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重症化する感染リスクのある者が家族にいるから新型肺炎にかかるわけにいかない。

父の診察を待つ。患者さんがいつもより少なくて助かる。ガラス越しの開かれた外の風景に目をやる。あの木が紅葉の頃から病院に通っていて、まだ春を迎えていないのが不思議なくらい、長くここに来ている気がした。

順調だったのに、血液検査の数値が悪かったため治療を見送ることとなった。免疫力が下がる治療なので新型コロナウィルス感染が広がっている時だから、中止になってよかったと、いいほうに考えようと思う。

重症化するリスクのある者が家庭にいるからコロナウィルスにかかれない。感染が早く収まるように自己の体調管理をできるだけしっかりする。ここからはわからないけれど、新しい芽が出ているはずあの木は、春にどんな姿を見せてくれるだろうか。

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