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「出会う前からリピートされるかどうかが決まっています」というと驚かれるかもしれませんが、発信(SNS・ブログ・ライブ配信・電子書籍など)で伝える内容によって、集まる受講生の層が変わってきます。
 
リピート率を上げる最大の秘訣は、あなたが思い描く教室のビジョンに沿った受講生に来ていただくことです。
そのためには、あなたの「想い」や「人柄」と「発信」にズレがないことが大切です。


 新規お申し込みの時点で理想の受講生や相性の良い受講生にお申し込みをしていただくには、発信の中で、教室のビジョンや自分の想いを伝えておくことが大切です。
なぜなら、「こういう教室にしたい!」というあなたの「想い」に共感して集まってきてくれた方とは、良い関係性を長く続けることができるからです。
 
理想の受講生にきてもらうために、ビジョンやコンセプトを明確にしておく必要があります。
それがないままで受講生が集まっている状態だとしたら、新たな講座の募集をしても、「講師の思い描いているビジョン」と「受講生のなりたい姿」にズレが生じ、リピートには繋がりません。
そのため、新規集客の時点で、リピートに繋がる方と出会っている必要があります。
それが「出会う前からリピートが決まっている」という言葉の意味です。
 
そのためにも、あらかじめ、あなたの思い描くビジョンやコンセプトを明確にし、そのゴールに向かって教室設計をしていくことが大切です。
 
理想の受講生に選ばれるために言語化しておきたいこと
◎ あなたが思い描いているビジョン
◎ それを成しえるための教室コンセプト
 
 

▼ ビジョンに沿った教室設計

 
当然ながら、ビジョンやコンセプトを伝えるには、それが言語化できている必要があります。
 
私は、着付け教室からスタートしましたが、その当時から、将来的には「女性のキャリア支援にまつわる会社にする」というビジョンを思い描いていました。
その理由から、「着物を着られるようになりたい人」に向けての発信ではなく「着物を着られるようになることで新たな扉を開きたい人」に向けて発信してきました。
それにより、着付け教室でありながら、マナー講座やビジネス講座、マインド講座などを展開していった際にも、「先生からほかに学べるものがあるなら学びたいです!」と、飛びついてくださいました。
そして、それらの講座を受講してくれた方が、今では、着付けレッスンやビジネス講座などで「講師スタッフ」として活躍してくれています。
 
このようにして、「将来的にどういう教室にしていくのか」をあらかじめ設定しておくことで、新たなコンテンツを出すたびに、修了生がそのコンテンツをリピートしてくれるようになります。
 
反対に、「着物を楽しむだけの教室」として発信をしていて、突然「ビジネス講座をやります」と言うと、「先生、違うところに行ってしまったな」と不安にさせてしまい、結果、受講生や修了生が離れていく可能性もあります。
 
このことから、常日頃「将来的にどのようなビジネス展開を考えているのか」「どのような人を幸せにしたいのか」などを発信して「その想いに共感した人」を集めることが重要です。
 

▼ 途中で方向性が変わった時はゼロスタートのつもりで潔く

 
とはいえ、長く活動し続けていると、方向性が変わることもあるかもしれません。
初志貫徹でゴールを目指せることは理想ではありますが、「やっぱり違ったな」という場合に、新たにゴール設定をし直すこともあると思います。
その時に、既存の受講生が離れていくことがあるかもしれませんが、それはそういうものと割り切り、新たな関係性をゼロから築くつもりで立て直します。
もちろん、それでもついてきてくださる方もあると思いますが、そこに執着せずゼロスタートで新たな受講生との関係性を築くつもりでビジネス設計をし直すことをおすすめします。

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