こんにちは、FIRE１１年目の専業投資家です。

私は１１年前にFXで利益を上げてから、不動産と株式投資に切り替えてポジションを持ってきました。

具体的に言うと私は８年前から、消費者金融の株を全力で集めていました。

ちなみに今回私が自分の保有ポジションを具体的に公開するのは、これが初めてです。

その理由はもう既に利益確定して、ポジションを保有していないという事もあります。

銘柄は消費者金融の独立系の（アイフル）を集めていました。

これには私なりの値上がりするという、読みがありました。

それは2010年6月18日の改正貸金業法の完全施行により
出資法の上限金利も利息制限法と同様に20%へ引き下げられて、これまで法の抜け穴的に、運用されていた29％までのグレーゾーン金利が撤廃されました。

これによって武富士が過払い金の支払いで倒産して、各消費者金融業者は一気に逆風になり株価は軒並み右肩下がりとなりました。

私はこれに関しては倒産を免れた（アイフル）が、ノンバンクの独立系である事から、大きく復活すると読んだわけです。

今回の投資は最終的には700万円程の利益を出しましたが、私個人的な総評をすると40点位だと言えます。

それは約８年間もの間、ほぼ全力で集めてきた割には利益は少なく
８年で割れば年間１００万円にも満たないです。

実際には後半の直近の４年は、既に他の銘柄に切り替えており
正確には８年前の４年間全力で集めてきたという事です。

それを６０％値上がりした株価で売却出来ました。

まだ4年前に取得した別の銘柄を持っています。
それは恐らくあと1~2年程は持っていようと思っています。

これが仮に年内に想定株価にまでに値上がりすれば、4年間の投資で1千万円位の利益にはなる計算なので、うまくいけばこの投資に関しては良い成績と言えると思います。

私は投資家としては、一流とは言えません。
それでも私が投資家であり続けられる理由は、投資で効率的に利益を出せないとしても、投資で損失を出すという事は稀だからです。

具体的には2018年に８０万円の損失を出したのが最後です。

もうかれこれ６年前になります。

実は私は投資を始めた2007年から今までの間で、損失を出したのは
3年間のみです。

残りの3年は取引をしていなくて、後の10年は利益を出しています。

そんな専業投資家の私から言える事は、大きな利益を得るよりも
損をしないという事の方が、実は投資の上では遥かに重要だという事です。

例えばいくら1年で1千万円を儲けたとしても、翌年に1200万円損をしている様では何の意味も無いからです。

賢い投資家は5年先、10年先を見据えています。

特に投資金額が大きくなると損失を出すという事は、投資家の基盤を危うくする事になり、より慎重に利益を出し続ける能力が必要になります。

また今年は日本の株式市場にとっては、とても大きな転機になりそうです。

1990年から34年振りに日経平均が３万７千円を超えて、一時は4万円も超えました。

NYダウが流石に伸び過ぎていて、そろそろ弾ける事もあるかも知れませんが、重要な事はどんな状況でも対応出来るようにしておく事です。