馬の背中
馬の背中
どちらにしようかどちらにしようかと
いろいろ迷った夜の次の朝、
わたしは馬の背に乗り
風船を追い掛けました。
わたしはあなたのようにはなれなくて、
わたしはわたしであなたではない。
わたしって何だろう。
これは孤独とは
少し違うと思うのだけれど、
この気持ちは何なんだろう。
花のなかで草のうえで、
雲のすきまで川のそばで、
小石を拾って、
大きな木に寄り掛かって座る。
歌い踊ってまた明日。
たんぽぽ笑って風に吹かれ、
星々ぐるりとまわって
陽がまたのぼる。
良い文章を作れるように、 作るために、 大切に使わせて頂きたいと思います。