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Snow Man無知ジャニオタが佐久間大介のダンスでSnow Manにハマった

Snow Manってすごく人気だけど、なんでそんなに人気なの?
という言葉を時々私は非ジャニオタの友達に投げ掛けられた。私はそこそこ長くジャニオタをしている(ずーっとNEWSのオタク)が、Snow Manに対する知識が皆無だったため、答えることが出来なかった。そんなSnow Man無知オタクだった私が、気づいたら一日の余暇全てSnow Manを摂取するほど、Snow Manにハマった。Snow Manにハマって毎日が楽しくなった話と、Snow Manの人気の理由を無知オタクなりに考えてみたので、それを書きたい。そこそこ長い。あくまで個人の意見。

私のSnow Manの出会いは、デビュー前のSnow ManとSixTONESを好きな友人がYouTubeを勧めてきたことが最初だった。ジャニーズJr.に対する知識が全くなく、SixTONESはなんとなくメンバーを知っていたので、YouTubeを見るようになった。
Snow Manは小さくてダンスの上手い子がいる……佐久間くん……と佐久間くんは認識できたので、友人に教えられたYouTubeと、アイランドTVを少しだけ見た。でも、人の顔を覚えるのが非常に苦手なので、髪型や服が変わるともうメンバーを把握することが出来ず、その時はそれで終わった。

その後、デビューをして、Snow Manは瞬く間にトップアイドルに上り詰め、令和の話?と耳を疑うような輝かしい記録を出し続けていたので、ジャニーズ事務所の未来も安泰だな、と他人事として見ていた。

そして、つい最近の2021年7日3日のTHE MUSIC DAYの「D.D.」でピンク髪の小さい子に目を奪われた。一際小さくて、ただでさえ目立つ(私が小さくてダンスが上手い人が好きなので見てしまうのかも)佐久間くんが、桜のような淡いピンク色の髪でニコニコと踊っていたのに釘付けになった。9人もいるので、ソロカットは一回一回が2~3秒ほどしかない。そのほんのわずかな間にカメラに向かって、ウィンクをして、指ハートをして笑顔を見せる佐久間くんのプロアイドルっぷりに心を奪われてしまった。ここしかないチャンスを無駄にすることなく、1カットで3アピールもする貪欲アイドルっぷりに震えた。

同番組の「HELLO HELLO」では歌唱パートで抜かれなかったにも関わらず、ソロカットの時にカメラに指さしアピールをしていて、一瞬の機会でも絶対に逃さないプロアイドルの精神を感じ、同時に二列目でもカメラにピースをしたり、メンバーと拳を合わせたり、純粋に物凄く楽しそう。
なんだか、これは好きなアイドルな気がするぞ……?と思いつつ、THE MUSIC DAYを消さずに編集し、繰り返し見た。
(あと、薄い水色の大きめのシャツ着てて、肌色多くない?と思ったら、インナーを着てなくて、首元から肩見えたり、余裕でお腹見えてるんだけど、え、別にセクシーな曲じゃないし、他の子普通の服なのに佐久間くんどうした……?佐久間くんって、え、グラドル……?)


Snow Manといえば、YouTube動画が豊富であることは知っていたので、早速見てみると、どの曲もダンスが上手くてカッコいい。そして、信じられないほど、動画の量が多い。でも、全部見ることはないだろうな……と思っていた(後に全部見終わってしまって嘆く)。

基本のMVでも踊っているのに、定点ダンスバージョンまであるのは至れり尽くせりすぎる。「Grandeur」のダンスが凄く好きで何回も見てしまった(あれ、また佐久間くん、素肌に革のノースリーブでへそ出しっていう平成初期二次元キャラみたいな服着てる。上着も大きくて、肩をエッチに見せるためだけの上着だ……衣装班の性癖が凄い……。佐久間くんだけなんで毎回露出多い……?ダンスが上手いグラドル……?アイドルなのに……???)

気が狂うほど見てしまった「Party! Party! Party! (dance ver.)」。後から佐久間担の友人に「私もあれで落ちた」と言われたのだが、趣味が合う友人なのでまんまと私も落ちた。

「Party! Party! Party! (dance ver.)」は一生見てられるくらい良いダンス動画だと思う。MVのような派手さがない分、個々のダンスの良さをじっくり見ることが出来る。この動画の佐久間くんは、ダンスで全人類を虜に出来る最高のダンサーなので、世が世なら王へ舞を献上させられていた存在だと思う(?)。

一つ一つの所作が洗練されていて、体のキレが凄まじく、体のバネも動物的で、生々しく、かつ美しい。ここまではダンサーとして素晴らしい点なのだが、自分の魅せ方を熟知していて、そのアピールが上手すぎるところが物凄くアイドルで、アイドル佐久間大介の完璧なダンスだと感じた。

コマ送りで褒めたいが、まずは帽子を取る所作がかっこよくて度肝を抜かれる。登場して10秒で帽子を派手に脱ぎ、14秒で帽子を咥えて、ウェーブするというアピールの上乗せ。ここまでで心臓を掴まれてしまうのに、16秒で帽子を咥えたまま、しゃがんでリズムを取るという暴挙。あれ、私、クラブダンサーのショーケース見てる?という気持ちになるほど、ダンスが上手い、かつ魅せ方がダンスのプロすぎる。登場から30秒も経たないうちに、見ている人間を虜にさせてしまうって凄い。佐久間くんはこれを意図的にやっているんだと思うと、なお凄い。

余談だが、私はダンス経験皆無のダンスを見るのが好きなオタクで、ジャニーズのダンスも大好きで、あとLDHのオタクでもあり、特に三代目のNAOTOさんとELLYちゃんのダンスが好きだ。
NAOTOさんのダンスをMVで初めて見たときの衝撃は凄まじかったし、生でダンスを見たときの衝撃も物凄かった。佐久間くんのダンスを見たとき、その時の衝撃を思い出した。アイドルのダンスは振り付けをきちんと踊ることが求められる(きちんと踊らないことがかっこいいグループもいるけど)。
LDHのライブでは毎回パフォーマーのソロパフォーマンスタイムがあり、その時はフリーダンスっぽいものを踊る。そこで人の目を惹きつけるダンサーとしての凄さを実感するのだが、佐久間くんはそういう他者に向いている目さえも奪って、自分に釘付けにさせるダンスが出来る人なのだろうと感じた。

個人の感想だが、LDH内でも所謂ストリート、アングラで活躍していてLDHに入った人と、LDHが経営するダンススクールからLDHに入った人ではダンスで人を惹きつける力が全く違う。教えられた振付を丁寧に覚えた人と、人に見てもらうために様々な場所で踊っていた人とでは違うのだと感じられる。(あくまで個人の感想)佐久間くんはストリート出身ではないはずなのに、そういうダンサーと同じような引力があると感じた。

振り付けをただ踊るのではなく、自然と体が動いているようなナチュラルなダンスなのに、見ている人を虜にしてやろうというフェロモンが凄い。テンプテーション。(余談だが、NAOTOさんもめちゃくちゃお腹を出す……。それを見慣れていたので、ジャニーズでLDHみたいなお腹の出し方する人いるんだ!?と衝撃的だった)(SixTONESの田中樹くんとかも良いお腹の出し方(?))

佐久間くんは呼吸をするようにウェーブをするので、そのたびに心を掴まれるのだが、同じくらいすぐにお腹を出すので、うまいエロいうまいうまいエロいと、情緒が安心しない。佐久間くんはソロパートはお腹出さないといけない決まりでも…???と思ってたら、サビのダンスのキレが凄い。単純にめちゃくちゃかっこいい。
佐久間くんは止めが綺麗すぎて、一瞬なはずなのに時間が切り取られて静止画のように見えるから凄い。緩急のつけ方が天才的にうまい。ラスサビで帽子を取って開放感あふれるパフォーマンスをするのも最高で大満足なのに、ラストは帽子を口で食らえてのポーズは、もうお腹いっぱい過ぎて受け止めきれない。最高の上塗り。本当に一時期こればかり見ていた。
MVを見て、佐久間くんダンスが凄い!でも、まだメンバー全員の顔と名前が一致しない……状態だった。

ダンス以外の動画を見始めて、人狼ゲーム動画が面白いと聞いて見たことがあった。人権がない佐久間くんが凄く可愛い(後に死ぬほど繰り返して見る)。シンメ大好きオタクなので、同じくシンメオタクの友人に、「佐久間くんのシンメは阿部ちゃん。あべさくは共通点ゼロの両想いって自分たちで言ってるし、コンビランキングで自薦(2票)を入れて同率一位になって、これが完成形!とか言ってるし、二人でハワイ旅行して、阿部担にマウント!とか言ってる」と言われて、「シンメオタクの夢……?」となった。

(すぐ殺される佐久間くん可愛い)


他の企画動画でも、確かに阿部ちゃんは佐久間くんに優しいし、人としてとても品がある。阿部ちゃんが以前話題になった気象予報士の子か、と阿部ちゃんを認識した。阿部ちゃん認識後、MVを見ると、あれ、私、女子ドルのMV見てる……?なんかめちゃくちゃトップアイドル(女子)の上品かつ愛らしい、そして多少あざとさがある総選挙上位組みたいな人がいるけど……?となり、女子ドル系ジャニーズ(?)が好きな私は完全に好きになった。

このお嬢様みたいな可愛い子が、佐久間くんとシンメ……?秘密の花園感凄くない????と思ってると、結構雄々しくてかっこいい。身長だけではなく、細いのに体が大きい。骨格が男らしい。モデルも俳優も出来そう。あと、メンバーにあざといと言われてるのには笑った。アラサー男性アイドルが、同じ男性にあざといあざとい言われてる空間って平和すぎない???阿部ちゃんはSnow Manのヒロインですか????(それにしてもシンメの身長差凄くない???天才???)

(メンバーにあざといと言われる阿部ちゃん。可愛い)

友人から教えて貰った、アイランドTVの動画で、めめさくなるものを知った。よく名前を聞いていた目黒蓮。これが噂の教場ですごい役(意味深)だった目黒蓮(イメージすみません)。友人がめめさく動画を教えてくれた。めめさくの動画を見て、この身長差……佐久間くん大分先輩だし年上なのにフルーツサンドを取った犯人捜しさせてる……韓国デートしてる……韓国二人仕事後、二人で悔しくて泣きながら焼肉食べたんだ……嫌がる目黒蓮の手を繋ぐ佐久間大介……これがめめさく……これが目黒蓮……めめさく良い……目黒蓮これは納得のスター……と簡単に目黒蓮を認識して、落ちてしまった。(後にananを購入して死ぬ)

(年も歴も上なのに蔑ろにされる佐久間くん可愛い。あとやっぱり身長差が凄い。可愛い)

従来の女の子のような綺麗な顔のジャニーズ系ではなく、整った男らしくも甘いマスク+185センチの長身、とこれだけでもスターの器なのに、目黒蓮めちゃくちゃカメラアピールする!自分の武器を使いこなしてる!テクノカット天才すぎでは???(後に自分でやったと知って死ぬ)しかも、もしかして歌が上手い???良いのは顔とスタイルだけにしておいてくれ。思春期の女の子が目黒蓮みたいな人と付き合いたいって言い出したら責任を取れるのか???と心配になった。残酷なことに、この世に目黒蓮みたいな人間は目黒蓮しかいない。目黒蓮、神からの寵愛をこれでもかというほど受けている。神は目黒担なのかもしれない(?)。

これはすごい逸材……と感心していると、一万字インタビューを読んで、完全に大好きになってしまった。地方仕事から帰って来てそのまま翌日の仕事のためのダンスを一晩で覚えるほど努力家であること、目立たなかった自分を変えるために自分でテクノカットにしたこと、求められることが嬉しくてファンに感謝していること、同時期にグループ加入したラウールくんが舞台の合間に泣きじゃくるのをなだめて、背中を押して、何かあれば自分が対応しようと思っていたこと、当時中学生だったラウールくんを「絶対に守りたかった」と語っていたこと。
泣きながら読んだのだが、控えめに言って目黒蓮、女神に激推しされて仕方のない最高に良い男すぎる。顔とスタイルとダンスと声が良いのに加えて、メンタルも強く、男気もあるのは、神も全部のせしすぎてる。絶好調の時の神の傑作なんだと思う。目黒蓮人気、心底納得。


まだ半分も覚えられない……箱推し出来ないとファンにはならないから、私はSnow Manのファンにならないのかもしれないな……(フラグ)という気持ちでYouTubeのお化け屋敷回を見た。目黒くんがお化け屋敷に入るところ見たいという気持ちだったが、メインは岩本くん。岩本くんといえば、LDHでもK-POPでもいけそうな男らしい風貌で、ジャニーズにはいないタイプだと思っていた。厳つくて冷たそうなイメージがあった(フラグ)。
目黒くんと岩本くんがお化け屋敷に入る。………え、私、目黒蓮と女児がお化け屋敷に入る動画見てる?????目黒蓮の背中を抱き締めて小さく丸まってるこの可愛い子が岩本照……?????それは流石にズルい。筋骨隆々、頼れるリーダーで、最高のセンターでエースのSASUKEの男が、泣き虫の女児のように愛らしく、目黒蓮に縋っているのは可愛すぎる。子供の頃から人間に育てられたライオンが人間に甘える動画を見ている気持ちになった(?)。こんなの好きじゃないオタクなんていない。これで岩本照を大好きになった(チョロい)。


好きになると、踊る岩本照の凄さに震えた。Snow Manはみんなダンスがうまく、その中でも特別上手なメンバーがいて、さらにその中でも岩本くんは独特な美しさがあった。ラウールくんが動の美しさで、佐久間くんが鋭の美しさだとすると、岩本くんは柔の美しさだと感じた。力の抜き加減が上手すぎる。パワフルなダンスでも岩本くんが踊ると、柔く簡単に踊っているように見えるのに、それがとにかく美しい。パワーもキレもあるのは勿論だが、それを感じさせない動きの柔らかさと余裕がダンスを美しく見せている。
しかも、好きなダンス全部岩本照の振付だと知り、ダンスの申し子すぎて、Snow Manの根幹のひとつは岩本照が担っているのだと実感した。過去にグループ名がない一時期、「岩本たち」と呼ばれていたことを本人が語っていたのを見たが、確かに踊ると岩本くんは圧倒的だった。ダンスで周りをひれ伏せさせる王。こんな絶対的王者かつ超絶技巧プロダンサー兼ハイクオリティオシャレ振付師のような人がアイドルやってるって最高すぎて震える。(笑うと赤ちゃんみたいに可愛くて全部ズルい。いかつい・弱い・可愛いこの世のギャップ全部詰め込んだ??)

(お化け屋敷シリーズ全部大好きすぎて、何周もした。向井くんを守る岩本くんもかっこよくて良い)

岩本くんを好きになってからはもう転がり落ちていった。
→岩本くん可愛い
→お化け屋敷全部可愛い
→守られるべき小動物の向井康二
→向井康二は国で保護すべき(ROTと一万字インタビューを見て号泣)
→仕切ってるのは、岩本くんのシンメの深澤くん
→旅行企画でペアルックのシンメ……???いわふか尊すぎでは???
→「ふっかはもう一人の俺」……???プリキュア……???
→深澤くんブルべで可愛い(ブルべオタク)
→いわふかの子供のラウールくん可愛すぎる
→友達「いわふかラウの親子のCMあるよ!」
→ビオレのCMを見せてもらう
→私「オタクが作った動画…?」友達「公式!」私「公式で親子…?」
→ラウール「(いわふかの二人旅行の話をしていて)そこで生まれた子供が僕!」……?
→ラウちゃん赤ちゃん可愛い。ボルゾイのように美しいけどチワワとして扱われたがってるからラウちゃんはチワワ(?)身長止まったね!(これが言われて嬉しい言葉なラウちゃんはチワワ)(一万字インタビューで号泣)
→旅行が可愛い!2度も起きない渡辺翔太可愛すぎる。ワードセンスが凄い。食べたリアクションを一生見てたい。
→渡辺くん可愛い……シンメはだて様……ゆり組とは……?
→友達「ゆり組は生まれた病院、幼稚園が同じでゆり組だったんだよ!しかも、幼少期二人で遊んでたり、二人で双子の女の子を好きになって、四人で遊んでたりしてたんだよ!」
私「平成初期の少女漫画……?最終的にだて様がしょっぴーの妹と結婚したりしない?」
友達「それは分からないけど、ゆり組の妹は妹同士も同級生だよ!」
私「やっぱり昔の少女漫画……?最終的に親族になるやつでは……?」
→だて様キラーフレーズ多すぎて面白い。細身が多いSnow Manの中で一番男性的な体をしてて、アクロバットの力強さが凄い。(だて様話すと、マイクを離しても入ってくる渡辺翔太なんなの……?二人で同じポーズするゆり組……。ジャニーズが生んだ奇跡のシンメ)

結果、9人全員のことを大好きになった。マルチアングル9人分見れるの最高。9人の好きなところを全部語りたいが、文字数が凄いことになりそうなので割愛する。
滝沢歌舞伎のめめなべあべさくの最高に切な美しいダブルデートとか、強火ゆり組オタクが企画した(?)激エモ「My Friend」とか、めめラウの凄さを感じる抱腹絶倒ジョーカーゲームとか、全コンテンツ最高すぎて全部話したい。

冠番組の「それSnow Manにやらせてください」も本当に最高。ガチ胸キュン台詞に命を懸けるアニメ映画主演声優佐久間大介、出前が届かなくてもニコニコ笑っている阿部良平の愛らしさ、虫を素手で捕まえる目黒蓮、美しい木になる岩本照、ハイパー可愛いパラパラギャル向井康二、その努力をかっさらう笑いの女神に愛された男宮館涼太、いじられれば完璧な返し母性に溢れた全肯定スーパーMC深澤辰哉、「学校ではみんなとお喋りしないから」の言葉で全人類が抱き締めたくなる美しい赤子ラウール、それスノの個人的MVPゆさぴょんとの絡みを延々と見ていたくなるワードセンスが天才的な渡辺翔太。

と、それスノを見ればダメ押しで全員を好きになる。特に#13は号泣した。岩本くんのニコニコ笑った愛のある突っ込みや、急に子供みたいに「やだ!」と言う愛らしさが大好きだったので、早く岩本くんが戻ってこないかな……と思いながら見たら、唐突に「ナミダの海を越えて行け」を歌い出すSnow Man。岩本くんのパートで誰も映らないので、悲しくなっていると、サビで現れる岩本くんの演出には滝のように泣いた。それスノスタッフさんのSnow Manと岩本くんへの愛を感じ、なんて素敵な番組だろうと感動した。

私は定期的にくる仕事の繁忙期が短期間で物凄く繫忙する(?)。起きて仕事に出て、家に帰ってすぐに寝て、という虚無になるような生活をするタイミングがある。つい数か月前の繁忙期、私を支え、癒し続けてくれたのはSnow Manだった。仕事の合間の唯一無二娯楽を摂取できる休憩時間や、寝る前にMVや企画動画を見ていた。Snow ManのYouTubeさえあれば、「かっこいい」「かわいい」「面白い」「感動」というエンターテインメントで得られる感情全てが摂取できる(当社比)。出勤するときに「Snow Dream」を聞き、帰宅するときに「ナミダの海を越えて行け」を聞くという生活をしばらくしていた。


「Snow Dream」を初めて聞いたとき、歌詞をあまり聞いていなかったのに、涙が出そうになった。あまりにも綺麗で切ない曲に惹かれて、歌詞をよく見ると、メンバーの苗字と名前が入っている。アイドルオタクとして、それだけでも好きな曲なのに、曲調の儚さと切なさが凄まじく、慣れるまでは聴くたびに泣きそうになっていた。
メンバーの名前が入っている歌詞と、切なくなる曲、一色になるペンライト……私、ラブライブ見てる?????
(ラブライブのμ'sが好きなので、「Snow Dream」は「僕たちはひとつの光」で「Snow halation」????Snow Manはジャニーズのμ's????9人だし?????しかも、佐久間くんはラブライブのオタク……にこにーのオタクだから、推しと同じメンバーカラーで、推しアニメみたいなことを自分がやってるってどういうアイドル!?????最高では!????)
(後に、友人に「にっこにこにーしてるよ!」と見せられて死ぬ)

どれだけ聞いても飽きないほど「Snow Dream」を好きになった。「Snow Dream」についてだけでも記事を書きたいほど好き。​

涙で滲む約束がまだ果たせない僕だから
もう少し傍にいて もう何度も告げたセリフだね

当時の状況を詳しく知っているわけではないが、長年ジャニーズJr.をしているグループに、この歌詞を歌わせるのはあまりにも残酷で、それ以上に美しいと思ってしまった。当時の本人たちやファンの心中を想像すると、勝手に苦しくなってしまうが、アイドルはナマモノで、生き物で、生きた人間の人生を見るエンターテインメントなのだと実感させられた。
「Snow Dream」という素晴らしい楽曲は、曲だけだったら普通の良い曲かもしれないが、当時のSnow Manが歌うことによって、途轍もなく儚く切なく美しい曲になる。こんなに儚くて美しいアイドルを嫌いなオタクなんているのか……?一時期この曲しか聴いていないほど聴いていた。アイドルの美しさや残酷さ、切なさが詰まった素晴らしい楽曲で、当時のSnow Manにしか歌えない曲だと思う。

(一人一人の歌うパートの歌詞が美しくて、白のペンライトが美しい。オタクが死ぬ前に見る夢)


この楽曲を飽きるほど聴き、次に胸に刺さったのが「ナミダの海を越えて行け」だった。これもはじめて聴いた時、悲しくないのに涙が出そうになった。明るく楽しいのにどこか切なく、それでも前に進む希望に満ちた楽曲。

テールライトの灯り 最終便が走り去ってく
見送る事に気づけば慣れていた
じゃあ過ぎたる夢と諦めようか?
『今度こそは』を期待した手
何度も雲を掴んだって
運命は自分が決めたろう?

長くジャニーズJr.を続けてきたグループにこの歌詞を歌わせるジャニーズ事務所の恐ろしさと商業の上手さに震えてしまう。ジャニーズだけでなく、どのアイドルも苦悩する姿を商品にされる。男女、国問わず、生きた人間を応援するアイドルだからこそ、見てしまうものであるし、見せてもらえるものでもある。それをダイレクトにドキュメンタリーにするよりも、こういう素晴らしい楽曲に詰め込まれた方が胸に刺さる。楽曲である限り、どんなにも苦しくても切なくてもエンターテインメントになる。

この楽曲も、Snow Manが歌ってはじめて完成する楽曲だと思った。こんなも綺麗で楽しいのに、血潮が垣間見える楽曲が刺さらないアイドルオタクなんているのだろうか……?私は勝手にSnow Manやファンのことを思い、切なくなり、今、9人で幸せに過ごせていることに感謝してしまった。無知で新規の私がこんな気持ちになるのだから、長年ファンをしている方々は本当に凄い。Snow Manもファンもみんな幸せになって欲しいと心から思う。

こうして、すっかりパフォーマンス、歌、音楽、人柄、関係性、歴史、とSnow Manの全てに虜にされてしまった。いつの間にかCDもBlu-rayも買いそろえた。YouTubeも全部見てしまい、更新をいつも楽しみにしている。それスノは大事に大事に一日一本と決めて見ている途中だ。Snow Manはテレビ出演も多く、そのたびに楽しく、幸せな気持ちを貰っている。気づけばSnow Manのファンクラブにも入っていた。めでたく、Snow Manのファンになった。

人生好きなものがあればあるほど楽しくなる、と思っているので、Snow Manを好きになって、日々の楽しみが増え、Snow Manのテレビや動画、音楽に元気をもらっている。

ファンになってみて、改めて、何故Snow Manをこんなにも人気なのかということについて考えてみた。ジャニーズのグループはどこも素晴らしいのは当然だとして、今はジャニーズ以外でもいろんなアイドルグループがいる。その中でも握手券もついていないCDの売り上げとして、圧倒的な数字をたたき出しているSnow Manの人気の秘密は何なのだろうか。ファンになってみて、Snow Manのここが好き!ここが凄い!と思ったところを考えてみた。

① 人数が多い
シンプルに見えてすっごく大事だと思う。私のように人数が多いと覚えられない人はいるが、もしファンになる可能性がある人間は、誰か一人が引っかかればそこから芋ずる式に箱推しになるシステムになっている。それについては、後述したい。9人いれば誰かが引っかかる可能性は高い。
一人にハマってしまえばもう気づけば箱推し(実体験)。さらに、人数が多い=パフォーマンスは派手になる。勿論多ければいいというわけではいが、Snow Manはダンスがうまいだけではなく、揃えることに重きを置いているように感じた。平均身長も高い+ダンスが揃っている+人数が多いはパフォーマンスとして派手で最高でしかない。ここまでだとそういうグループは他にもいるが、Snow Manのパフォーマンスの凄さはまだほかにもある。そのひとつが②だ。

② 岩本照の独特な振付
これはSnow Manだけの武器と言っても過言ではないと思う。岩本照の振付はとにかくクセになる。「YumYumYum ~SpicyGirl~」のMVを何回見たか分からない。アイドルのMVでしかもダンスが売りで、サビをシルエットだけにするのはオシャレすぎる。なんてクセになるダンスとMV……と思っていると、MV自体を岩本くんがプロデュースしたというのだから震えた。
私は素人でしかないが、岩本くんには人がどういうものを見てしまうのか、どういうものに引き寄せられるのかが分かっているのだろうと思った。アイドルグループが飽和し、ダンスのうまいアイドルグループもごまんとある中で、「ジャニオタ」でなくても、目を引く振付を作り、フォーメーションを考え、MVのイメージを作ることが出来るのは努力と才能がなければできないことだと思う。関ジャムで振付師TAKAHIROさんもべた褒めしていたが、Snow Manの異質性の一つは間違いなく、岩本照によって作られていると思う。

(岩本照の振付のフォーメーションが天才すぎて大好き。死ぬほど見た。佐久間くんのお腹も死ぬほど見た)

③ シンメが強い
これは私が好きなだけかもしれないが、おそらくジャニオタでシンメが嫌いなオタクなどいない(当社比)。シンメオタクにとって、Snow Manは楽園でしかない。激やばシンメの宝庫。
プライベートで遊びまくって二人でハワイ旅行をしたあべさく(それスノで話していた、佐久間くんがはじめて連絡先を聞かれて電話をしてきた相手が阿部ちゃんという話は尊すぎて震えた)。
二人で富士急ハイランドに旅行に行き、「ふっかはもうひとりの俺」発言が凄いいわふか(喧嘩のエピソードが高校の文化祭で打ち上げに行くか行かないかで喧嘩したって漫画の話……?)。
ゆり組は出生エピソードから一緒なのは強すぎて前世も来世もシンメ(?)。Snow Manのシンメがとにかく強い。シンメオタクには刺激が強すぎる。
これは①で書いたこととも関わってくるが、一人にハマれば、そのシンメにハマる。そして、Snow Manのシンメのやばさを知り、Snow Manの激強シンメエピソードを知ると、これですでに6人網羅してしまう。その上、めめこじラウがまた良い。東京にきたばかりの康二くんを毎日送っていく国民の彼氏目黒蓮、Snow Manに入ることが決まり、不安いっぱいのラウールと初めて会った時、「会いたかった!」と抱き締める向井康二、その出会いに「この人は信じていい人だ」と思ったラウール、とそこの三人のエピソードは泣けるものが多くて、改めてアイドルというのは生きた人間で、消耗品にしてはいけないのだと実感させられる。不安や葛藤を乗り越えて、笑顔でパフォーマンスしようとする人たちに石を投げていい人間などいるわけがない。

(いわふかの衝撃的なペアルック。強い。可愛い。メンバーの運転で、メンバーだけの車中可愛い。アイドルの旅行は最高)

④ 推しコンビの組み合わせが無限大
これも①と繋がってくるが、9人もいるので、好きなコンビが無限に生まれる。無限可愛いコンビ地獄。一人にハマり、シンメにハマれば、そのあとまたその二人がそれぞれ仲が良かったり、好きなコンビが生まれていく。それがねずみ講式(?)に広がっていく恐ろしく幸せなシステムなのだ。それも付き合いが長い分、それぞれのエピソードが物凄く濃い。9人としても、プライベートでのやり取りが多く、それぞれの組み合わせでのエピソードを多すぎる。
佐久間くんをピックアップしても、あべさく、めめさく、いわさく、ふかさく、こじさく……と全部のコンビにそれぞれの可愛さがある。佐久間くんだけの話ではなく、それが9人分あるのだから、好きが追い付くわけもない。というのもメンバーそれぞれの関係性がとても良いというのがあるのかもしれない。あべさく、いかふか、は本当に友人という関係性なのだろうし、ふかラウを見ていると最年長と最年少がこれだけ垣根なく話せているのは深澤くんの器の大きさと、ラウールくんが心を開ける環境だったからなのが分かるし、めめあべは謎のカップル感(?)があって見ていると綺麗なお姉さんとイケメン彼氏を見ている気持ちになるし(?)、だてこじがよく電話しているのも可愛すぎて何を話しているのか気になるし、とにかくどのコンビもそれぞれの魅力がある。芸歴も年齢も違う9人がこれだけ仲良くできているのは、優しい9人が集まったからなのだろうと思う。

⑤ 全員ギャップの鬼
とにかく全員のギャップがすごい。ギャップに弱くないジャニオタなどいない(当社比)。自称陰キャでアニメオタクでキレキレえろいダンスを踊る佐久間大介、賢く可愛い綺麗運動も出来るのに体が硬くて可愛い阿部亮平、天才振付師で絶対的エースの肉体美なのにシルバニアが好きな女児のような岩本照、視野が広くて優しく楽しく母性溢れるMCをしつつananで最高に色気のところを見せてくれる深澤辰哉、圧倒的な声量とハイトーンボイスで君臨するSnow Manのボーカリストなのにゲームのルールも理解できなくても可愛くて許される渡辺翔太、力強いアクロバット冷静沈着気品のある佇まいなのに喋るとほわほわ可愛い面白い宮館涼太、高身長美形内面男前歌うまダンスうまなのに物凄くおバカでズルい目黒蓮、ボケツッコミトークオシャレ写真家なのに甘えん坊で泣き虫引っ付き虫の国で保護したい向井康二、圧倒的な華・最高美モデル・唯一無二のパフォーマンスの次世代スターなのに身長がもう伸びて欲しくない国民の赤子ラウール。全員の高低差が凄い。さらに凄いと思ったのが、それスノで、渡辺くんが「バラエティーとパフォーマンスでギャップがあるのが一番いい」と言っていたことだ。本人たちがそれを自覚して、それを武器であることを知った上で、バラエティーでの完璧な立ち振る舞いと、ステージでの完璧なパフォーマンスを両立し続けているから、こんなにもぼとぼとと人が大量にSnow Man沼に落ちてしまうのだと思った。
ジャニーズはキラキラアイドルであると同時に、テレビに必要とされるタレントであることが求められる。勿論その路線ではなく、俳優路線にいく人もいるが、ジャニーズでいる限り、バラエティーとは離れられないと思う。その中で、バラエティーとパフォーマンス、それぞれ別の武器で戦うことができ、それを自覚しているSnow Manは流石の芸歴の長さを感じる。そして、それをやってのけているのだから本当に凄い。

⑥ Snow Manの歴史がドラマチック
私は新規ファンなので詳しく知っているわけではないが、調べることが出来る範囲の知識でも、胸が苦しくなるような歴史のあるグループだと思う。バラエティーでは面白くて、パフォーマンスはかっこよくて、歴史を紐解ければ、Snow Manの強さの理由の一つはその歴史であるのかもしれないと思える。そんなの応援したくなってしまう。ジャニーズは事務所に支えられつつも、事務所に振り回されることも少なくない印象がある。(ジャニーズ事務所大好き!!!)その中で、ジャニーズJr.は何の保証もないまま、「諦めない」という選択肢を選び続けるしかない。デビュー組にはデビュー組の辛さがあり、ジュニアにはジュニアの辛さがあると思うが、Snow Manの歴史を見ると、想像できないような色々な経験をしたのだろうと思える。
それを経て、今、おそらくしばらく誰も抜けないであろう記録を次々と打ち立てているのは、物語の主人公のようだと思う。話すことが得意ではなかったグループがYouTubeの企画動画でも再生回数を伸ばして冠番組を持ち、職人のように先輩、後輩の後ろで踊っていたグループがテレビやライブで活躍しているのは本当にかっこいい。「咲くまで何度眠ればいいのかわからない」という「Snow Dream」の歌詞のように、まさしく今花開いたのだ。こんなにも重い歴史を積み重ねて、やっと花開いたグループを消耗品にできるわけもなく、その花が咲き続けることを願ってしまうのはファンとして当然の心理だと思う。心の底から幸せになって欲しいと思ってしまう。

Snow Manの凄さはまだあるが、どれもどのグループにもいえることでもあるし、Snow Manだけが特別なわけではないとも思う。それでもSnow Manに惹かれてしまうのは、歴史だったり、人柄だったり、音楽だったり、パフォーマンスだったり、それぞれ惹かれる理由がある。それらが途轍もなく多くの人を惹きつけてしまったとしか言えないのだろう。
私もその一人になれて本当に良かった。Snow Manが一つ一つのことに喜び、感謝している姿を見ると、幸せな気持ちになるし、音楽を聴いてダンスを見ると、元気をもらえる。


雪、という儚さの象徴であるものをグループ名にしたのは不思議な感じがするが、液体にも気体にもなれる雪は、まさしくSnow Manそのもので、何色にでもなれる白はSnow Manによく似合っていると思った。前身グループがメンバーの名前の頭文字を取ったものだったことから、このグループ名になったとのことだが、コンセプチュアルなアイドルではないグループが雪を背負っているのは面白いと思うし、儚くて美しくてとても素敵だと思う。(嵐と気象繋がりがあるのも面白い。グループ名に天候をつけるのジャニ―イズムすぎる)。
今日Snow Manに興味がない人でも、明日にはファンになっているかもしれない。それほどまでにただ生きてるだけでも、Snow Manに出会う機会は多く、出会えば最後、引き込むことが出来る逸材が揃っている。少しでも気になったら、私のように抜け出せないほどハマってしまうのがSnow Manの一番の凄さだ。一寸先はスノ担(?)。きっともっと凄いことをこれからも積み重ねていくのだろうと思うと、Snow Manのこれからが楽しみで仕方ない。

(ドラマ「消えた初恋」の主題歌が良い。メロウな曲も歌えるSnow Man。目黒蓮の歌い出しが良すぎて死ぬほど聴いている。映像の色合いが素敵)

(映画「白蛇:縁起」の主題歌。日本語吹き替え版ダブル主演声優佐久間くんの歌声が良い。肌が綺麗なSnow Man。薬指の指輪が良い。映画凄く良かったし、舞台挨拶凄く良かった。声優の三森さんと杉田さんと佐倉さんに褒められる佐久間くん可愛かった)

(ぼくのなつやすみ感が最高。友人にポメラニアンみたいって言われているよと言われてポメラニアンにしか見えなくなった。小型犬感が凄い)

(絶叫マシンを嫌がる人が乗せられるのはなんでこんなに面白いのか。アイドルが遊園地にで遊んでるのを無料で見れるの凄い)

(9人が可愛い!!!!!!!!!!!!!!!死ぬ前に見る夢!!!!!!!!多幸感が凄い。幸せが凝縮されてる)

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