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受講生の心を掴み応援される人になる


 
 ここでは、「受講生の心を掴む」ことを「ファン心理」に例えてお伝えします。
 
あなたの受講生は、あなたを信頼してお申し込みしてくださっています。
そこで、その受講生の「心を掴む」ことで、受講生があなたの「ファン」になり、「先生からずっと学びたい」という状態が生まれます。
 
では、どうすれば、ファンになってもらうことができるでしょうか。
そこで、「ファン心理」について考察してみました。
 
ファン心理としては、最初は憧れからスタートしますが、「ずっと憧れの遠い存在―近寄りがたい存在」だと思っているよりも、接触回数を重ね人柄に触れることでどんどん引き込まれ、さらに濃いファンになっていくのではないでしょうか。
 
実際、私の経験を思い返すと、中学生の頃、超人気アイドルの追っかけをしていましたが、数年で熱が冷めました。対して、同時期にファンになった舞台役者さんは、ファンレターのお返事が届いたり、劇場でのお見送りの際に声をかけてもらえたりしたことで、さらにファンになり、今も長く応援し続けています。
 
これを受講生との関係に置き換えると
① ステージで歌うアイドル―憧れる存在
② ファンレターの返事が届く―受講生想いである
③ 握手をしてもらえる―親近感が持てる 
 
このようにして、①~③にかけて少しずつ心の距離が縮まっていきます。
この段階まで来たら、「ずっとあなたから学びたい」という状態になります。
 

▼ 憧れる存在である

 「憧れる存在になる」ということは、「私もあんなふうになりたい」と思われる存在になるということ。
 では、憧れられる人とはどのような人でしょうか?
 憧れを抱く理由は、人それぞれですが、憧れられる人の要素として、一般的にはこれらが多く聞かれます。
 
□自信がある
□明るく前向きである 
□自分の考えや高い志を持っている 
□コミュニケーション能力が高く社交的 
□知識が豊富
□トラブル時の対応がスマート
□身のこなしが美しい
こういった要素を少しでも多く身に付けることで、より憧れられる人になります。

▼ 受講生想いである

 講師のあなたに憧れ、あなたから学びたいと思ってくれた受講生に対して、気にかけたり応援したりすることで、距離が縮まり、さらに心を掴むことができます。
 
そのためには、受講生を心から愛すること。
 
もしも、「苦手」と感じるようなことがあったとしたら、それは「相手がどう」とかいう問題ではなく、自分の中にその種があります。
その目の前の受講生は、その課題に気づかせてくれる存在であるということに気づき、まず自分自身の課題を解消することで、受講生に対する苦手意識がなくなり、感謝に変わります。
そして、受講生の良いところに目を向けることで、どんな受講生も必ずゴールに導くことができます。
 

 ▼ 親近感が持てる

 前述にもあるように、あなたがずっと遠い存在だといつか心が離れていきます。ですが、「憧れていた先生もこんな一面があった!」ということを知ることで、親近感が芽生え、受講生はますます心を掴まれることでしょう。
講師は、「先生らしくいなければ」と思いがちですが、ちょっとした失敗は却って親近感を生んでさらに良い関係性を育むことにもなりますので、そんな一面も見せてもよいです。
遠い存在だと感じていた憧れの人との心の距離が縮まることで、より親近感が生まれます。
そんな手の届く存在になることで、あなたのことをずっとリピートしてくれます。

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