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がんばれッ!!サカイ引っ越し。20230208wed227

1430文字・45min

サカイ引越の件。

まずは昨年の夏。
萬田(仮名)という女性スタッフが家まで見積もりにきて38万。
ぼくは腰をぬかし、さっそく値切る。
業界一位を死守するために勉強するという。

8万になる。
ぼくはおだて聞きこむ。
「最大でどんだけカモったの?」
「135万の件があります」
「…やばい業界だな」
「先月では博多から東京までで85万です」
「それって純粋な引っ越しの運送費じゃないよね」
パンフレットを渡される。
新居の白物家電一式やカーテンやテーブルなどの家具まである。
オリジナルブランドだろうか。

虫が湧き始めた。もう春だ。

作家の前師匠の実家(裏浅草)の下宿がご破産になって、
冬にまたサカイに電話。

こん度は男の声だ。名は細田(仮名)
「あ、前回担当した萬田は体調不良で休職してます」
(むむむ、怪しいな…)
「で、荷物はもっと減らせるけど、引っ越しは来年の一月です」
「どちらへ?」
「新潟か富山です」
「新潟だと6万3千円です」
「えッ!! そんな安くなるんですか?」
僕はおどろく。
「赤字にならないんですか?」
「相乗りで運びます。それと到着予定を気になさらなければ…」
細田は答える。
「じゃあそれで」
電話をきって二ヶ月が経った。

今日、電話をかける。
《田舎の郡馬に一旦もどって東京にでる態勢を整えることに。実家は都心まで電車で90分で、実家の部屋と都心のアパートで執筆のメリットデメリットの違いがわからなかったのと、不動産屋(よりも大家の偏見)が煩わしかった。群馬なので東京に住む件は時間をかけても良いと判断》


「群馬に確定です。本当に6万3千円なの?」
二月八日にでた細田はいう
「三月ですよね。もうトラックが詰まってます」
「…? どういうこと?」
「10万でもキツいんで…」
12万なら運ぶという意味らしい。

話と通じない相手とは話をしない。
それから大分のバス会社の橋本(仮名)さんに電話。
夜行バスで先ず京都までを訪ねる。
最優先は「ネコを乗せられるか?」だ。
「ネコは荷物扱いになります」
橋本さんはいう
「ありがとうございました」
電話をきる。

次はJR九州へ電話。
可愛い声の小山薫さん。
「ネコは小荷物扱いで改札で290円を払えば持ちこみ可です」
「新幹線も?」
「はい」
「ロールプレイングできます?」

3月のXデー(引っ越し日)に
■9時30分
ゲージに入れた猫とこの部屋をでる
階下でタクシーに乗る(予約しておく)
■10時にタクシーで不動産屋に到着
鍵をかえす 

■JRの杵築駅に10:15分

■JR杵築駅10:34分発ソニック20号

■小倉駅着11:37分
(構内乗り換え)
■小倉駅(新幹線)11:55発のぞみ26号

■東京駅16:36分着

■東京駅(新幹線)あさま621号

高崎経由

最寄り駅に17:48分着

①移動費

29,530円也

②部屋のものを廃棄処分


(ダンボール三箱〜五箱以外)
(処分代☞2万)

③ロードバイクは輪行袋で携帯

Amazonで輪行袋(4700円で購入)




④杵築駅までのタクシー代

☞3000円

⑤移動日の飲食代

☞2000円

⑥ダンボール箱の送料

☞10000円〜15000円

⑦合計予算74,230円



廃車前提の車で行くと…123,000円

❶もし50000円で中古車を買う。
断捨離をして最低限の荷物を詰めて猫と共に出発。
❷ガソリン代が30000円
(大阪に一泊想定で)
❸猫のホテル(3000円)
❹ビジネスホテル(5000円)
❺飲食費二日分で(5000円)
❻廃車費用(30000円)

❼合計123,000円


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