た感じで「良い人生をおくってきたんだな〜」と感じています。


さて、たった2件の申告でもう疲れ切っている私ですが(笑)、過去の日記をみたところ、2019年は33件の確定申告をしていました(°_°)

会計事務所で経験した最初で最後の確定申告だったのですが、よくこんなにこなしたな〜と。

日記によると、3月14日時点で「残り3件」と書かれており(申告期限は3月15日)驚きました〜笑 こんな綱渡りな仕事、今はできない・・・

翌日の3月15日には、築20年超の建物で住宅ローン控除をうけられるかどうか四苦八苦し、最後までクライアント・税務署・不動産会社とやりとりしたんだそうで。

よく間に合ったな・・・という感じです。

前に「圧倒的なスキルがなくてもマネジメントはうまくいく」で書いたのですが、当時、とある大企業から独立開業する個人事業主の方を会計面からサポートする仕事をしており、ほとんどのクライアントが第1期だったんですね。

私たちもクライアントも勝手がわからなかったので、2月中旬になっても多くのクライアントで前年の会計入力が完了していなかったんです・・・。

それが原因で、こんな大変な事態になっていたようで(もう忘れかけてますが・・・笑)


こういうハラハラドキドキなお仕事を、当時はまだ楽しめる余裕があったんだ〜ということも大きな発見でした。

今は、こういった綱渡りな仕事はしたくない、できないという感覚です。

その背景には、子供2人の体調不良があります。平均して月2回は学校や保育園をお休みするので、もうそれだけで十分ハラハラドキドキ・・・。

かなり余裕をもってタスクをこなしていかないと、予定通りに捌ききれないので「いま子供が体調崩したら終わり」みたいな状況はストレスでしかありません。

これを、仕事のスキルや幅が広がったと捉えるか、逆に狭まったと捉えるかは人それぞれだと思いますが、私は正直、過去と今の自分を比較してがっかりしてしまいました。

「こなせる量」や「チャレンジできる幅」がかなり狭まっているんだな〜と。


そんなとき、ちょっと過激(?)なタイトルの本「ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。」が目に留まったのでオーディオブックで読みました。

この本に、“中途半端は実は絶妙バランス”という言葉がでてきたんです。

日々こなさなければならないタスクが山積みなワーママが、仕事や家庭や人付きあいや・・・その他の色んなことについてある程度それぞれを大切にしたいならば、バランスで対処していくしかない。

中途半端は、その全てに対処しようとした結果であり、そういった意味で、とても良い力加減であり、ワーママの戦い方の一つ。

といったことが書かれていました。(オーディオブックを聞いて書き起こしており、さらに加筆もしているため、引用ではありません)

ここ数年、
私はいつも沼の中にいて、泥に足をとられながらもなんとか前に進もうとしているのに、一向に岸にたどりつかない…
みたいな感覚がずっと続いています。

でも“中途半端は実は絶妙バランス”という言葉を聞いて、毎日もがいているこの状況を肯定してもらえたような気持ちになり、とても救われたんです。


先週は「参観日、子供の体調不良、学級閉鎖、連休、確定申告」で、いま精神的・肉体的な疲労がピークの状態なのでネガティブの渦中にいます💦

“子供を育てながら自分の人生を生きる”って、なんて大変なんだろうと。4月から始まるワンオペ育児、本当に私にこなせるのかと不安です。

でも、少し休めばもっと現状を前向きに捉えられる気がするので、今週は自分を労わりつつ、ほどほどにやっていこうと思います。


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