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書き手こそ、読み手になれ

自分の書いた文章を読む。

これが良い文章を書くために大切なことの一つだと思う。ライターとか書き手は、“文章を書く”ことばかりしていて、つい“読まれる文章”だということを忘れる。“読みやすい文章”ではなく“書きやすい文章”になっている。

だからこそ、自分で書いた文章を読む。書いた直後に見直すのは、まだ“書き手”目線なのでおすすめしない。1日でも寝かして、“読み手”目線に切り替えてから読んだ方が良い。

そうすると文章の足りない部分が見えてくる。誤字があるとか、よく読むと主語がないとか、何の説明をしているのかわからないとか、文末が何度も同じになっているとか。


編集の手直し前後の文章を比較する

クライアントや編集を通す場合は、自分が書いた文章が手直しされることもある。そんなときは、何を直されたのかチェックする。そうすれば、自分が陥りやすい文章のクセにも気づく。

自分が書いた文章に上書きされる形で手直しされることも多く、比較できないこともある。

そんなときは、自分が書いた文章を保存しておく。wordでもメモでもGoogleドライブでも、何でも良い。そして、手直しされた文章とツールを使って比較する。

使えそうな「文章比較ツール」があったので貼っておく。


書き手こそ、読み手になれ。

この気持ちを忘れないように。書きたいことを書くのも大事だけど、読みたいことを読みやすく書くのも、やっぱり大事。

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