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ついに、5年目

2022年下半期。
また今年も7月がやってきて、気づいたら過ぎていました。
ナレーター歴の更新月です。
ついに、ついに、5年目に突入です。
感慨深いはずなのに、いつの間にかすっ飛んでいきました。

昨年のnoteに、こんなことを書きました。

「1年続けられたら3年、3年続けられたら5年、5年続けられたら、10年続けられるよ」

出どころも、誰が言っていたのかも忘れてしまいましたが、ずっと頭の隅に残っています。そしてこの言葉を信じていました。

だからこそ、4年目に突入できたことが感慨深いのです。「3年」を終えられたのだ、と。1年が終わった時、次は3年だと思いました。そしてその3年が終わった今、次は5年だと思っています。

やっと、5年です。
ずっと来ないかもしれないと思っていた、5年目です。
今やっと、足を踏み入れました。

こうやって続けるほどに、長年お仕事されている先輩方は本当にすごいなと、尊敬しかありません。続けるということが、いかに難しいことか。ぼーっとしていれば時がすぎるようなことじゃないから、続ける意思がないと続かないことだから、精神力や胆力が必要なことだと思うから。10年、15年とやっていらっしゃる方々の背中は、本当に本当に遠いなと。それはもう、心が折れそうなくらいに。

この1年を無事駆け抜けることができたなら、少しは近づくことができるのかな。なんて思ったりもします。前述の言葉によれば、5年続けられたら10年続けられるそうなので。

昨年の1年は、波を実感した年でした。安定とはかけ離れたお仕事だから、そりゃ当然波はあるだろうけれど、こういうことかと思った年でした。

そして今年は、多分わたしは試されていると思います。
自分自身に、試されている。

上を向いていないと、前に進んでいないと、すぐに停滞という名の下降線です。でも、ずっとずっと上昇していくなんてことは、難しいこと。実力的な面もそうだし、気持ちの面でも。それこそ適度に緩急があって当たり前だと思うのです。そしてそのリズムやペースの手綱を握るのは、いつだって自分自身。だからこそ、自分が強くないと、安定していないと、続かないように思います。精神力が試されます。

きっとこれからも経験を重ねていくうちに、嬉しいことだけじゃなくて、今まで感じることのなかった葛藤や焦り、考えたことのなかった不安や悩みも出てくるんでしょう。

それでも、なぜナレーションなのか。このお仕事での自分の役割は何なのか。一つ一つのお仕事に誠実に向き合うこと。丁寧にやっていくこと。それらがぶれなければ、きっと手綱を手放したりすることはないだろう。ちゃんと乗り越えていけるだろう。そう感じています。

また来年の今よりもう少し早い頃、このnoteを書きに来ます。
そのときに何を書くのか。5年目というのは、どんな年だったのか。
今からわたし自身、楽しみにしています。


ボイスサンプルを一新しました。
聞きに来てくださると嬉しいです。

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何卒、よろしくお願いいたします。

2022.08.02
遠藤 葵

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