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痛みのHistoryに向き合うことで得たプレゼント

私が通っていた、ZaPASSコーチ養成講座の講師たけさんから、素敵な問いをいただきました!
その問いはずばり「あなたが今年受け取って、来年の自分に贈りたいプレゼントは何ですか?
今回はこの問いについて考えたことを書いていきたいと思います。

はじめに


最初この問いを見たときは「??」と正直なりました(笑)。
自分が今年受け取って、それをさらに未来の自分にも贈る。そのプレゼントを持っているのは「自分」というのは変わらないけれど、時間軸は変化するという点がポイントかな?そのプレゼントは、受け取ったときから時間が経つことで変化するもの、かつ未来の自分も欲するであろう価値を感じるものってことかな?という風に考えました。

私が今年受け取ったプレゼントとは?


次に考えたのが、私は今年2023年に受け取ったプレゼントは何か?その中で時間が経つにつれて質感が変わってきたものは何か?ということ。色々思考を巡らせたのですが、最終的に自分の中でしっくりきたのは、コーチングセッションの中で「痛みのHistory」を深彫りした経験でした。

私の痛みのHistory


今年のZaPASSコーチングクラス受講中、過去の痛みにフォーカスをあてそれが今の自分の行動・思考パターンにどう影響しているのかを話すという内容を扱う回がありました。その時、私の痛みのHistoryはこれだな、とすぐ頭に浮かぶものがあったのです。

それは「中学時代の部活動での挫折」です。中学時代は水泳部に入っていたのですが、色々あって部員メンバーと関係性がギクシャクし、大会成績でも成果を出せずで辛い思いをしました。この時のことが社会人になってもふとしたタイミングで夢に出てくることが続いており、その度に心に影を落とすような感覚があって、これは自分にとってのトラウマなんだろうなぁという自覚がずっとあったのです。

クラス受講後、ペアコーチングでクライアント役をする機会があったので、私はコーチにこの経験について対話を重ねてみたいとお願いしました。

その結果分かったのが、私が本当に辛かったのは「できない自分への劣等感」より、「部員との友人関係が上手くいかなかった」ことだということ。
そして人間関係を円滑にするために、人一倍「目立ちたくない」と思っていたこと。
その価値観は、小学生時代に身近でいじめや学級崩壊があったことによる、自分の居場所がなくなるかもという恐怖心から生まれていたということ。

ここまで辿り着いたとき、「あー、自分って小学生時代の経験をここまで引きずっていたんだなぁ」と正直驚きました。もう20年以上も前のことなのに、今の自分の心に影響を与えていたなんて・・・。今の自分はもう社会人で小学生時代の友人なんか現在のコミュニティに1人もいないし、自分で所属したい場所を選べる力もある。もう気にする必要全然ないじゃん!って思ったんですよね。

痛みに向き合うことで得たもの


正直私は自分の話を人にすること自体苦手なタイプなので、自分の辛い過去を人に話すというはなおのこと抵抗感が強かったです。しかしセッションで上記の気づきまで辿り着いたことで、自分の中ではこの痛みを成仏できた感覚がありました。実際、このセッションを終えてから中学時代のことが夢に出てこなくなったんです。同時に、幼少期の経験が大人になっても影響する、ということを自分がまさに体現していたのだと気づき、自分の子どもはこれからの未来での経験によって考え方・行動が変わっていくのだ、ということに改めて実感を抱き少し怖くなりました。

けれど、私は今年痛みのHistoryに向き合うことで、その痛みを正確に認識し成仏させるという大きな変化を受け取りました。この経験は、もし来年の自分がまた痛みにはまりそうになった時にも、対応する術があるんだという安心感を与えてくれました。

来年の自分へはその安心感をプレゼントし、人目を気にせずやりたいことやっていいんだよと言ってあげたい気持ちです。そして、願わくば同じような体験を今度は自分がコーチとしてクライアントに、そして親として我が子に届けたいなと思っています!

以上が、私が問いを通じて考えたことです。
そして、改めてこの1年はコーチングを学ぶことができて本当によかったなと思います。

#最後まで読んでくださった方へ。
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