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エンジョイ勢の皮を被ったガチ勢

私が楽しんでいるスプラトゥーンについての話をするが、協力系のゲームにはガチ勢とエンジョイ勢といった対象のゲーム対する楽しみ方のスタンスで参加者をカテゴライズすることがある。

どちらも言葉の響き通りだが、簡単に説明すると、

ガチ勢は勝負に勝つことにこだわりがあり、スキルや戦略の向上に力を入れてプレイするユーザー。

エンジョイ勢はもちろん勝った方が嬉しいが勝敗には重きをおかず、とにかく楽しめればよいというスタンスでプレイするユーザー。

といった感じである。

SNSでフレンドを募集する割合を見ていると、私の感覚であるがガチ勢の募集よりもエンジョイでの募集が多い印象だ。

ただ、今回のタイトルにもしたがエンジョイ勢の中にはエンジョイ勢の皮を被ったガチ勢がいるらしい。

いるらしいといったように私自身はまだ一緒に遊ぶフレンドさんはごく限られているということもあって、出会ったことはないのだが、フレンドさんの話を聞いたりSNS上での投稿を見ていると割とよく目にすることがある。

具体的にはどういう人たちかというと、

  • 負けが続くと不機嫌になる

  • 試合中、指示しだす

  • 「その武器向いてないと思うよ」「その武器だと味方負担大きくなるから」などと自由にやりづらい発言をする

  • プレイ後、名前は出さないが文句をツイートする

といったような、穏やかでない楽しめない雰囲気を作る人たちである。

私なりにこういった人たちを分析すると、エンジョイ勢の皮を被ったガチ勢とは言ったが、ややガチ勢、あえて言い方悪くするとガチ勢への成り損ないな人たちが実力差がやや離れた人と組むとそのような状況が生まれやすくなるのだろうなと思った。

いわゆる、棲み分けが中途半端なのである。

私の感覚で話すので偏見が強いのは許して欲しいが、例えばガチ勢と言われる人たちは冒頭ではスタンスで分けたが、XP(Xマッチのレート)でいえば2500以上あるような人たちで、フレンド募集あるいはオープンマッチなどの募集をする時も多くの場合、XP○○○○以上の方でと条件をしっかり付けている場合が割と多い。

対してややガチ勢はレートで分ければ2100〜2400くらいに多く存在し、募集する時はレートなどの条件は付けずエンジョイ勢という枠で募集をしている印象というか私の偏見がある。

そしてC帯〜S+帯(X底辺)は、ほぼ100%エンジョイ勢での募集をしている印象である。

もちろん、2500以上あろうがエンジョイ出来る人は出来るので、ひと括りにしている訳ではないことは理解して欲しい。

ややガチ勢にいる不穏な空気にしてしまう人は中途半端に上手いという自負があるのが問題なのかなと思う。それゆえある程度は勝って当然という意識や、キャリー出来るという自負があるので、負けた時、負けが多い場合に味方批判に走りやすくなってしまい、下のレベルの人と組むと上から目線になりがちになってしまう気がする。

また不穏な雰囲気が起きやすい組み合わせを推測すると、自分より少しレートが低いあるいは少しランクが低い人と組むとその状況がより起きやすいのではないだろうか。

というのも、オープンマッチは参加者全体のレートやランクを考慮してマッチングされるので(違ったらすみません)、例えばフレンドさんにそれなりにランクの低い人がいれば、敵のランクも下がる為、上手い人は無双しやすい状況が作れる。

ただし、フレンドさんが自分より少し低いくらいのレート、ランクだったりすると敵のレベルも自分に近い相手がマッチングするので、キャリーするのが必然的に難しくはなってしまう。そうなると自身のデスも増えたり楽に勝てなくなってくるので不満は溜まりやすくなるとような流れになる気がするのだ。

冒頭のエンジョイ勢の説明の中で述べたが、エンジョイ勢でも勝てた方が嬉しいし楽しいという事実があるので、負けるよりは勝った方がよい気分にはなれるのは間違えないが、エンジョイ勢を名乗る以上は50連敗しても笑えるような感覚で居て欲しいモノであると私自身は思う。

もし今後そういう人、不穏厨に当たったらどうしようという不安はあるが、フレンドになる前に、一緒にプレイする前にTwitterの投稿を見てるとある程度の確率でそういう人を避けることは出来るような気はする。

また、いきなり通話してやるよりも最初は通話なしでDMのみでやり取りしながら遊ぶと相手が割とよく見えると私自身は思っている。

今回は不穏厨の話をしたが、空気が悪く感じるのは勝敗の結果だけでなく空気感、温度感がその人と合うかというのもかなり重要なコトであると思っていて、私自身の場合だが文字でのやり取りが楽しく出来る人とは男女問わず直接話しても楽しく出来るという経験則がある。

文字を打つことは面倒だし、理解力や伝える力がある程度ないと何を言っているか直接会話するより誤解を生みやすいモノであるが、この面倒なことを出来る価値観を共有出来ているということが私にとっては大事なのである。

ということで今回は、エンジョイ勢の中にはエンジョイ勢の皮を被ったややガチ勢が存在するというお話でした。

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